お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(5497)立志伝敢闘編
19/12/12
2014年(平成26年)3月中旬。
 早朝目が覚めた。時計を見ると、携帯電話の時間だが2時33分を示していた。午前、つまり深夜だ。思い当たるのが、昨日知った衝撃の2月実績だ。その思いは、置いておき昨日の様子を書き記す。
 朝は、いつもの時間に出勤した。就職支援の講座を担当した。今日は、介護に関わる各資格の羅列をして、説明をした。
 その説明が終わってから課題を与えた。資格によらない業務、こんな資格があったらという創造の世界だ。説明に1時間。最初の2時間は、いつもの通り何でも話をしろと、つまりコミュニケーションだ。それを、磨いてからこんどは自分の考える将来だ。その将来と資格や新たな仕事に繋げる考えをしてもらう。
 それにしても、どんな教室でも必ず騒いてクラスを壊す奴がいる。女性に特に多くて、どうしてこれほどまで生徒の能力もだが、基本的な姿勢が破壊されたのだろう。クラスが成り立たない。それでも、我慢して維持しようとする。
 中にはしっかりした奴もいて、二つのグループに分けたのだが一つがどうしようもない奴が入り、もう一つは真面目なグループになっている。
 発表する段階になると、騒いでクラスを混乱させていた奴が静かになる。
 「お前のように、こんな時だけ大騒ぎして職場や見知らぬ人がいるところだと、借りてきた猫のように静かになるんだろう。」
 そう言っても、そうだとおとなしい。
 そんな奴のそばに、お年寄りがいる。60代の男性がいて楽しそうに20代のそのうるさい女の子と一緒に楽しそうに相手している。
 そんなクラスの中に、外国人がふたりいる。中国人と日系ブラジル人だ。その中国人は中国では医師だったと履歴書に書いてある。どうして、この国に来たのだ。日系ブラジル人は、当社に採用して欲しいという。登録だ。中国人は真面目で早くも就職口が決まっているという。
 その日系ブラジル人は、みんなの中に入れない。言葉が通じないのだろうか。そのうち、こいつはとんでもないことに、ラジヲを出し掛ける。ついに、私が切れる。
 「止めなさい。」
 大きな声で怒鳴る。
 顔も見ずに電源を消す。
 こんなバラバラなクラスにいるのが嫌になる。それでも、教室を離れると抜き打ち監査の時に問題になる可能性があるので、仕方がなく教室にいる。レベルや授業態度が悪いので、真剣な話をしようと思わない。
 これまでだったら、NPOを実際に作ってみるとか外部に出て地域包括支援センターや施設などの調査やまとめ。また自分で施設を仮想で作る授業もした。また、実際に理美容の専門家を呼んで実際の授業を受けた。調理実習もした。訪問歯科の先生に来て貰って授業をした。消防署から署員に来て貰って救急救命士の資格を取得できるように授業をしたこともあった。
 そんな真剣で真面目な授業は露と消えた。
 休憩時間に、事務所にいると他の教室から中国人の生徒が
 「頭が痛い。自宅に薬があるので帰りたい。」
 「どうして、自宅にあるの。」
 「中国から取り寄せている。」
 「何時間で戻ってこられるの。」
 「・・・・・」
 聞こえないふりをして、何度も同じことを言って帰ろうとする。早退をしたいのだろう。当社にいた、中国人も嘘つき放題で金だけの目的で嘘八百。相手するのも大変だった。もう使いたくない。
 やっと、その中国人を使用していた新規事業所の責任者が、妊娠した社員の退職願などが得られたと朝早く持って来た。
 入社して半年で妊娠。未婚だが、本人はバツイチだ。就労支援で入社させたのだが、その就労支援授業中に同じバツイチの男性と知り合って、妊娠したようだ。
 太っているので、妊娠したとは気づかなかったのだがつわりがひどくてやっと分かった。それからが大変だ。業務を軽度な作業に変えてくれとの要請があったが、断った。入社半年で何があるのか。
 介護の戦力になっていたので、仲間にも可愛がられていた。キャラクターも明るくてよかったが、多分親兄弟、付き合っている男性など周辺が問題なのだろう。直ぐに、何か言葉尻を掴まえて要求するようになった。
 時には、
 「不快な言葉を投げ掛けられたので、労働基準監督署か弁護士に相談しようと思っています。」
 などと、言って来たようだ。
 別に怖くはないが、面倒なのだ。
 悪いのは自分なのだから、潔く辞めてほしいと念じていたのだが、今度は有給休暇を使ってからやめるというのだ。そのうえ、月が翌月に伸びれば社会保険の個人負担が増えると言えば、辞めろと言うのかというわけだ。
 何かと、金銭的な余裕がないので何かを取ろうとする。冗談じゃない。やっと、そのたがが外れるのだが、
 「彼女が、扶養に入るので雇用保険の証明が欲しいと言って居るのですが。保険証と引換だと。」
 「退職願いが今日出てきて、手続きがこれからなのに何を言っている。」
 かくして、すっきりした。

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報