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トップハート物語(5458)立志伝敢闘編
19/11/23
2014年(平成26年)2月上旬。
 今日の中心課題は、恵方巻きとやらを実施することだ。あまり盛り上がらないと思って、真剣に準備をしていなかった。例年、会社の事務所にてそれぞれがひとりひとり自分の分を巻く、自主自立の精神を求める格好の作業だ。
 例年は、私が通販を活用して材料を注文して配るのだ。それが、今年は盛り上がりに欠けるので、あまり私が全面に出ずに軽く注文をしていた。
 朝一で、この守口の居宅介護支援事業所管理者と新規事業所の責任者が来た。
 今日の恵方巻きの準備の打ち合わせだ。困惑したが、
「少しは準備してあるよ。あとは、不足分を追加して準備して。」
そう言って、戻した。
介護管理者が来た。
 「今日の準備はどうしたらいいのでしょうか。何をいつ取り来たらいいですか。」
 突然だったので、戸惑った。
 準備はしていなかったのだ。特に、大東本社の方には何も考えていなくて渡すものが皆無なのだ。困ったが、そのような顔をしないのが私の立場だ。
 仕事を少しして、9時半に介護責任者の由紀ちゃんが来た。新規利用者の契約書へ押印する代表者印を押して、世間話になった。
 その時に、最近の野菜の値段などの話をしていると急に思い出した。以前よく買いに行っていた、市場からの直送の店だ。野菜が中心だが、魚もある。そこに行きたいと思って、直ぐに新規事業所の責任者に連絡した。
 「行きたいけれど、連れて行ってくれる?」
 「市役所に行ってから、迎えに行きます。」
 そう言って、しばらくしてから来た。 
 居宅介護支援事業所管理者と新規事業所の責任者だ。居宅介護支援事業所管理者の大きな車に乗せてもらって、目的地に行った。
 野菜は沢山あったが、
 「魚は今日無いの。」
 「少ししか入荷しなかったので、もう売れ切れた。」
 市場から仕入れてくるので、新鮮で朝早くからお客さん、特に商売をしている人が多く来るので、このような遅い時間10時半頃ではもう無い。
 仕方がなく、恵方巻きと関係のない野菜をたくさん購入した。
 大根10本、さつまいも大量、トマトひと箱、デコポンひと箱、ジャガイモ男爵1箱、メークインひと箱などなど。合計11900円だった。
 すぐに近所の業務スーパーへ向かう。魚を購入するためにだ。魚は結構新鮮で、時々購入する。大量に、マグロ、鯛、ヒラメ、いくら、数の子などとともに、お昼の材料としてかきなどを大量に買った。閉めて24000円程度だった。
 大きな箱を幾つも積んで事務所に来た時には既に12時を回っていた。
 「昼食を最初頂いてから、恵方巻きに取り掛かるように。」
 私の言わなくてもいい指示が飛ぶ。
 「味噌汁は大根と油揚げにするか。」
 「豆腐も購入したので、もしかしたら入れるかもしれない。」
 「相性があるから、豆腐など入れちゃダメだ。」
 そんな声や
 「味噌は食べる寸前に入れるように。煮込んでしまっては大根がまずくなる。」
 しかし、その指示も虚しく守られなかった。
 大根の切り方まで指示をする。
 電話で
「コメを炊いている最中に、カキフライを揚げ始めました。」
 「炊き上がるまで何分ですか。」
 「あと、35分です。」 
 「冷たくなったカキフライを食べるということですか。」
 「わかりました。中止させます。」
 「別に俺が食べるわけじゃないので、いいけど。」
 などと言いながら、私は自分の事務所でじゃがいもを蒸し始めた。
 得意のポテトサラダを作るためだ。
 じゃがいもが出来る間、仕事をする。
それでも、気が向かないし進まない。
 やっと、蒸けたようで大きなボールに大きなジャガイモを幾つか入れて人参を細かく切って、きゅうりの水気を切って入れて調味料を入れながら出来上がった。
 それを、メイン会場に持っていく。
 大勢の人がごった返し、行き来して作っている。昼食が最初なので、みんなで立って、カキフライや卵焼きをおかずに食べる。
 味噌汁はやはり、ダメだった。勿論、味は美味しいが味噌が染みすぎて大根がダメだ。どうして、新鮮な野菜で食べようとしないのか。
 美味しく食べる、それは美味しく作ってあげられるということだ。
 カキフライが揚げたてて美味しいと言いながらみんな食べた。大勢で食べても、
 「大きくて沢山あるから。」
  三分の一はまだ残った。
 私の作ったポテトサラダも沢山の社員が美味しいと言ってくれたので満足。
 まだ、仕事から戻ってこない人もいるので、ちょうど良い。
 いよいよ、恵方巻きの作成だ。コメは、仙台から母親が送ってくれたもので、美味しい。
 私は作れないので、2本NPO法人常勤理事のお手製になった。

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