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トップハート物語(5433)立志伝敢闘編
19/11/10
2014年(平成26年)1月初旬。
 何が人生起こるかわからないのは、分かっているけれどこれほど続く驚愕。昨年末に、あの「餃子の王将」の社長が本社前で射殺された。まだ犯人は逮捕されていない。その人間性に悪く言う報道はない。しかし、人違い以外は原因があるはずだと思っていた。勿論、根拠があるわけではない。
 そして、この7日夜11時に報道されたニュースは<やしきたかじん逝去>報道だった。関西以外では馴染みのないコメンテーターのようだが、一部の関西では絶大なる人気と力があった。テレビに出続けで、2年前にガンの告白をして手術。一時は復帰した。
 そして、再び治療に専念し治りかけていたと報道されていた。再再婚もしていた。
 そのニュースに接して、声を上げてしまった。それほどの驚きなのだ。
 雨が一日中降っていた。本来は休みたいのだが、そうもいかない。朝一で、新規事業所の責任者が来た。幾つかの問題点と、理事長印を求めて来たのだ。
根幹を直さないとダメなのは当然だが、傍から言えるものは何もない。ただただ、呆然として聞くだけだった。ただ、一方的な進学を求める考えを親がどこまで捨てられるかだ。ほとんど学校に行かない状態で、無理して私学などに行かせたとしても続かない。
 学校は勉強しに行くところだ。ついていけない子供はどのような状態になるのか。それを、理解していくことはかなり難問だ。自分の子供だったらやっぱり世間と同じ考えになる。つまり普通の子供を演じて欲しいと。
 しかし、
 「絵を書くのが上手で大好きな子で。」
 そんなことを聞くと、その方面に行かせたらいいと簡単に思ってしまう。
 何も、それで大成しなくても世間の人達と慣れることも大事だ。世間から抜けてしまったら、世間に馴染むのは厳しくなる。
 「以前、中学卒業して働きたいと希望した親が子供を預けて来た。彼女だって立派にヘルパーさんとして働いて、介護福祉士を取得した。何も、高校に行くだけが人生ではない。しかし、俺から誘導する訳に行かない。相手から希望してくるなら、幾らでも応援する。」
 そんなことを言いながら、
 「そういえば、守口の居宅介護支援事業所管理者だって、親から連れられて来て『家に閉じこもっていては自殺するかもしれないほど落ち込んでいる。』と、親が預かってくれと言って連れて来たのが最初だ。」
 暗い、ずっと下を向いていて何を話して何をさせていいのか分からなかった。それから、資格を取得したのだ。いまでは、押しも押されぬ、私の後任としてこの守口の居宅介護支援事業所管理者として活躍している。
 人生、何がどう転ぶのか分からない。ただ、チャンスはいつでもどこでもあるものだ。そのチャンスを見つけて、そこに身を投じるかどうか判断をすることが大事だ。
 長い時間話をした時に、私の経験として長男がドロップアウトをして新聞販売店で住み込みでの時を過ごした1年後
 「このままでは自分がダメになってしまいます。親から遠く離れて頑張ります。」
 と、言って別れに来た。
その時に、それまでの私だったら突き放した。しかし、その時には親子の情を絶ち難く、再度やり直すように諭して、支援をした。今では立派なシステムエンジニアとして活躍している。
 そんな話もした。その時には、涙が滲んだ。自分のことながら、熱いものがこみ上げてくる情景が浮かんで来たのだ。
 とにかく、その社員または女の子が相談に来たら対応したいと返事した。だから、相談しやすい環境や問いかけをするつもりだ。
 事務処理をした。後見関係で、そろそろ1年を経過する被後見人がいるので報告書を家庭裁判所に提出する必要がある。特に、金銭の出入りのまとめをした。
 見つからない、施設の領収書。まとめておいたファイルにひと月分だけない。見つからないので、家捜しした。無い。隣の行政書士事務所にある後見関係の資料をつぶさに見た。無い。また事務所に戻って、積んである後見や関連の書類を探した。何度探しても見つからない。また、同じ場所をつぶさに見た。見つからない。相当な時間を要したが見つからない。
 それがなければ、私が勝手に被後見人の通帳から金を引き出した形になってしまう。いっそ、その月の約8万円は私個人で支払って請求しない方向で考え始めた。再度、山積みになっている後見や行政書士のファイルや書籍を一つ一つ調べた。そうすると、厚手の封書が落ちた。一緒に、見覚えのある施設の領収書が見えた。ホッとした。
 一緒にあった厚手の封書を開けた。何と、数年前からの被後見人に対する固定資産税の督促状だった。延滞金も含めて相当な額になる。
 金銭の入出金帳を完成させたが、私が日常の生活費や支払いの経費を立て替えてもらっていない金額が判明した。現在の預金額の半分だ。そのうえ、見つかった固定資産税の督促金額を合わせると、不足してしまう。
折角、少しずつ切り詰めても、この1年で転倒による骨折にともなう通院、補装具で出費。老人保健施設なので、一旦出る手続きをとって有料老人ホームへの入所。その金額で、ギリギリの生活も限界になってしまった。そのうえ、私はまだ訪問した交通費も得ていない。
 それに引き換え、今日訪問して財産の確認をした被後見人候補は、有り余る財産に躊躇している。寝たきりになり、保険などの請求もままならない。夫を亡くしてその保険金も請求していないし。入院加療の請求もしていない。そのうえ、満期になった各種積立金や掛けたものがたくさんある。
 それでも、使えない体になっている。世は無情だ。このご時勢では、金銭を掛けても人員の不足している不埒な有料老人ホームしかない。このままでは、受取人がいない保険も沢山あり、一体どうするのか。
 珍しく、風邪を引いたようだ。鼻水が止まらない。

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