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トップハート物語(5449)立志伝敢闘編
19/11/18
2014年(平成26年)1月下旬。
 土曜日日曜日は比較的社員の訪問が少なく、時間的な落ち着きがある。平日だと、どうしても予定していない社員が大勢押しかける。午前中の大半を費やす場合があり、午後は大体外出に充てているので、事務処理が進まないのが常だ。
 勿論、それは社員が上下の壁を感じていない証拠なので嬉しい悲鳴だ。その業務ができない分、優先順位ができてしまって処理できずに長いあいだ放置されているものもある。特に、後見事務が進まない。金銭管理的なもののうち、支払いは大丈夫なのだがそれの殆どは私が立て替えており、被後見人の通帳から引き出す行為が遅れているのだ。
 そうなると、私の手持ちが不足してくる。その状態が顕著に現れてくるのだ。最近、私の財布は金欠病になっている。支払いや決済はほとんどカードを使っているので、毎月多い月で100万円程度少なくても40万円程度はカード決済で使う。
 現金も少ない訳ではないので、出ていくだけで入れないので財布が悲しい。いつもは最低でも10万円を持っている。もうひとつの財布もあり合計常に20万円は所持していて、社員から建て替えや支払いを求められても支払えるように格好つけている。
 そのうちの、いつも支払いに充てる財布に2万円を切ってしまう程度しかないのを知り、
 「俺もいよいよお金が厳しくなった。こうなったらもう終わりだ。」
 総冗談を言って、早く立て替えている金銭を戻さないと大変だと思って、先日やっと被後見人の取引銀行へ行った。
 その後見の依頼が、大手高齢者住宅会社からあった。その打ち合わせが今日なのだ。ネットで事前情報を確認して、10時半の約束に十分間に合うように訪問した。この市に、一つ高齢者住宅を所持しているのだ。75床という大きな高齢者マンションだ。
 相手は、本部のコーディネートで社会福祉士の女性だ。付き添って施設長がいる。ほかに一人にいたのは、ケアマネージャーか。
 最初から後見人の依頼から始まった。状況を簡単に聞き、手順を説明した。パンフレットを渡して、当特定非営利活動法人の紹介をさせて貰った。何人か該当者がいるようでその依頼も受けた。身元保証人や財産管理などの説明も簡単にさせて貰った。
 これから増えそうな気配になった。慌てて盛った話をすると、あれもこれもとなると思われたので、慎重に対処することとした。問題は相手にあるのではなく当方の人員の問題だ。
 本格的な活動を余儀なくされる。どこかにこもって、この仕事だけしたい。そんな想いを抱くようになっていた。その思いに反して、大東市のケアプランセンターから応援があった。私の再登録だ。人員が少なくなり、ケースの数との整合性が問われる場面となっているのだ。
 もういい加減、自分で全て対処して欲しいと思う。管理者としての位置もトップにあるのだがから。ずっと、何年も私は彼女の管理者としての業務の不備を尻拭いしている。
 仕方がなく、考えていたケアマネージャーの資格更新研修に申し込みをした。28年まで期間があるが、今年度に受けておけば来年に慌てる必要がない。
 その施設での話し合いが終わり、玄関に来るとコーディネートの方から
 「市民後見とは一般の市民が後見をするということですか。」
 「そうです。職業後見の弁護士や司法書士などは報酬を得られる方のみ受任する。しかし、必要としている方は沢山いる。その方の後見を一般市民にボランティアでして貰おうとしているのが、市民後見事業です。」
 「私も社会福祉士の資格は持っているんですが、どんなものかやってみたいと思いますが、どうしたらさせてもらえますか。」
 「社会福祉士の方だったら協会から得られると思いますが。」
 「協会の会費が高くて加入していない。お宅の方に登録して活動することはできないですか。」
 「可能です。また、書類をお持ちします。」
 そう言った。
 しかし、当方の特定非営利活動法人の後見事業の会員になるためには当方の講習を受けることが前提となる。でも、社会福祉士の方への講習など考えていなかった。そのまま成れる方への講習ではなく、特定非営利活動法人への会員として加入することに話を進めていこうか。
