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トップハート物語(5478)立志伝敢闘編
19/12/03
2014年(平成26年)2月下旬。
 まだ、寒い。こんなに寒く感じるのは、私の体調が良くないのか仙台の寒さに対する体感が抜けてしまっているのか。この程度なら、身が引き締まると喜んでいた以前とはだいぶ異なる印象が体にあるのだ。
 やりたくないと口に出している。今日の就労支援の講師だ。受講生の態度が悪く、やりたくないのだ。特に私は、講師料を頂いている訳ではない。自分の会社の事業であっても報酬を貰うつもりだったのだが、税理士にダメだとダメ出しを食らった。そんな訳だから、気が乗らないと遣りたくないと言葉に出る。
 朝キラキラ目の珠緒ちゃんが来て色々と話しをしたあと、
 「佐藤さん、コロッケはいつ頂けるのですか。」
いつもの、突然の言い方で返事に困った。
確かに、先日大量にジャガイモを購入した時に、みんなで分けた。彼女に、
 「沢山分けて、あとから美味しいコロッケを作って貰うから。」
 そう言って、いつ作ってくれますかと、間髪を入れず言う。
 仕方がなく、来週と言ったのは月初のことだ。その言葉を守るためにジャガイモを自宅に三分の一持ち帰った。それを、少しの期間放置していたのだ。
 その放置したジャガイモが温かさの影響か、黒ずんで悪くなった。それを、元に一応試しで作ったのだ。それが、悪い味だった。だから、みんなに上げるのを止めた。いつも、人にあげる時には、味を確認してからにしている。その結果が、悪かったので次の機会を狙っていたのだ。それの機会が、まだなのだ。
 9時10分ころに事務所を出て研修センターに向かった。事前に生徒の情報を申込書で確認した。その書類を見ながら、事務員兼専任講師に聞いた。
 「得ておく情報はありますか。」
 「女性は若い子が多いです。男性は還暦を過ぎた方ばかりです。女の子はみんな女子高校生のような意識でいます。遊びでいるようなもので、実際に働くことが出来るのか心配です。本人たちは働く積りで居るのですが。」
 そのような事前情報だった。
 ところが、聞いているより、想像したよりひどい。教室は成り立ってはいるが、私語が多い。話を聞いていない。机の上には、鏡や化粧道具。キャラクターグッズやカラフルな得体の知れないもの。ジャージだが、半分下げている女性や、胸の辺りを見せていて目のやり場に困る者もいる。
 こんな奴らが、職場にいたら成り立たない。こんな奴らを使用するなら仕事はしない方がいい。トラブル続きで、事業が成り立たないだろう。
 それでも、一応は先生なので立てるところは奴らなりに立てているようだ。こんな奴らの一時的なもののために、多くの税金を使って何をしようとしているのか国の考えがわからない。
 真面目に一生懸命に働いている人たちのレベルを引き上げたほうがいいと、思ってしまう。3時間の授業があった。その間、突然、3人の男性と専任講師が教室に入って来た。ちょうど、求人広告を見ながらそれぞれの待遇や勤務条件などの説明をしている時だった。
 多分、役所が確認に来たのだろう。そう思った。何しろ、先日、抜き打ち監査で事務員二人がそれぞれの教室に入って何らかの説明をしていた。事務員が不在だったと指摘を受けた。
 カリキュラム上の講師と異なる講師が担当していたとの指摘もあった。また、内容を変更しているとの指摘もあった。それらを総合して、監査に来たのだ。何度も専任講師が私の講義をストップさせて監査人に紹介しようとしていたが、無視した。余りにしつこく言うので、一旦止めた。自分で名乗って、
「佐藤ですが、何かありますか。」
 「いや、申し訳ありませんすぐに出ますので。」
 休憩になったので、研修センター事務所に戻ると、まだほかの教室の監査を行っていた。
 先日指摘を受けた内容は、クリアしているので問題はないだろう。
 まだ二十になったばかりの生徒が
