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トップハート物語(5393)立志伝敢闘編
19/10/20
2013年(平成25年)11月下旬。
朝一で宿泊先の新阪急ホテルアネックスをチェックアウトして、予約してあったタクシーに乗り新大阪駅に向かった。
 時間的な余裕があり、長男に言われた余裕を持つようにと東京駅での接続時間を9分の予定を30分プラスすることができた。
 珍しく、新幹線の車中では眠ることもなくずっと起きていた。何をしていたという訳ではないが、PCをいじったり週刊誌を読んだり、外を見て風景を写したり。
 東京駅で39分の待ち合わせ時間になった。余裕をもって、珈琲を構内の店で飲み20分ほど休み、上越新幹線のMAXたにがわに乗車。1時間数分後に上毛高原駅に到着。長男が迎えに来てくれていた。Cubeに乗って妻も同乗していたので、食事をした。
 朝は簡単におにぎり1個だったので、美味しいものを食べるところを探しておいてくれるように依頼したが、無理だった。幹線道路沿いの地元のファミリーレストランに入る。私は間違いのない鍋焼きうどん、長男はカキフライとカツのセット。妻は寿司セット。
 「こんな山の中で寿司なんて大丈夫か。
と、言っていた私だったが、来た鍋焼きうどんの汁を飲んでがっかり。
全く、鍋焼きうどんの味ではない。なにかえぐい味がする。天ぷらは他に別に出て来た。さつまいもと海老。中の蟹の足は塩辛い。普通入っているものが入っていなくて、山芋とかきのこ類が多かった。
 店員が来た。
「出来たばかりのメニューで、何かご意見が無いか聞いていますので、味や分量など遠慮なくおっしゃって下さい。皆さん、美味しいと言うだけで何も言ってくれなくて。」
 「それじゃ、遠慮なく言います。残念な味です。何と言ったらいいのか、表現できない味だ。うまくはない。これじゃ、鍋焼きうどんとは言えないんじゃないか。他の鍋焼きうどん屋さんに食べに行ったらいい。」
 妻に、汁だけ飲ませた。
 地元の人間だから、地元の味なのかも知れない、そう思っていたが
 「あっ、これはダメだ。なんか、美味しくない。」
 「わかった、野菜の苦味の味だ。本来は湯掻いてからトッピングするのに、そのまま放り込んで煮込んでいるから、苦味が出てしまう。ほうれん草など他の店は湯掻いて載せている。それに野菜が多いから。天ぷらは入れて煮込んだほうがいい。」
  そんな話をした。
 私の郵便局のカードが磁気の部分が割れて使い物にならない。その事を妻に言っていた。再発行する必要なものは、通帳、届出印、身分証明証が必要。妻が持ってきたので、そのまま沼田市の郵便局に行って手続きをしてから実家に行った。
 出来るだけ、人と触れたくない私は実家に向かう前に色々と時間を潰す。実家ではご遺体に合掌して、義理の姉夫婦と話をする。暫くは、時間がある。どこか部屋が空いていないか、探したが無い。仕方がなく、みんなと同じ部屋で過ごす。大勢の親族が集合した。何十人もの親族で悲しんでいる者はいない。みんな、大往生の祝いの気持ちを持っていた。妻も、実の娘だが
 「わがまましどうしてで、勝手に生きてみんなに迷惑をかけて死んでいったから本望だ。」
 そんなことを言っていた。
 「迷惑など掛けていないじゃないか。お金を残して、みんなが裕福でいられるのは誰のおかげだ。死ぬまで矍鑠として、介護を受けている訳じゃないし。」
 そんなことを言った。
 義理の弟が、寝転んでいた。若い時には、海外を行き来して大半が外国生活だった。それが、一転したのは中国での赴任からだった。うつ病になったようだ。中国人相手では彼の思いが通じなかったようだ。帰国して、しばらく静養して立ち直ったようだが、既に時代は終わっていた。
その後、群馬の温泉地でガソリンスタンドや旅館で働いていた。奥さんは、妻の一番下の妹だ。その妹が、
 「佐藤さんの下で使ってくれませんか。もうすぐ辞めるので。」
よく聞くと、かんぽの宿で働いていた。縮小するので職場を失うというのだ。
義理の弟と話をしていたら、何やらかんぽの批判をしていたのでなぜか分からなかったが、そういうことだったか。
 「うちは、私の下が40歳くらいで私と20年も差がある。育てるのに10年掛かる。だから、難しい。」
 そう言って、遠まわしに断った。
 私と仲の良い姪といつものようにしゃべる。娘が誕生日だから祝いをくれという。しかし、それはダメだよ。結局、近いうちに彼女が住んでいる伊香保温泉に行くことにした。
 暫く待って、入棺の儀が行われた。それに立ち会って、失礼した。
 これから、お通夜とか翌日の葬式があるのでみなさんは式服で参列していたが、私は失礼した。通夜の会館に向かうのを、長男に上毛高原駅まで送って貰った。
 上越新幹線で、東京に出てお土産を買った。
 本来は、このような個人的な用件なので買わないのだが、駅構内で「鳩サブレ」を見て買うことを決めた。それにしても、段々と人数も部署も多くなったので大量に買わないとみんなに回らない。6箱購入して新幹線に乗車。
 今回は往復とも眠らなかった。夜9時近くに新大阪駅に着き、レンタル管理者の退職に伴う事業所廃止を再確認した。
 いつまでも、個人の職場を維持しておく訳にいかない。拡大もなく、ただ、レンタル責任者の経費を賄うだけの部署になってしまっていた。幾ら言っても何もしないゲームをいつまでも続けるわけに行かない。
 途中、バーミヤンで食事をして11時にマンションに戻った。

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