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トップハート物語(5304)立志伝敢闘編
19/08/31
2013年(平成25年)8月下旬。
10時、新規事業所責任者が来た。先日来、新規事業所所属社員の携帯電話不正使用に関わり、返還するように求めていたのを持って来た。3人が不正使用していたのだ。それも時期をずらして、注意を受けていて分かっていながら連続して月額2万円前後の通話料を使用していた。
仕事ならわかるが、私用に使用していた。もうひとりの社員が、大半の通話の相手だった。飛んでもない組織ぐるみの問題を起こしていた。あれほど、立派な数字を上げておきながら、そんなことをするなど全て台無しだ。
いつも、責任者に会うと言っていたので言いたくはなかったが、最後に
「俺も言いたくないけれど、最後に言っておく。これは犯罪だ。会社の経費を不正使用して、指摘されてもシラを切る奴もいた。当然、ほとんど全部が不正使用だからまず、返すのが常識だ。こんな不正使用して、多い奴は3ヶ月で6万円を超える。少なくても数ヶ月でこれだけの集団的不正使用だから厳しく対応するのが自然だ。
しかし、如何せん常識に欠けるこの業界に流れ込む人間達だ。自分たちがしていることが、企業で働く労働者の基本姿勢から外れることを考えようともしない。指摘されると、居直る、シラを切る。証拠を示されても子供のせいにする奴もいた。
基から断つことにしたのだ。
そのほか、今月で退職する者の動静を聞いた。私を慕って、潜りの金融業を辞めてこの世界に飛び込み
「佐藤さんのようになりたい。」
そう言う、意気込みで私の目の前に飛び込んで来た、若い男性だ。
体育会系の奴なので、見込んで弟子にした。ところが、気が小さい。逃げる、怖気づく。男気はない。体は大きく、気持ちが繊細ということか。
私の指示に従って勉強をして、飛び込んで来たはいいが動きが鈍い。迷っているのが分かった。自分が果たしてできるだろうか、そう思っているのでしっかりした動きができない。私の手前、意気込みを示めそうとするが空回り。事務所に居るが勉強はしない。
例えば、実績の請求の仕方や営業の仕方など、勉強することはいくらでもあるが心の中では、既にダメだと思っているのだろう。やはり、私自身この世界に長いので、幾らやる気だといっても、場所はどこでヘルパーさんはどうするのかなど必要なことを何もクリアしていない。
ついに、やる、やると言いながら退職することになった。勉強になると思って、最初から管理者に選任したが、その勉強も出来ないで終わっている。最初から、その精神に不安だった。淡々として、退職する月末を迎える。
もうひとり、研修センターにて事務を中心に行っていた女性が退職する。色々と配慮したが、無理だった。目の前の金銭のことだけが頭にあるのか、仕事をせずに貰うことばかり考え過ぎだったようだ。
 家庭環境を考えて、特殊な勤務体系にしていた。勤務時間は月間120時間から150時間程度。固定給16万円で社会保険も加入し、携帯電話貸与、ユニフォーム貸与、バイク支給、ガソリン代会社負担など、配慮していたが
「夫の扶養に戻って、登録になります。」
扶養になった方が、収入が多くなるとでも思っているのだろうか。
二人退職して、本社にひとり、新規事業所にひとり、守口支援にひとり、守口の介護にひとり、研修センターにひとり、合計5人の正社員が今月から来月に掛けて採用となった。
一人一人は好人物なのだが、中には高齢で50歳を超えた人材もいる。どのように教育していくかがこれからの問題だ。即戦力となり、今までの経験を活かして行けるなら高年齢でも構わない。
非正規の登録ヘルパーも、基礎研の修了者を中心に10人近く確保した。今回、人材確保のプロジェクトを発足せてシステムを検討させて実行させた結果、大きな収穫を得た。あとは、どのように使っていくかだ。その最初の導入も指導をした。ワークシェアリングを、口を酸っぱくなるまで言った。
午後に隣の喫茶店で知人と待ち合わせした。就労支援をしているが、その生徒で現在は登録でガイドヘルパーの仕事をしている。そのほか、団体の幹事とか理事とか幅広い活動を行っている。
色々な話を、私が講師をしていた関係で
「先生!」
と、言って持ってくる。
私より年齢が上だが、先生になる。
経歴を聞いたが、どうやら某技術系大学の同窓会でも幹事や代議員をしているようだ。政治家の秘書なども経験している。だから、政治の世界にも強い。国会議員などの政治家との交流を幅広くできるのも、少しは労をとってもらっている。
その彼と会って、今度衆議院議員を囲んで勉強会を開催するが、その打ち合わせと、大学のカリキュラムに入れてもらう前段のスポット講座の打ち合わせだ。
二人共地域福祉で活動したいとの共通の意識があるので、うまい具合に話は進む。
今度の土曜日は、衆議院議員を囲んでホテルで勉強会を行う。その勉強会を継続させて、地域福祉に繋げていく、それが地域活性化に繋がればと思っているのだ。
また、エンディングノートの研修を行って行きたいのだが、その会場やその後の葬儀やお墓、お寺などのネットワークを構築するのに彼の人脈が活かされるようになれば一番いいのだが。
一昨日、打ち合わせのために路上に立っていると、自転車に乗って携帯電話を操作している振りをしているやつが来た。なんと、当社から受講料を盗んで行った、研修担当だった奴だ。今日も別の男が変顔をして通り過ぎたが、やはり当社の問題児だった。

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