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トップハート物語(5396)立志伝敢闘編
19/10/21
2013年(平成25年)11月下旬。
急に寒くなり、紅葉も急に色付き急に終わりそうな気配だ。11月に入っても暖かい日が続いていたが、秋は短かった。
 寒いので起きるもの辛くなって来た。それでも、いつものようにいつもの時間に起きて出勤した。
朝一で、この守口の介護・支援責任者と介護責任者が来た。ふたり揃って、来たので身構えた。努力を途中で止めたり、逃げ出したりするのでこの大阪の人間は無責任が多い。と言っても、自分もそうだったが。
 「二人して来ました。お話をしたくて。時間を多く頂きたいのですがお忙しいでしょうから急いでお話します。」
 私の心は、次にどんな言葉が出てくるのか心臓が高鳴った。
 「実は、・・・・」
 と、言って介護責任者が一枚の紙を出した。
 彼女は、先月突如として居なくなった前の管理者の影武者のように、尻拭いを一手に引き受けていたのだ。
 影武者が表に出たのでは役者が務まらないというのが定説だが、一生懸命に動き出した。ナンバー2は彼女だったのだ。つぶさに、失敗した原因を見ていたのでそれを踏まえて考え動き出した。
 その紙に数字が書き込んであった。入院、死去などと10人程度書いてありその横に介護報酬額があった。 
 「このように、10月後半から11月に掛けて利用者を失い収入が100万円以上なくなってしまいます。」
 「仕方がないじゃないか。それを繰り返すのが介護だ。」
 「それに危機感を持った訳ではないのですが、みんなでどうやって利用者を確保したらいいのかを話会い、行動に移しました。今までとは違って、毎日そのような会議や話し合いをして実行しています。」
 「わかっています。その結果が徐々に出てきます。天の配剤です。よかったじゃないですか。何かをすれば必ず結果が現れる。諦めずに継続して下さい。」
 そう言った。
 「クリスマス会が無くなったからという訳じゃ無いのですが、・・・」
 そう言って、ヘルパーさんを交えた忘年会をホテルで初めて開催したい、いつも私がみんなに配っていた宮城県の美味しいものが今年はないので、代わりのものを買いたいなど希望してきたので、そのどれもを受け入れた。
 まだ、当社には十分な余力があると信じているのだろう。
 それで、意気が上がるのならそれが将来に繋がる。
 金銭的な工面を私がしたらいい。福祉車両など新車2台で330万円なのに。

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