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トップハート物語(5331)立志伝敢闘編
19/09/18
2013年(平成25年)9月下旬。
朝一で、この守口の居宅介護支援事業所管理者兼ケアマネジャーが来た。昨夜、事前報告はあったが、再び理不尽な内容に報告があった。
事の発端は、複雑だ。ある障害者が、家族と暮らしていた。優しく見守っていた母親が亡くなり、兄弟と年老いた父親と一緒では生活していけない。ここで、兄弟が案じて障害者の独り住まいを決行し生活保護を受給し始めた。その際、その発案者の兄弟が金銭管理をし始めた。
暫くして、その障がい者が支援によって自立した生活をしたいとケアマネジャーに相談。特定疾病での介護保険と障害者総合支援を受けて生活を始めた。生活保護費を自己管理できるようにケアマネジャーが奔走し、問題の兄弟とも切り離した生活を送れるように図っていた。
しかし、その兄弟がケアマネジャーをして「やから」と言われるように、問題の言動があり担当の民生委員も言われるがまま。その強引な要求にも屈して、結局はゆすりまがいの言動をされるがまま。
相談を受けたケアマネージャーは、私に相談。弁護士組織の「ひまわり」に行って理不尽な要求を撥ね付けるように言われたが、本人はケアマネジャーが表立って動くのならお願いするが、自分が相対するならいいなりになると言う、
勿論、市の生活保護課も
「兄弟間の問題なので、独自で解決を。」
と、全く関係ないという態度。
社会福祉協議会も、地域包括支援センターも全く関係ない素振り。
要求は、これまで面倒を見た分と後日亡くなった父親の葬儀代など500万円を出せというもの。もちろん無いが、毎月の生活保護費から持って行くという。結果的には、理由がわからないが、市の生活保護の担当だった者が立ち会って、これまで生活保護費から貯めてあった100万円と金銭管理をすべて兄弟がするとのことで、本人も受け入れたという。
その後、ケアマネジャーに何とかしてくれと相談があったようだ。しかし、あれほど親身になって、弁護士事務所まで行って相談し指導を受けたのにも関わらず、自分が拒否する立場だったら要求を受け入れる。ケアマネジャーが言ってくれるならお願いしたいという態度に不信感を持ったので、いちケアマネジャーの立場での言動をすると宣言した。
もちろん、それでいいと返事をした。ただ、市役所の生活保護課が何か示唆するなら動いてもいいと思っていた。ところが、あとで市の職員も立ち会っての結果だと知って呆れ果ててしまった。
その結果の憤懣を吐き出しに来たのだ。これが、生活保護でなければやりようもあったが、生活保護受給者では第一義が生活保護課なので余計な手は出せない。それにしても、人権を擁護するなどと大上段に構えていた、地域包括支援センターや社会福祉協議会などは全く無能だと改めて認識した。そんなもの、最初から分かってはいたが。
その話を聞いている時に、新規事業所責任者が来た。二人を前にして、昨日の京都での後見事業の話をした。
「市民後見センターきょうとでは、後見人がいればそれだけ依頼が来る状態だ。300人体制で1000人の被後見人を受ける。収益は8000万円から1億円になる。そのために、人材育成を主眼とし行きたいと。足を地につけた活動をしたい。」
そう、言っていたことを告げて
「我々も、中途半端ではなく本気を出して早めに対応しよう。」
そう言った。
特に二人には多くの課題を与えて、負担を強いている。申し訳ないが、今が正念場だ。はっきりした方向性があって初めて生きていく目が見える。
11時の約束の利用社宅に向かう。入金をして、多額の入金があったことを確認。実は、実務者研修を申請するのに財産の証明が必要である。当社の財産は流動資産が殆どだ。
未収金が2ヶ月分の介護と支援の分。その金額は請求実績で示せるが、あとは銀行の残高証明書が必要になる。研修センターの責任者が言ってきたのはつい先日だ。つまり、ヘルパーさんへの支払いや社員給与の支払いがあり、多額の支払いが生じて来た段階だった。
銀行預金残高は最低レベルになっていた。それが、今日残高を見ると1900万円になっていた。ほかの通帳もあるので2000万円は超えた。そのうえ、未収金が3500万円以上あるので、それを加えた額が証明されれば、安定した経営状態と言える。
