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トップハート物語(5462)立志伝敢闘編
19/11/25
2014年(平成26年)2月上旬。
寒い。腰が猛烈に痛い。先日、毎月通販で取っている財宝の水を運んだ際に腰の痛みを感じた。玄関に配達してもらうのだが、部屋の中に入れるのに持ち上げる。その距離は3mほどだ。その重さが20kg。いつも、厳しい状態で身体にダメージを感じていたがこれほど酷い状態に成るとは。
 もう、10日前の事だ。最初は腰から右膝に掛けて痛みを感じていた。朝起きると、痛くてどうやって態勢を整えたら痛みを少なくして立てるか、じっと考える。思わず、「痛い」と言葉が出る。起き上がれないのだ。いろいろ動いて、一番いい位置を探す。
 最初は痛みで力がすっと抜けて、膝が折れる。その瞬間の痛みが最近は無くなった。その代わり、痛みの位置が変化して行く。その痛みが、緩和されることなくここまで来ている。一番心配なのは、腰椎分離滑り症が再発しているのでは、と気になっている。動きが制限されるのが一番困る。
昼前に出るまでに、数人の訪問を受けた。介護責任者は、指定更新の書類を自分たちで作成したので、提出する直前に代表者印を貰いに来た。
「これで大丈夫とは思いますが。もし、ダメだったらどうしましょうか。」
「大丈夫だ。出せば、修正箇所があるかどうかわかる。チエックして貰うと思えばいい。期日に間に合わないのが問題だ。初めてで心配だろうが、がんばって。」
そう言って、送り出した。
 朝早く来たのは、研修センターの責任者だ。抜き打ち調査で、就労支援事業に問題点があった。講師が届け出の人物が計画より2時間少なく、代わりに他の講師が行った。調査員が来た時に、専任講師とセンター責任者が授業を行っていたので、事務所に誰も居なかったという。
 その自認書を提出するのに、私の印鑑を貰いに来たのだ。
 「誰も居なかったので、こんな形になってしまったんです。」
 いつもいい加減で問題を起こして、人のせいだと言わんばかり。
 それじゃ誰が悪いんだ、そう言いたかったが言ってもどうしようもない。黙って、行かせた。
午前11時に出発するまでの間、税金の計算をしていた。株式会社の分は、毎月だが所得税と住民税。社員30人分で毎月140万円程度だ。
 NPO法人は半年に1回なのだが、12月に閉めて1月に支払うことになっていたのだが、税理士の指摘で失念していたのを知った。
 また、延滞金が課せられる。NPO法人は、社員6名で税金総額20万円程度だ。そういえば、中国からの帰還者がいたが、1月に退職したいとメールで責任者に申し立てをして来た。ずっと、トラブル続きでうんざりして居た事務局にとって渡りに船だった。
 お金を如何にして働かずにえるかばかりに気が行っている。言葉も、字も仕事も常勤と言うには貧弱で、その上、勤務時間も誤魔化そうとしたり、仕事も拒否したりする。そんなわけだったので、一同ホットして居た。
 が、日が迫るに従って、辞める奴の常套句。事務所の個人誹謗や、自分が辞めると一方的にメールで言ってきたにも拘わらず、辞めさせられたと言い回る。利用者やケアマネを巻き込んでいるらしくて、頭を抱えている、経験不足の責任者や管理者。
 1月の勤務実績も提出しない。問題を起こしそうな雲行きになって来た。
 そんな不安が他にもある。昨日、行政書士の研修が終わった時に電話があった障害者の女の子。
 「佐藤さん、お腹が痛くなって病院に連れて行って欲しいのですが、事務所に電話してもMさんに電話して誰も出てくれないのです。
 「悪い、今忙しいから俺から責任者に連絡しておくから。」
 そう言って、何か言いたそうで話をしていたが切った。
 すぐに、障害者支援責任者に連絡した。
 電話があって、誰も出ないと言っていると言ったことだけを伝えた。
 夜、メールが責任者から来た。
