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トップハート物語(5378)立志伝敢闘編
19/10/12
2013年(平成25年)11月中旬。
 9時まで仕事をして、出発した。いつも私を運んで行ってくれるNPO法人常勤理事がCADの研修で不在。新人の研修生が「働きながら学ぶ」監査があるので日報作成に忙しく、誰もいない。最低限は、被保佐人が入所している施設への訪問だ。
 約束は10時過ぎになので、9時過ぎには出たい。思案の結果、先日介護タクシーの運転者資格を取得するために研修を受けた、今月1日から入社して勤務している新人も新人の27歳の女性を空けてくれるように頼んだ。
 了解を貰って、運転を彼女に任せて施設に向かった。同乗者は、新人のケアマネジャーだ。気がせいて、今日の話をすると
 「契約書の準備をして行かないと。」
 「なにを言っている。まだ、利用者にも会っていないし、受け入れるかどうか分からない。アセスメントなどをして、引継ぎもあるし。どうしてそんなにせくのか。」
 何を考えているのか分からない。
 老人保健施設という特徴もあり、もう2年も入所していて施設も困っていた。身寄りがない、家はあるが自立していない。サービスを使っての生活も無理だ。要介護1なのだ。施設への入所を一時的にすることになったが、また戻ってくることが条件だ。
 その在宅生活に際してのマネジメントを新人にお願いしたのだ。
 動いているのは私だが、被保佐人の代理として動いているのだ。施設から有料老人ホームへの一時移動も、知っている施設長に依頼して短期入所だ。
 施設に向かう前に、銀行に立ち寄ってヘルパーさんへの10月分の報酬を入金した。予定より、30分程度早く到着した。駐車場で少し待つが
 「まだ、行かなくていいんですか。」
 「相手だって予定がある。10時半頃と言っていたので、それに合わせて仕事をしているから、早く行ったら困るだろう。」  
 そう言っても、待つ時間も長いので10分前に相談員のところに行くと、私の顔を見てもう来てしまったかという仕草をした。
 「済みません。座って待っています。」
 そう言ったが、時間を空けて事務所から出てきたが、
 「今日は新人のケアマネジャーを連れて来ました。在宅でのプラン作成をお願いしたいと思って顔合わせに来ました。ただ、断られるかもしれませんので。」
 「そんな事は無いでしょう。新人のケアマネジャーにとっては最初のケースとしては一番いい人ですよ。穏やかで、何の問題もない利用者さんです。」
 そう言ってくれて、同行の新人ケアマネジャーを安心させていた。
 「最初利用者様に面会してきます。」
 そう言って、手を洗いうがいをして3階フロアに向かった。
 簡単な面談で、まずは顔合わせが終わった。
 下りてきて相談員と退所日などの打ち合わせをした。何度も、
 「新人で素人ですので、ご指導をお願いします。」
 と、言っていたのだが
 「佐藤さんの方が、ケアマネジャーとして大ベテランですので。」
 「いや、指導は別の事業所なので出来ませんので。」
 と、あくまでも私は後見人という立場だということを言った。
 それを理解して、
 「それでは、サマリーを最初送りますので、それから詳細の打ち合わせをしたいと思います。」
 そう言ってくれた。
 退所日は30日と決まった。
 彼女を事務所に戻すために一旦戻って来て、再び被保佐人の居住地である市に向かった。固定資産税と水道光熱費などの支払いをするためだ。
 車で1時間ほどの距離にあり、往復に結構時間を要する。JAはその市の組織で、そこまで行って入金をしないと残高が不足するので必要だった。
 一通り終わって、事務所に戻ったのが夕方だった。
 事務処理をしていると、登録のケアマネージャーから電話だ。
 「有料老人ホームのケアマネージャーから電話があり、金銭管理をお願いしたいと相談がありました。明日、佐藤さんから電話を差し上げると言っておきましたので、宜しくお願いします。」
 昨日の、申し立ての書類作成、身元引受・保証に続いて後見関係の依頼が続く。堰を切ったように押し寄せる波を感じて、身が引き締まる。
 7時過ぎに事務所を出ようと準備をするとNPO法人常勤理事からメールだ。
 『熱があり、吐き気がして頭も痛い。スミマセンが、パブロンの顆粒を購入して来てくれませんか』
 社長にそんなことを頼むのは彼女だけだろう。
 届けて、部屋に戻る。妻からメールだ。電話があったのを知らずにいた。
 『父親が危ないので、親族が来るように病院から言われたようだ。明日、田舎に戻って来ます。』
 それから直接連絡し、何度か話し合った。
 やはり、一番頭に浮かぶのは大変申し訳ないがスケジュールだった。
 色々と、想定しながら準備をした。部屋にある式服は、履けない。ウエスト70㎝台のものと、80㎝台のものがあるが私は現在90㎝台だ。妻も連絡して来て
 「家に2着ある。両方共同じ大きさで夏と冬用だ。ウエスト92cm。」
 私が今履いているスラックスは91cmだった。家に準備をして貰って、帰る時に長男に持って来てもらう積もりだ。

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