 話が終わってから、隣の市に向かった。大きな川を隔てて市役所の近くの福祉会館だ。そこで、30日に市民後見に関しての講座がある。その講師を務めるのだ。入口の段階での、市民後見人の活動というより大きな成年後見人とはという題でお話をさせて頂く。
 その話をしてから、養成講座に繋げて行きたいと思っている。対象者は、年金生活を行っていて何かを学びたいという会員組織だ。3000人くらいの会員組織だが、いろんなジャンルの学びがあり、半年サイクル程度で終了する。
 問題は、終了して終わりというものも多いが私どもが関わっている介護や障害支援の分野は資格を取得してもそれを使用しない点にある。単なる学びではなく、生かすために学ぶことにつなげて行っていければありがたいと思う。
 会場下見を終えて戻って来た。「ステーキのどん」で昼食をとる。いつもなら、日替わりランチは食材の内容が劣化しているのが分かっているので食べずに、通常のメニューを頼むのだが、今日はコロッケが食べたかった。クリームコロッケが単品であるが、ポテトコロッケが食べたかったのだ。それは日替わりランチにしかなかったので、それを注文。
 思ったより美味しかった。終わってから、隣のマンションギャラリーに行った。近所に建つマンションを購入しようかと思った。現在の当社の事務所は細切れで、次々追加して行ったので不経済になっていると思う。
 最初は、不正の温床である同居をしていないので不正はでいないように配慮しているようにしているんだと自分に言い聞かせていた。ところが、今年に入ってからレンタル事業や福祉用具販売事業を止めることは利を求めたからだった。
 それを考えて事務所の再構築をと思っていた。数年前に、この近くに巨大マンションが出来た時に買うつもりで問合せをしたが、住宅利用ということで断られた。次に、ショッピングモールに入居することを考えて申し込んだが、事務所は断られた。
 今回考えているのは、このマンションの同じフロアにある3箇所の事務所の統合だ。それだったら、家賃15万円を購入に使用して活用できると思っていた。ギャラリーに入ると同時に、背の小さい小太りの中年女性が現れて強引に案内し始めた。
 大体は第一印象の良い方を揃えておくのにどうしたのだ。やはり思ったように、口から聞きたくもない冗談を交えた速射砲的な一方的な話が出てうんざり。
 やっと、終わってマンション内の見学。特に住居として使用する訳ではないのでどうでもいいのだが、大体3500万円程度。80平米だ。頭金なしで毎月10万円程度の支払い。但し35年ローンだから。私だったら20年も組めないだろう。頭金どの程度出せばいいのか。
 そんなことを考えていると、もう次の予定の時間になった。こいつのお陰で無駄な時間が多くて、考える余裕がないまま次に移動。どうして、昨日の会議といい話を聞きたいのではなく言いたい人が多いのだ。段々と、世間の人達の交流がなくなり人との話に恋焦がれているのか。
 本社管理者と本社事務所近くのモスフードサービスで会う。集金のお金や書類の受け渡しを終えて、特に問題がなく戻って来る。それにしても、本社に昨年9月に入社した女性社員が12月に離婚してシングルになった。
 あまりに多いシングル。新規事業所など5人の常勤社員全員がシングルだ。入社して直ぐにシングルで出産した者も4月に育児休業を終えて出てくるが、会社をうまく利用している帰来があり、不愉快になる。
 「そうして、その女子社員は独立して住居が変わったのか。」
 「はい、引越しは済んでいます。」
 「お子さんの面倒は誰が見るんだ。仕事は大丈夫なのか。」
 「よくわからないのですが、男がいるような気がします。」
 「なに、あの顔でか。旦那に逃げられたんじゃなく、自分の男関係が原因か。」
 「どうもそのようです。」
 「時代は本当に変わったな。そういうのが多くなったな。」
 そんな時代に合わせていかないといけないのだろうか。
 戻って来て、再び業務。
 3時間程度の業務だったが、封書を処理するのが精一杯。
 夜になって、新規事業所管理者とのメールのやり取りで思い出した。昨夜、会合が終わってから出席させ勉強させていた、彼女のお子さんを連れて和食刺身の店に入ってブリカマを初めて食べた。オイシイを連発してかぶりついていた。また、今度食べに行こうとメールした。


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