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トップハート物語(5413)立志伝敢闘編
19/10/31
2013年(平成25年)12月中旬。
 朝一で、あのキラキラ目の珠緒ちゃんが来た。
「横浜に行って来たんですか。」
 余り、大ピラに言わないで出発した。表向きは忘年会だ。各部署が、または少ない人数の部署は合同で忘年会を行っていた。各忘年会でどの程度の予算になるのか不明だが、総額100万円は超えるだろう。
 その中の一環で、少ない人数の4人で出発した二泊三日の忘年会旅行。しかし、他のグループの内容と余りに異なるので、内緒で行くことにしたのだが他のメンバーが喋ってしまっていた。しかし、シークレットの部分は言わないようだった。
 次の
 「由紀ちゃん、看護師さんになるんですか。」 
 と、いう質問には参った。
 「なるといっても、まず、看護師の学校に行かないと。行くためには、合格しないと。その申込書は貰って来てあげたので、あとは勉強して合格することだ。合格してから、どうするか考えないと。合格もしていないのに、会社が大変になるとか会社のためになるのかとか言われても。まず、合格してから言って欲しい。」
 そう言って、多分そのまま由紀ちゃんに話をするだろう、そう思った。
 案の定、そのあと、由紀ちゃんが時間を下さいと言ってきた。
 事務所で相対した。
 彼女は、いままでの7年間、黙々と責任を果たしてきた。これまでの、管理者が彼女を抑えて、自己利益実現に利用してきた。それでも、彼女は黙って従って来た。
 その彼女、今年の10月から責任者として押上げた。固辞する彼女に対して、強制した。その任に就いたばかりだが、なるべく彼女の話しを聞く機会を持つように心掛けた。その時間の時に、彼女から看護師の勉強をしたいと聞き出した。
 彼女が自分の思いを言うことは稀だった。それを、どうしても実現させたかった。しかし、ハードルがある。それは、受験だ。それをクリアしないと話にならない。そのクリアする前から、会社のことを気遣うような言葉を吐くので諌めたのだ。
 彼女の話は、勿論看護学校受験に関して、だ。20日が申し込み期限だ。受験は来年の1月だ。科目は数学と国語。二次試験が作文だ。
 「今回は、自分が言い出してまだ1週間も経過していない期間での受験だ。合格しなければならない思いを捨てて、今回は様子見。つまり、雰囲気やレベルを図る受験だと思って下さい。」
 「安心しました。一応、過去問を頂いたので勉強します。」
 そう言って、何度も合格しなければ行けないと思っていたと、安心したと言っていた。
しかし、彼女のことだ。合格を目指して猛烈に勉強するだろう。
 「会社のことなど考えなくてもいい。自分の事を考えなさい。合格したら、引越しをしないといけない。時間的なものはその時に考えるとして、金銭的な負担は全て会社にて行います。」
 そう言って、安心して受験をしてもらうことにした。
 19日から、仙台に帰省するのであまり時間的な余裕がない。銀行に行ってヘルパーさんの報酬振込を、郵便局に行って配達時不在者通知のものを受け取り、コンビニで昼食を摂り、事務所に戻って整備管理者をお願いする事業所と話し合った。
 その席上、
「新車を購入するメリットはありますか。中古車でもいい掘り出し物がたくさんあります。」
 「勿論、メリットはあります。
 「それは何ですか。」
 「社員のマインドが高まるからです。」
 「・・・・・・。」
などとか、
 「保険を良ければ、紹介できます。当社の関係の保険会社との契約になりますが。」
 「変えるつもりはありません。昔からの付き合いで、それを切るつもりはありません。」
 「保険証券を見せてくれますか。」
 暫く、見て
 「年間160万円も払っているんですか。全ての25台に無制限保証で、登場者1億、同乗者5000万円、訴訟費用などの負担など完璧です。」
 傍に同席していた担当者が初めて知った、当社の手厚い保護に何度も感激していた。

 最近では珍しく事務処理を夜遅くまでしていた。

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