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トップハート物語(5441)立志伝敢闘編
19/11/14
2014年(平成26年)1月中旬。
  昨日、研修が終わって事務所に戻って来るとFAXが来ていた。研修センターからだった。先日、受講生が当社に社員として働きたいので面接をお願いします、と研修センター責任者からそう言って来ていると連絡が有り、早速面接をした。
 しっかりしてそうだったが、裏もしっかりしていた。条件は
 「土曜日曜休みで・・・
 などと、言いだした。
 遮って、社員であるからには土日であろうと祝日であろうと、早朝であろうと泊まりであろうと、仕事があれば相談に乗るくらいの気構えでなければ、と話をしたが尚も
 「障害者の外出援助だけやりたい。」
 などと、言いたい放題。
 「障害者の外出だけだと言うけれど、大体外出援助は土曜日曜日だ。それを休みたいなどと言われたら、援助する機会がない。やはり、社員だったらそれなりの固定給は支払うが、応分の仕事をして貰わないと払えない。」
 「金銭的には、幾らでもいいんです。」
 「どういうこと、旦那さんは何をしているの。」
 「この市に、昨年末引っ越して来て福祉施設で働いていますので、金銭的な希望はありません。」
 「へぇー、どこですか。そんなに金銭的な不安がないような高い金額を出す施設は。」
 返事はしなかったが、この市ですと言っていた。
 そして、今日、研修センターからのFAXに面接を希望する者の情報があった。なんと
その彼女の旦那さんだ。
 この市の基幹相談支援センターだった。それも、ネットで調べると昨年末に募集して今年の1月から勤務だ。ということは、まだ、2週間しか在籍していない。そんな大きな口を叩いた給与はというと、大卒で198000円だった。賞与を入れても年収で300万程度だろう。
 よく言うわ、と思って抹殺するつもりだったが資格を見ると精神保健福祉士や社会保健福祉士を取得しており、相談支援専門員の資格も持っている。つまり、当社は来年度相談支援センターを設立する計画があり市の指導を受けている。
 問題は、人員の確保だ。相談支援専門員の資格者は何人かいるが、その社員に出られると残された事業所が困る。つまり、資格者は限られておりやりくりをどうするかが問題となっていた。
 その設置予定の新規事業所責任者が朝来た。彼女が転出する予定だ。その彼女が抜けたら、新規事業所はうまく回らないだろう。その心配があったので、どうするか相談した。面接だけの手順を踏もうとなった。
 その新規事業所に新たな男性が加入することになった。朝、来てもらった。再度、当社での勤務態度を話をした。
 「休みたいと思わないし、早く仕事を覚えてみなさんの力になれればと思っています。」
 「久々に、そのような言葉を聞いた。ありがとう。」
 と、冗談めかして言った。
 26歳だ。
 暫くして、電力病院で診察を受けるために向かった。主治医だ。無呼吸症候群の治療を受けているのだ。もう、5年くらいになる。問題はなく、何とか生きていられる。
 戻ってくると、会員として加入している「後見人サポート機構」からメールが来ていた。あきれ果ててしまった。あの、ネットニュースで流れているスキャダラスな問題についてだった。簡単に言うと、事務局長を罠に嵌めたということか。
 事実が無かったのに、さも、スキャンダルがあったかのようにルポライターに流して記事を書かせたようだ。
 東京大学にて市民後見人講座を受講し「後見人サポート機構」発足と同時に会員となって、日々後見事業に挑んでいる。
ところが、年末に「後見人サポート機構」事務局内のトラブルが表面化してネット上にスキャンダルニュースとして流れた。
私は、後見申し立て時には勿論のこと数多い異業種との交流会などでも盛んに「後見人サポート機構」の会員であることを公言しある一定の信用もそこで得ていたと言っていい。
年末も、全国展開しているIT事業者とのコラボレーションの話が進んで何度も東京出張を重ねた。
ところが、このスキャンダラスなニュースのお陰で連絡が来なくなった。
これから、地域包括や高齢者大学などで地域包括ケアの中での後見制度の有償講師を依頼されており、事前打ち合わせでも「後見人サポート機構」の名前を大いに活用させて貰った。
ところが、上手く行かなくなった。
少なくても、その問題は事務局内での問題であり、その被害を受けた会員に対してどんな態度をとるのかと思っていた。
収束策や会員への説明があまりにもお粗末だ。
昨日、代表理事名で出された文章によると、スキャンダルとして流れた多くの指摘事項の事実はなかったと記してあり、ネット上での記事の削除を申し入れると書いてあったが、問題はそれを流した、つまり事務局長を陥れるために嘘を流した職員の処分だ。
これは、民事のみならず刑事事件としても成立するような内容だ。
最終的な責任は、代表理事にあるのは言うまでもない。
しかし、それ以前に、その情報を流してルポライターに書かせたスタッフの特定と処分が早急に求められるはずだ。
内部の人間でしか知りえない内容がふんだんに盛り込まれているスキャンダルの構図だ。
その処置には、昨日、流された会員宛の文書には全く触れていない。
成年後見制度という高邁な活動を通して社会貢献しようとする、その総本山とも言うべき「後見人サポート機構」に置いてそんないかがわしいスタッフが存在していることが許されるわけがない。
代表理事は毅然とした態度で望むべきで、前歴の裁判官、現在の弁護士としての公平中立な裁定を会員に示して欲しいと思うのは私だけではないと思う。
 出掛ける前に、准看護師の受験をした彼女のことが心配だった。どうなったか、結果は今日の4時だと知った。
 合格発表を見に行こうと思ったが、合格してればいいがもし落ちていたら顔を見られない弱気な私だ。
 連絡を待つことにして、4時には事務所にいた。5時になっても連絡がない。辺りは暗くなってしまって、少し遠方なので気に成って来た。医師会に連絡をした。ホームページに掲載されているという。
 受験した彼女にメールで受験番号を聞いた。暫く、連絡が来なかった。ケア中だと言ってきた。受験番号だけ聞いた。
 程度が分からない、ホームページを見ると、40人定員に受験番号の最後は240番くらいだった。ということは、6倍か。一次試験なので、合格者数を数えたら半数の100人以上だった。一次試験は大丈夫かと、気楽になった。
 受験番号を確認した。無い。無いのだ。厄介だ。私が見て、ケア中の彼女になんと報告すべきか。彼女は、当社で一番真面目で裏表がない。ただ、ネガティブに物事を考えて、すぐに泣いてしまう。
 何でも、悪方向に考えて、人の温かい言葉には泣いてしまう。そんな性格なのだ。明るいキャラクターなら、次頑張ればいいと簡単に受け取るのだろうが、この現実は厳しい。彼女から申し出て、私が願書などを取りに行って、受験料の支払いも私がした。
 余計な時間を費やしないように、そう思っていてのことだ。メールを送った。
 『ホームページに掲載されているそうです。』
私は、そのままスーパー銭湯に行った。
電話が彼女から来た。出ない。出ると、多分泣いている。メールで落ちたことが書いてあった。
『どうせ、最初から今回は様子見のつもりで受けるようにと言ったはずだ。程度がわかってよかったじゃないか。次は複数の養成校を受けられるように準備をしよう。』
そんな内容を織り交ぜて、長文を送った。
返事が来た。よかった、次はちゃんと勉強すると書いてあった。次の事が書いてあれば、私としては万々歳だ。
 彼女も成長した。来年があるので、期待したい。そのために、マーケティングを勉強したはずだと、書いた。納得して、次に向かって行くようだ。

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