 「私、先生の声が大好きになりそう。」
 などと言って、困らせた。
 中国からの生徒もいた。日本に来てどのくらいになるのか分からないが、言葉のイントネーションが可笑しいと思ってしまうので、日本で働くのはどうなるか。
 「介護福祉士になりたい。どうしたらいいか。」
説明して理解まで行くのにはもう少し時間が掛かる。
 昼過ぎに終わって、銀行に立ち寄って部屋に戻る。
 夜7時から、研修センターにて新たに設立する予定のNPO法人の会合があった。私たちのNPO法人が成年後見人事業を行っているが、支援も業務として行っているので利益相反だという指摘を受ける恐れがあるので、ほかに設立しようと思っていた矢先に知り合った人が立ち上げを模索しているので、乗ることにしたのだ。
 ところが、信頼していたその男が実は少しおかしいのだ。第一回目の集まりの多くの時間を割いた内容は、その世話人のボランティアでおにぎりが1個しか貰えなかった。
 「せめて二個くれても良かったのじゃないか。」
 と、いうものだ。
 そして、前回は自分がヘルパーとして登録している事業所の利用者で精神障害者のサポートを行っている。その利用者の受けている時間が減らされたので、自分に相談もなく減らしたと、長々と話をする。最初のおにぎり事件の時もその話に30分。今度はヘルパーの自分に相談もなく勝手に役所は減らしたと30分。
 性格が可笑しいとその時気付いた。まともな話は全くないのだ。
 しびれを切らした私が間に割って入って、言い合いになりながらも収集した。今日もどうなることやらと思っていた。参加者が段々と減っているのだ。今夜は当社の社員以外は二人だけ。その点を、あるボランティア団体の事務局長が突く。
 訳の分からない言い訳をする代表者。矛先も、当方に向かってきて
 「佐藤さんの会社の方がほとんど参加で、ほかの方の顔が見えない。そんなことでいいのでしょうか。このままの姿ですすめるのには疑問がある。」
 ごく、普通の話だ。
 それでも、その仮の代表はああでもないこうでもないと言い訳にならない言い訳をする。ほかのメンバーが
 「器を作って、作りながら内容を決めていくのもいいと思います。いろんな人の意見を聞いていたら前に進まない。」
 そんな感じの話をしていた。
 納得したかな、思ったがまたぶり返す。私の思いは、もうこの組織に興味がなくなったので、無くなった方がイイのかも知れない感じが強くなった。
 代表が全く普通ではない。一応、落選したとはいえ市会議員に立候補2回を記録している。
 それでも、何でも安易で考えも何もない。NPO法人を自分で作ると言っていながら、内容がない。
「どうやって作ったらいいんですか。」
 そう言われたが、答えるとやらないといけない。
 「どこに事務所を置くのか決めてから、その市のホームページにNPO法人申請の手引きがあるので、それを元に作成して下さい。」
 突き放す。
 次の会合で設立総会を目指すという。無茶苦茶なので無視した。勝手にやればいい。
 「ホームページから抜き出すくらいはすぐにできる。それを、みんなに配ります。」 
 「ただ単に、様式を配っても仕方がない。誰でもそんなことはできる。問題は、その様式に従って原案を作ってみんなで論議するたたき台を作って貰わないと。」 
 「そんなのは簡単に出来ますので、すぐに作ってみんなに郵送します。」
 話をしてもしょうがない。
 安易に考え過ぎるので相手にしたくない。もう、何も言わずに黙って成り行きを見守っていた。
 予定の内容を少しやっただけで、やる気が無くなったのか時間前に大事な部分をやらずに解散した。
 当社の社員を連れていつもは食事に行くのだが、NPO法人常勤理事が明日健康診断で食物を入れられないので、喫茶室で軽食と飲み物にした。
 隣のイオンモールで10時まで話していた。


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