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トップハート物語(5356)立志伝敢闘編
19/09/30
2013年(平成25年)10月下旬。
最近採用した、「働きながら学ぶ」新人の27歳女性は期待していいかも知れないと思うようになった。将来を託しても、などと大袈裟な気持ちになった。新人の人材不足で、とにかく脈がありそうだったら一応期待して、育成をするのが私のやり方だ。勿論、失敗も多くあるが、活かされた人材も多くいる筈だ。
 早く出たかったが、約束が9時半にあったので10時に出た。本来休みの筈の彼女が出勤して来たのだ。私の移動のために出て来たのだ。本来の移動にサポートしてくれるのはNPO常勤理事なのだが、もうほとんど出勤の希望はない。出ても午後3時前後からで、仕事にならない。精神的にも肉体的にも勤労者の状態ではない。
 まず、郵便局に行ってNPO常勤理事の行政書士補助人の届出に関わるバッチと証明書を〒局留めになっているので、受け取った。銀行に行って、入金をしてから市役所に向かおうとして、必要な代表者印を忘れたのに気付いて事務所に戻った。
 県境の山を超えて、施設に向かった。施設では、私が後見をしている被後見人が入所している。受付で、一時退所する手続きの打ち合わせだ。老人保健施設で、既に1年以上も入所が続いているので、退所を求められていた。
 そのために、一時的にクリアして再入所することを要望し、受け入れの承諾を受けていた。時期的には、施設で食事会がある月末過ぎの11月にお願いした。その手続きの話をした時に、一時入居施設の有料老人ホームでは入居金30万円となっているのだが
 「入居金無しのところもあるでしょう。」
と、言われたが
 「施設長などと懇意にしているので、戻して貰うことになっています。」
そう言って、理解を頂き被後見人に会いに行った。
 フロアでは、食事会担当へ支払いをして、同行した新人の彼女が家族として参加するので紹介した。彼女の他に、彼女の友達で既に当社でヘルパーとして働いている二人を一緒に入れることにした。3人が家族として参加するのだ。
 一通りの紹介が終わって、また地域に戻りデイサービス事業者に提供表を届けて、隣の市の市役所に向かった。ナビが二人共違っていて、市役所の出張所に行ってしまった。行き直して、市役所にて収め過ぎた税金の還付受ける。
 戻りながら、2時から面接を行った。これも、彼女の友達で26歳の女性だ。
 性格は良さそうだ。面接の結果、今年最後の「働きながら学ぶ」雇用者に決めた。面接は、寿司屋の「長次郎」にしたのだが、席に座って
 「何でも好きなものを頼んで下さい。」
 そう言ったのだが、中々頼まない。
 「どうして、注文しない。いちいち気を使っていられないから。」
 「済みません、食べてきました。腹いっぱい食べたのでもう何も入りません。」
 「寿司屋で面接ということは、食事をするということだろう。そのくらい判断がつかないのか。」
「済みません、てっきり寿司屋の駐車場で面接するのかと思って。」
「そんな馬鹿なことがあるか。常識から教えていかないとダメなのか。無理だぞ、そんなこと。」
「私が連絡するときに、食事をすると言っておけばよかったんです。」
そう、紹介者が言ったが私は冗談だ。
 それにしても、彼女は使いでがある。PCもホームページを更新する能力があるようだし。
そのあと、本社のある大東市の居宅介護支援事業所管理者と極秘会談をした。事務所にはいかずにファミレスで行った。
 問題は、ケアマネージャーの資格を取得したレンタル事業所の管理者の扱いだった。彼女の意欲は買うが、実質的なものが全く伴っていないのだ。簡単に言うと、口先だけで行動を起こさない。
 人が与えるものを待っているだけで、動かない。だから、現在のレンタル事業は発展しない。自分の会社のケアプランセンター3箇所から来る依頼だけで、自分から営業をしない。意味のない事業所になっている。幾ら言っても動かない。
 資格を持っているからといって、何が出来る訳でもない。泣いて私に
「私の思いを汲み取って下さい。」
そう、ケアマネジャーに選任してくれるように懇願していた。
しかし、彼女の頭の中には、周りがお膳立てをしてくれて、今までのケースを分けてくれると思っている。
 私がいる守口の、居宅介護支援事業所に新人が同じように言って入ってきたが、これまでの4ヶ月営業で全く何の依頼も電話一本もない。
 1時間ほど話し合って結論は
 「レンタル管理者の勤務時間以外、つまり土曜日曜に4ケースほど勉強に渡す。それを
3ヶ月間行ってケアマネージャー専従にする。その際、実績を見て給与を判断する。レンタルには戻れない。」
 その意向を伝えて、それでやるかどうかは自分の判断にした。
 その際、
 「レンタルは廃止するか、他の者を入れるか。他の者が入ったら、その分の人件費がかかる。自分は、ケアマネージャーで食べる気持ちを持つ。後戻りができない。」
 私の頭の中には、今、隣で運転して貰っている彼女が後釜のレンタル責任者として選任する気持ちが芽生えていた。
 多分、来年の初めにはそうなっているだろう。
 今日面談した、新人の若い女性も、多分ヘルパーとしては最上のヘルパーさんになるのではないだろうか。彼女も
 「彼女は真面目です。私も最高のヘルパーさんになると思います。」


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