その確認をしたので、利用者宅を出て一旦事務所に戻って銀行印を持って再度銀行へ。証明書の作成に1週間も掛かるらしい。月末は、社会保険料の引き落としと、妻から一時的に借りている500万円を返済しないといけないので、大幅に少なくなるのでこの日が残高証明に最良の日だ。
銀行を出て昼食に向かった。いつも利用する、向かい側のホテルの中華「麗華」に行った。オーダーバイキングで、美味しい味付けで堪能した。いつもは、たくさん食べるNPO法人常勤理事が直ぐにダウンした。珍しい。私は頑張ったが、いつもそんなに食べない。小の料理を10品くらい二人で分けた。
終わってから、次の利用者に向かった。これで、最後だ。私は現場から離れて仕事をしたいのだが、なかなか多忙で断る訳に行かない。現在は6ケースと施設関係5ケース程度担当している。それでも、負担は大きい。
夜に、再び新規事業所責任者が来た。今日から始まった、先日依頼のあった病院内のケアだ。わがままで大変な、病院から出るように言われている大手マリーナ会社の会長だ。
「佐藤さんのことを、紹介者のN社長が物凄く褒めて持ち上げて素晴らしい人だと、実績も売上も、人物的にも素晴らしい人だと言っていたようです。大変感激して感謝して、預かり物があります。」
そう言って、預かって来た紙袋を差し出した。
「必ず渡ししてください、と念を押されました。」
 受け取ったが、実際にケアをしているのは、彼女たちなので
「自分たちで頂きなさい。」
そう言って、戻したが
「私どもの事業所にも頂きました。大きなマリーナ経営と軽食の喫茶室を運営しているそうです。特に、喫茶室は何人も並んで待つくらい繁盛しているようです。これまで数年、赤字だったのですがパンケーキのお陰で忙しくなったそうです。一度来てくださいと言われました。奥さんも、ずっと毎日病院に来ているのですが長時間は難しいので、来てくれる方がいて助かったと言っています。なにか、飲まなければならない薬がありそれを飲まないと数値が良くならないようです。その薬を飲まずに捨てるので、治療効果がなく無駄だから出てくださいと言われているようで。病院の喫茶室で奥さんと3時間近く話をしました。やはり、色々話をしたいようで。」
そんな報告を受けていたので、紹介者にご報告をしようと思っていたところに、6時約束の知人が来た。
NPO法人を立ち上げる目的で、先日衆議院議員を中心とした勉強会を行っていた。その結果の進み具合を聞くために呼んだのだ。
目的は、彼は外国人との共生をどう図っていくかという主眼だ。私は、現在あるNPO法人にて成年後見事業を行っているが、株式会社とNPO法人で介護や障害支援を行っている。また、自費での支援も行っている。そのために、被後見人が必要な支援を私が両方の理事長と代表取締役なので利益相反の判定を受ける可能性がある。そのために、もうひとつのNPO法人を設立して私が関わりを薄めて、その範疇から逃れようと思っている。
話し合いの結果、10月半ばまでに定款の事業案を知人が作成することにした。理事長は彼にお願いする。
しかし、なかなか帰らない。話が終わっても、ずっと切れ目なく話し続ける。困ってしまった。どうにかして、話を打ち切りたいと思っていると、私がかけようと思っていた社長から電話だ。病院内のケアを紹介してきた社長だった。
「大変喜んでおられて、素晴らしい責任者に来て貰ってとまた一緒に来られてケアをしてくれた方が若くて美人でしっかりされていて、さすが私が紹介した事業所だと喜んでおられました。わざわざ、あれほど実績を残されている社長さんまで来られて恐縮していますと、・・・・」
長時間、お世辞を言われて困ってしまった。
若くて美人でしっかりして、というヘルパーさんは空手を家族でして、目が鋭くて昔の加賀まりこや吉永小百合のような感じだ。
さすが、責任者だ。選択を間違っていなかった。その入院患者の我侭さは消えて、ちゃんと薬を飲んで、聞き分けの良い患者に変わっていたという。
 「もし、彼女が行けない日があったら、和服の似合う女優のようなほんまもんの美人の常勤を差し向けます。」と責任者は言っていた。

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