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トップハート物語(5482)立志伝敢闘編
19/12/05
2014年(平成26年)2月下旬。
 まだ、ソチオリンピックが終わっても女子フュギュアスケートの浅田真央狂騒曲が続いている。惨敗だ。惨敗なのに、何故か。日本人特有の人情話を作りたいマスコミに踊らされている。マスコミ受けするテーマなのか。勝負するアスリートとしては残念だったのだが、その生い立ちとか家庭環境を利用しての作話だ。
 その狂騒曲の一端を担っているのが、森元総理の発言だ。
 「あの子は、大事な時に必ず転ぶ」発言だ。そこだけ切り取るのはマスコミお得意だ。そして、浅田真央が可哀想だという構図をどこのニュースソースも活用している。しかし、ご多分に漏れずその前後があるのだ。大事な時に転ぶのは自分も知っているだろうし、私も競技前からそう言っていた。
 それなのに、団体戦で彼女を出したとの監督コーチに対する非難だったのだ。勝つことを考えれば、浅田真央を外すべきだったと私もそう思う。どうせ、浅田で勝負するなら若い伸び盛りのアスリートを出すべきではないかという意見に賛成だ。
 団体戦とはそのようなものだ。結果は転んで5位だった。個人戦は転んで16位だった浅田真央。転ばなかったフリースタイルでは3位だった。トータル6位だった。その結果しか残さないアスリートをいつまで持ち上げているのか。
 先のロンドンオリンピックに参加するだけの、潮田玲子や浅尾真実、田中理恵などの見栄えのいい女性がメダリストより取り上げられてちやほやされたのと同じだ。
 さて、朝から出来るだけ事務仕事をしようと頑張る。銀行に行って、勤務時間を誤魔かしていると報告があった、新人男性社員の振り込みをした。結果、30時間ほど居ないのにいるように記録したようだ。いい人材だと思っていたのに残念だ。
 まだ、半年しか働いていない独身女性正社員が妊娠したと報告があったが、出血がひどく妊娠3ヶ月で出勤していない。その者にも給与を支払うが実績報告がない。世の中おかしい。自分勝手なワガママ社員が多い。
 10時に由紀ちゃんが来た。介護部署の責任者だ。責任感が強く、しっかりしている。しっかりした企業に勤務していたので、考えも常識的だ。あれこれと事務処理が終わって、
 「ひとつ、ご相談があるのです。実は、私どもの部署に所属している社員から、新規事業所の責任者が直接電話をして来て、夜間などの勤務の打診があるんです。大変なのは分っているのですが、やはり組織は責任者や管理者が上に居るのでその者を通して言ってくるのが当たり前だと思うのですが。」
 「当然のことだ。」
 新規事業所では、その妊娠している者が泊まりのケアをしている。
それが、ダメになったので、やってくれる人材を探していた。私が、
 「責任者に相談して、Iなどにお願いしたらやってくれるんじゃない。」
 そう示唆した。
何を思ったのが、どうやら管理者を越えて知っているからと勝手に電話したようだ。
 なんと横暴な。やはり、きっちりした企業に勤務したことがないとやることも酷すぎる。どうして、そんな常識的なことが分からないのだ。
 「何とか丸くうまくなればいいなと思って、考えたのですがシートを作って要望書を佐藤さん宛にあげて、調整をお願いすることはできないでしょうか。」
 「分かりました。そのようなカタチにします。」
 「是非、感情的にならずに丸く収まるようにお願いします。」
 勿論だ、私もちゃんと理解させずに示唆した責任もある。
 一旦部屋に戻ろうとした時に、支援・介護責任者が
「お話があります。」
と言って来たので待っていた。
 「リレーマラソン大会への出場が決まりました。そこで、ユニフォームですが・・」
と、言って必要なものを並べて、
 「概ね、ひとり5千円超えるくらい掛かります。それの15人分です。支出の方は大丈夫でしょうか。」
 そう言って、あれこれと言うのを遮って、
「大丈夫ですので、遅くならないように進めてください。」
 そう言ったあとに、長い話をした。
 機会あるごとに、これからの日本の社会変化、社会保障の変化、介護制度環境の大幅な変化。
 「それに対する人材は、もう育たない。ひとりが多くのトラブルを抱えてくる。人材が枯渇しているのに、その人材を使わないと遣っていけない事業が多く、問題も沢山生じて来ている。それに与する考えは捨てないと。人材を多用する事業は成り立たない。だから、将来に向けてひとりでも生きていける様に、人材育成を図っている。」
 これからの人生を考えて、仕事や学習に立ち向かうようにとの話をして、
「自分が管理者になって、皆さんの雇用条件が分からないので。例えば、週休二日とか何日休みとか。」
 「何を言っているの。週休二日はみんなおんなじだ。誰も変わりがない。ただ、業務の都合があるだろうから、最低でも週休1日の休日はあるようにとの規則がある。」
 「勤務時間が176時間とか160時間とか異なっているのは。」
 「以前から、5年程度前から勤務している人の基準は160時間にしてある。本来はシフト制なので31日の月は176時間、30日は171時間とか労働基準法でシフト制の場合は決まっている。
しかし、以前から勤務している人は最初の給与が低かったり登録からとか、パートだとかそういう状態から上位資格を取得してサービス提供責任者となって、社員になったという人がほとんどだ。そのひとと、最近入社した人は最初から基本給が高く、しっかりと実績を残している人との格差が不公平なので、それを是正しようと160時間以上はすべて超過勤務として計算している。基礎数字が160時間なので時間簡単かも高額だ。」
そういう説明をした。
これまで、人事の話はほとんどしなかった。
 これから、時間をとって外部で介護管理責任者の労働基準などを学ぶ機会を作って参加してもらう。3月に5人の管理者が労働時間、賃金、などとともに安全管理やコンプライアンス、健康管理などを学ぶ。
 慌てて戻って、食事を掻き込んで、出発した。郵便局と銀行に行き、顧問弁護士事務所に行った。
 成年後見の事務処理相談が20分ほど。その後は、今後の展開について意見を交換した。
そして、木曜日夜に、3月からチームを組んでエンディングノートに繋げるフォーラムを市営住宅集会所で行うことになっていて、その講師との懇談会を行うので
 「先生も参加して頂けませんか。」
 「明後日でしょう。あさっての夜は研修会が入っていてダメ。」
 そうですか、折角皆さん各方面で活躍されている方との顔合わせなのですがと、少しの希望を持って話をした。
 「私もこれからは、外に出て小さな集会でも勉強会でも参加して行こうと税理士や司法書士の仲間と話し合っているのです。そうですか、それでは参加をしましょうかね。」
 そう言われて、参加が決定した。
 弁護士の範疇の相続や遺言の理解を深めて行こうと考えているようだが、
 「先生、遺言とか相続とか弁護士さんの業務をストレートに話をしても、聞く耳を持つ人はごく一部です。私も、成年後見制度などと大上段に構える気はないのです。一般市民が理解してもらえるのは、どうしたらいいのかを考えた結果、成年後見制度直接ではなく社会保障制度の現実的な現象や国が進めている地域包括ケアなどを噛み砕いて、自分の生活に直結した事例で話をしようと思っているのです。成年後見制度は全てではない、ごく一部です。そういう話し方しようと思っているのです。これまで、弁護士さんとか司法書士さんとかが話をしたけれど、全く理解していないとのことで、地域包括センターから私に話があったのだと思います。」
1時間ほど話をして戻った。


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