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トップハート物語(5515)立志伝敢闘編
19/12/24
2014年(平成26年)3月下旬。
 本当に何もない休日だった。雨がシトシト降っていた。今でも忘れない雨の日がある。中学3年生だったか。なったばかりだったか、雨が降っていたその日の朝、ラジヲを聞いていた時に始めて流れたデビュー間もない頃のザ・タイガースの新曲「僕のマリー」だったかな。
 
ぼくがマリーと 逢ったのは
さみしい さみしい 雨の朝

フランス人形 抱いていた
ひとりぼっちの かわいい娘

愛してると ひとこといえなくて
つらい想いに 泣いたのさ

マリーがぼくに 恋をする
甘く悲しい 夢をみた

愛してると ひとこといえなくて
つらい想いに 泣いたのさ

マリーがぼくに 恋をする
甘く悲しい 夢をみた
夢をみた 夢をみた

こんな短い詩に曲がついて大ヒットした。
まだ、名もしれない頃に新人としてデビューを飾った頃の曲だ。
その曲が、雨の日に時々思い出している。
45年くらい前のことだ。
そんな雨が降りしきる中、出勤はいつもの通りだ。やることはひとつだけだ。月曜日に持っていく、「働きながら資格を取る」制度を利用したので、その実績を持っていくのだ。もう何度も行き来して、メールで詰めたが最後の最後に問題が発生した。
 精算の段階になって、修正が発生した。何しろ、今回の対象者4人は単なる一時的に金銭を求めるだけで、この業界で働く気がない。4ヶ月、介護の資格を持っていないので事務的な軽度の仕事を補助的に行っていると、月額164000円が支給されるのだ。
 その間、無料で介護ヘルパーの資格が取得できる。その講習中も、出勤扱いで週休二日制なのだ。
 どんなに劣悪な勤務態度でも、労働者は保護される。最初の男性も、真面目だったのだが、介護の業務を合わないと拒否して困った。あとの3人は仲間で、最初から働く気がなく、金を得る目的しかなかった。最初の二人は、当社でも不要の人材だったので、よかった。
 あとのひとりは、真面目でどうしても継続雇用を支援・介護部門の責任者が求めるので、そのような手続きをしようと面談もした。
 3月末で制度が切れて、新たな契約をすることになっていたのだが、3月1日が土曜日、2日が日曜日だったので、3日月曜日に新たな雇用契約を結ぶつもりだった。しかし、情報がなかったので私も忙しさにかまけて気にしていなかった。
 そんな分からない状態では、後々問題になるので取り敢えず3月5日には約束通りに2月分の給与を振り込んだ。
 改めて契約するので、責任者に
「本人に来るように指示してくれませんか。」
 「実は、連絡がつかなくて3月に入ってから一度も来ていないのです。」
 「それは、どういうことだ。」
 「心配かけると思って、報告していないのですが。3月のシフトを作っていて、そのように話をしたのですが、突然、連絡もなく来ないのです。連絡しても出ないので話のしようがなく、そのまま放置していては利用者に迷惑が掛かるのでシフトから外しました。もうダメだと思います。」
 「そう言われても、必要なものを返してもらわないと。社会保険証とか制服とか、バイクの鍵とか」
 「連絡します。」
 そう言って、数日後、
 「本人が言うのは、認知症の祖母がいてその遠い祖母につきっきりでいないと徘徊するので、母親と一緒についていて、と言っていました。契約をしない旨話をして、月曜日にいくら遅くても全て持ってくると言っています。迷惑を掛けてスミマセンでしたと謝罪しています。」
 本当か嘘かわからない。
 それとは、関係なく、2月の社会保険料は3月分の給与から天引きなのだが、3月の給与がないので、返還してもらわないといけない。そして、その2月分の社会保険料は制度の中での負担なのだ。その精算をする時に、返還の証明が必要だという。
 その彼女は電話に出ない。誰がかけても出ない。彼女を引っ張ってきた友人にお願いしたが、出ないとの連絡だった。
 ついに親に請求すると私がメールで連絡すると、返事が来た。やっと、返還すると連絡が有り、振り込みをしたようだが、日曜日で確認できない。

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