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トップハート物語(5324)立志伝敢闘編
19/09/13
2013年(平成25年)9月中旬。
多くの社員が毎朝来るが、この守口の介護部署に限っては来るのは歓迎しない。何故なら、前向きの話が無いのだ。後ろ向きの話ばかり。今日も、介護タクシーの担当者が来た。
「ブラウンの車両の車検が来るので、納税証明書をお願いします。」
「介護タクシーそんなに台数必要なの。廃車したら。駐車場にずっと並んでいるんじゃないの。」
「1日10ケースも重なる時があるので、どうしても4台は必要です。」
「いいか、そんな特別な日を言っても始まらない。今毎月幾らの収入があるの。自分が担当者だからよく分かっているだろう。」
「はい。どうします、廃車しますか。」
「それは、俺が決めるんじゃない。自分たちがやっているんだから、自分たちで決めればいい。ただ、データは俺が見ている。毎月、3万円から5万円の収益だ。ガソリン代が毎月10万円を超える。駐車場代が毎月10万円。保険料も全部で100万円を超える。車検代だ、修理代だと、年間幾ら払っている。」
「運転も30分でヘルパーさんに1000円支払っています。無駄だから、社員がするようにしています。」
「何を馬鹿なことを言っている。社員はもっと高い。そんなヘルパーさんを送ったり、乗降介助をして、その前後もあるし、待ち時間もある。その社員がその時間を潰していくら取っているんだ。もう少し、頭を使ってくれ。昼間はそうして、運転だとか言って時間を潰して、夜になると残業だと言って遅くまで残って。毎月社員に100万円近くの超過勤務手当を支払っている。昼間社員がケアで身体介護なら5000円も収入がある。一体なにを考えている。ヘルパーさんは、その時間だけで支払いは済むが社員なら、ずっと無駄な時間まで勤務時間になっているんだ。」
収益が悪化しているこの守口の介護部門。精神まで腐っていて、どれだけ働かないで給与を貰うか競争しているように感じてしまう。
「頭を使え」
そういう言葉を何度も使った。
「自分の家と同じだ。家計と同じだ。赤字だったら、その部分を無くすんじゃないか。俺は、自分が介護タクシーを始めた時に月最低10万円を稼いだ。今はその3分の1だ。そのうえ、その介護タクシーを武器に営業をして、通院や身体介護、生活援助などの介護に繋げてきた。お前たち、それをしているか。同じこの市内のケアマネジャーが、うちが介護タクシーをしていることを知っているのか。」
「何とか頑張ってやります。」
「将来性があるというなら、いいですよ。車検期間の更新をして下さい。」
そう言って、我慢して認めた。
そんな話題ばかりの、この介護部署だ。
10時に出て、行政書士会支部長に挨拶に行った。金看板を貰いに行ったのだ。写真で見ると、支部長は気の強そうな女性でずっと下手に出てハイと返事しておけば間違いないだろうと思っていた。
何しろ、忙しいと二日間待たされた。少し構えて、向かった。少し早く到着したので、時間調整をしてマンション3階自宅兼事務所に行った。
ドアが開いて目を合わせた時には、何か訪問販売でも来たかという感じの対応だった。私も、約束しているのに何をそんな目線で、と不快になった。
しかし、写真で見たよりは温厚そうで、美しい人だった。若いのに、彼女が支部長であり、今年度の役員改選で全体の常任理事であり、総務部長として君臨するようだ。
話し方は、想像したほど刺々しくなかった。それは多分、同行したNPO法人常勤理事が居たからかなと思った。
普通の初めてお会いした方のご挨拶程度で済んだ。金看板を頂いて帰途についた。事務所に立ち寄り、大事な金看板を置いてマンションに戻って昼食を早く済ませて、銀行に立ち寄り施設に向かった。
被保佐人の入所者の利用料金を支払うためだ。8月分を支払ったところで、
「済みません、この利用料金のお支払いがまだですが。」
そう言って、今年の5月、6月分の利用料合計18万の請求書を渡された。
「飛んでもない、支払っているはずです。いつもくれる請求明細書を頂けますか。無いのは可笑しいでしょう。ちゃんと、支払っていると思います。」
自分のところでも調べてみると返事があった。
先ほど、調査してみたがちゃんと領収書があった。大体、毎月支払いをしているので、そんな馬鹿な話はない。大きな、病院や沢山の施設を持っている社会福祉法人、医療法人がそんな杜撰な管理をしているとは驚きだ。
時間があったので、出金したり車の中で眠ったり。
慌てて向かった会場は、「タニタの成功の法則」というタイトルで、代表取締役の弟が講師だ。
  内容は、私どもがこの会社で実践していたことと同じだ。言葉にすると、そうかななどというものをきっちり思い返された。ただ、彼はアメリカの大学で心理学を学び、それをマーケティングに生かしているのが、非常に興味深かった。
1時間半で、迫力のない話し方だったが、共感する部分が多々あったので入りやすかった。終わってから、懇親会に5人参加して多くの人との交流が生まれた。社員も多くの経営者に声を掛けられて、名刺を交換して貰って有意義な1日になったと思う。
地方銀行の支店長、NTTの支店長、大手医療量販店の副社長、地域の経営者などが参加していて、優しく嬉しい対応があり満足の研修会だった。メモをしたが、多くは当社も実践しているので、改めて言葉を記録した。
終わってから、みんなで二次会に行った。

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