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トップハート物語(5474)立志伝敢闘編
19/12/01
2014年(平成26年)2月中旬。
 朝、久しぶりにフルマラソンを完走した社員が来た。彼女の影響で、リレーマラソンに会社の名前で出場することになった。3月21日だという。最低2キロでフルマラソンに出場になって盛り上がっていた。
 みんなの話を聞くと、どうも安易に考えているような気がしていたのでたしなめた。
 「練習をしなさい。まず、二キロがどんな距離なのか試走しなさい。」
 そう言ったが、半分の者も試走していない。
 走ってみた者がそのしんどさを伝えてやっと、深刻になってきた。
 陸上の経験者が二人だけ。あとは、バスケットやサッカーの経験があるが、既に10年以上前だ。それよりなにより、出場することになった15人の中でスポーツの経験者がほとんどいない。
 そのくせ、ユニフォームだ、シューズだ、と、会社の経費で準備を目論んでいる。本格的な走行だったら準備するが、いい加減な形で走る気なのでその気が半減した。
 その彼女が、
 「今度ハーフマラソンに出場することになったんです。」
もう、何度も聞いていたが、また言うのでどうしたのかなと思いながら
 「頑張って\(*⌒0⌒)♪」
 と、言うとやっと本心を言った
 「また、応援に来てくれますか。」
 あのフルマラソンの時は、私が横断幕を作って応援に行った。
 またか、と思ったのだが口から自然に
 「終わったあと、飲みに行くんだったら付き合うけれど。」
少し悲しい顔になっていたので、きっとギリギリまで黙って行くと思う。
 ヘルパーさんの給与明細を作って隣のイオンモールに入金に行った。郵便局にも立寄る。ATMが長い行列を作るので、何度も途中でストップして店内を回ったりして戻って入金作業と繰り返す。
 介護責任者の由紀ちゃんから電話があり
 「アンケートが来たので記入しました。その内容をチェックして欲しいです。」
 ほかのスタッフだったら、適当に書いておけと言うのだが、彼女は根が真面目でこちらも真面目に対応しないと、真剣に仕事をしているので蔑ろかにできない。
 すぐに戻って、チェックした。
 そのほか、被後見人候補の自宅で委任状を書いて貰うので土曜日に行くことにした。
 「昨日の結婚式に、佐藤さんが書いてくれた文面を司会者が読んでいて新婦が泣いていましたよ。」
 「どうして、そんな文面じゃないのに。それだったら、それなりの文章を書くのに。」
 「いやいや、あれで充分みんな感激してじっと涙を堪えていました。」
そんな書き出しではないのだが、へぇーと思った。
 一旦部屋に戻って、昼食だ。当分は昨日作ったコロッケとの格闘が始まる。
 一休みして、再び出発。途中でストップした入金を今度はほかの場所で入金。5時からガイダンスがあるのでそれを聞くために時間を調整しながら出発している。
 被後見人の入金もあったので、相手先の指定信用金庫に行った。
 ギリギリ3時前だった。ATMが3台あり、2台埋まっていた。一人、おばあさんが並んでいた。
 1台空いているのだ。
 「空いていますが、いいですか。」
 「どうぞ、しかし、両替機ですけれど。」
 してやられた。
 しかし、2台のATMを操作しているお年寄りふたりは、全く進んでいない。ひとりは、じっと見ている。パネルを何度か操作したのだろうか。手にレシートのような物を持っている。
 「操作してください」との音声が流れる。もう一台の方は、「最初からやり直してください」との音声が流れる。
 全く、前に進まない。そのうち、男性は諦めてその場を離れた。女性はまだ、何度も操作しているがうまくいかない。
 前に並んでいた女性は直ぐに終わった。私はこれで、時間をオーバーせずに無事入金できると思って、操作を始めた。
 何と、265円の硬貨を入れようと、財布から200円を出して入れると直ぐに閉まった。なんじゃこれは、そう思ったが不足ですと表示がされて開く。細かいのを探して60円を入れると直ぐに仕舞った。また、不足だと表示が出て、残りの5円を入れる。
 札の方は最初から必要な3000円を入れてあるが一向に閉まらない。係員に、
 「なぜ閉まらないのですか。」
 「お札が少しまあるくなっていますので、伸ばして入れてくれますか。」
 まあるくと言っても、札入れの部分は200万円程度の隙間しかない。何もせずに、一旦出してすぐに入れると、閉まった。
 やはり、信用金庫の機器にかける予算と、大手都市銀行に掛ける予算は大きく異なるので、機械の操作を少しでも機械が要求するようにしないと動かない。
 となりで先程のお爺さんが、係員の指導を受けながら操作していた。
 私も高齢になって来たが、このような機器の操作で、多くの人に迷惑がかかると思う。
 スケジュール表を見た。5時からと思っている予定が、19:00となっている。2時間も違う。文書を見た。何と、5時からと思っていたガイダンスは7時からだった。2時間ほど、路上に車を停めてもらって眠った。ガイダンスは、期待する内容ではなかったが、講師の話はどうでもいいので、とにかく入会するつもりだ。審査に合格したら。

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