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トップハート物語(5504)立志伝敢闘編
19/12/16
2014年(平成26年)3月中旬。
朝早くから、介護・支援事業所管理者が来た。面接で、遠方に行く予定がありそれほど余裕がなかった。この日は、一日中外出予定であり、朝一通りの仕事を終わらせないと、一日中安心して仕事が出来ない。
 しかし、管理者も話をしたいこと、報告したいことが沢山あるようだった。納得し、満足するまでに予定の時間を20分以上超えてしまった。
 まず、障害者の利用者家族との問題。私が、平成15年に病院をたらい回しされている窮状を見かねて、市役所と掛け合って市営住宅をバリアフリーにしてもらい、在宅での支援の道筋を付けた。
 小脳変性症で、利用者は精神的な変化があるにしても通常のケアで十分サポート出来た。ところが、その親族が問題だった。クレームが雨あられのようにあり、対処に多くの時間と精神を使っていた。すべてのケアをしていた当社は一旦手を離す。しかし、頼まれて、また引き受けたのを知らなかった。
 現場に任せていたので、ある程度は仕方がないと思ってみていた。ところが、家族の対応に大きな負担があり、数々の事業所が撤退したり1日で居なくなったり。ついには、細切れとなって8社が分担して仕方がなく、泣くはめになった。
 その過程で、クレームがありすぎるので市の担当者が支給時間以上の請求を認めてしまっていたらしい。それを、いいことに多くの事業所が二人対応とか水増し請求とかやりたい放題だったようだ。支給時間が600時間程度あったのだが、完全にオーバーした実績でも国保連に言ってスルーして認めるように、市の担当者が依頼していたようだ。
 人事異動が有り、それが発覚して各事業所が事情聴取を受けたようだ。
「私たちは全く不正をしていないし、支給された分だけしか請求していませんので大丈夫です。」
 そう、説明していた。
 続いて、人員の配置の問題。サービス提供責任者の妊娠が発覚して、その対応を話し合った。ちょうど、育児休業を取っている社員が4月半ばに戻ってくるので対処はできる。
 その他、諸々。
やっと、終わって慌てて準備して、仕事も中途半端で出てしまった。ギリギリの時間に大阪市にある事務所に到着した。団地内にある、新しい事務所だ。
 面接者と同行する業者はまだ来なかった。暫く、新規事業所の管理者と話をした。約束時間に少し遅れて、やっと二人が来た。最初の面接の時間に遅れてくるとは、さすがだ。
一見した印象は、事前に聞いていた
「文字が書けない。」
先入観通り、知的的な障害を持っている感じだった。
全体的に、勤労意欲は言葉では吐くが、
「仕事に就いていると、頭が痛くなって息ができなくなり汗が沢山出て他の人たちが心配して、扇風機を持って来たり、、、、」
または、
「少し動くと、疲れてしまって、、、」
色々聞くが、中学卒業して10年位仕事にも出ずに部屋に篭って居たので、動くことが体や精神に負担が襲って来るようだ。
 覇気がなく、疲れてしまうようだ。
 本来、紹介する中間的就労支援の人材は
 「心身的に問題のない方で、たまたま就職の機会に恵まれなかった方を紹介しますので。」
と、役所の責任者は言っていた。
 それが、中間に入っている業者が守らない。
約1時間の面接だったが、同情や情が入れば採用したいができる仕事が思いつかない。字が書けない、事務的な仕事の経験がない。一体、このような在宅専門の会社でどうするのか。考えても、チラシのポストイン程度しか浮かばない。
 「仕事をすることも大事だが、自分の体や精神がどうなっているのか診療を受けた方がいい。そして、仕事ができる体力を付けてから応募すべきだと思う。」
と、新規事業所の責任者が言う。
その言葉を聞いて、途中で泣き出したりしているが、そんな心情では続かない。
 「社内で検討して、返事します。」
 と、言う結論に達した。
直ぐに、成年被後見人の取引銀行に向かって立て替え分を引き出し処理し慌てて昼食。リレーマラソンに出場NPO法人常勤理事に縁起を担いでカツを食べて貰った。
 続いて施設に向かって、私が担当している被保佐人に面会し施設利用料を支払った。暫く、面会し会話を楽しんで出る。隣の県に入って、市役所の駐車場に入る。先日、講師をお願いした先生に会いに行った。
先生は、地域貢献事業に多いに関わっていて、その一端を担いたいと思って向かったのだ。それが、私の意に反して、逆の言葉を頂いた。
地域で根付いて長期間活動して信頼も厚い講師に
「同等の立場で、今後推進して行きましょう。」
と、声掛けさせて頂き賛同を得て具体的に来週、メンバーが集まって出来るものから動いて行くこととなった。
これまで、京都や愛知に出掛けて行って何度も打ち合わせをしたが、何の具体的な形に成らなかった。ただ単に、自分たちの名声や地位を築くためのステップに利用されたような感がした。
もう、表面ヅラの付き合いは奴らとするが、醒めた思いで表面的だけ合わせて行こうと思う。
今日の帰りは、本当に気分が良かった。
緑地公園に立ち寄ってNPO法人常勤理事のリレーマラソンに出場するための試走に付き合って戻って来た。

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