 『先程は済みません。ケア中でしたので。連絡して、通院の支援をしました。結果をまた連絡します。』
 『前にも話をしたが、カンファレンスを開催して関わりのある市とか自立支援センターなどを含めて、このような時にはどう対処するか決めておかないと。』 
 『市役所にも相談しています。自立支援センターは真剣ではなく、逃げてしまっています。』
 『だからといって、当社が本人の状態が悪いから通院介助する理由がない。』
 『どこも対処してくれないし、救急隊もいつも救急車を呼ぶ必要性がないと言って受け付けてくれないと家族が言っています。精神的なものもあるので保健所にも入って貰うようにお願いしていますが、なかなか受け入れてくれません。』
 面と向かって話をしないと行けないと思っていた。
 だからといって、なぜ、当社が緊急対応をする必要性があるのか。もし、対応にミスがあったとか、判断に間違いがあったとかで事故が起きた時には完全に、当社の落ち度として追求されるだろう。
 対応する理由もないし、その緊急性を認める判断力、医療の知識もない。ただ、思いやりだけで対処する気持ちは、いざとなった時には仇になる。
 それを、言いたかった。
 『思いやりが仇とならないように。』
 それだけ、送って終わった。
 午後1時半から行政書士会館で行政書士会の成年後見人養成コスモス研修があった。終わってすぐに、着信のあった不在着信先に連絡した。家庭裁判所だった。私の処理に対する質問事項に返事があったのだ。
自分で判断できない案件がある。お金に余裕があれば何とかなるが、私の担当している被後見人や被保佐人に経済的な余裕はない。
案件の一つを家庭裁判所に判断を仰いだ。
どこかの金融から融資を受けていて、途中から返済がなされなかった案件だ。
その督促状が毎月来ていたのを知ったのは、申し立て後のことだ。
多額の延滞金とともに元金の額が記されている。
延滞金はチャラにするので、元金だけ払ってくれという内容だ。
その元金の額にしても、ぎりぎりの生活では返済する余裕がない。
連絡したら返済の話になるので躊躇していた。
しかし、意を決して金融業者への連絡を試みた。
出ないのだ。何度か連絡したが出ない。相手が出ないので、連絡する気が削がれた。
それでも、毎月返済の督促が続く。
顧問弁護士に相談しようと思ったが、私の法人としての相談事ではないので相談料として金銭が発生しては堪らないので止めた。
家庭裁判所に昨日、連絡票として送付した。
早い返事だった。翌日の今日返事が来た。
「弁護士さんとかに相談しましたか。」
「相談料が掛かるので、していません。」
「本当に借入したのでしょうか。」
「途中まで、返済していますので借入したのだと思います。業者に連絡しても、出ないのです。」
「もしかしたら、過払いで戻って来る分があるかもしれませんよ。」
「あっ、そうですね。」
「過払いの相談に乗ってくれる弁護士さんがいると思います。無料で相談を受ける弁護士さんもいるでしょう。」
「ああ、そうですね。それに気付きませんでした。早速、その方に動いてみます。ありがとう御座いました。」
これまで行くのに、色々迷った。
当社には顧問弁護士がいる。株式会社とNPO法人両方に居る。そこに相談したらいいのだが、会社の問題ではなく被後見人の問題だ。 
 その問題を相談して、被後見候補が差し替えられて顧問弁護士に持って行かれたことがトラウマとしてあるのだ。
 どこまで相談したらいいのか。
 朝、後見申立ての段階にある依頼者は多額の現金、相続財産がある。それを狙って、いろんな奴が脅しを掛けて来る行為があると情報があった。そのことは本来弁護士さんに相談するのだが、それもする気が起きない。結局、金銭が生まれるようなケースは家庭裁判所が弁護士に後見を依頼してしまう恐れがあるからだ。


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