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トップハート物語(5303)立志伝敢闘編
19/08/31
朝一で、この地区の居宅介護支援事業所管理者兼ケアマネジャーが来た。
情報交換を行っていると、新人が契約しに来た。年齢は高いが、不安と称して方々に自分が如何にも可哀想な立場にあるか、自分だけが差別されているような言い方をして、混乱させることをしなければ、大丈夫か。
契約を済ませて、戻ると、再び彼女との話になった。
彼女が来る前に、新人登録ケアマネジャーが来た。彼は、当社に以前いて、色々とトラブルに巻き込まれて、または引き起こして逃げていった。気の小さい奴なのだが、ケアマネージャーに通ると、俄然強気になったのか独立ケアマネジャーをする積もりだったようだ。ところが、少しは学んだのか、無理だと知って当社に勉強させてくれと言って来た。最初は正社員、次はすぐに辞めるので非常勤ケアマネジャーを。その際、
「自分が営業して得た利用者は、私が退職する時に半分を持って出たい。」
と、言いだした。
勿論、利用者を取引するなど言語道断。
「馬鹿者。何を考えているんだ。利用者が、お前に付いて行きたいと言ったら何人でも移籍させればいい。まず、利用者を確保することだ。それから話をしろ。」
そう言って、最初は、当社が得ている利用者の担当をさせようと思っていたが、止めた。そして、2ヶ月。毎日、休まず営業をしている。まだ、1ケースも得ていないし、問い合わせや相談もない。
 朝、ケアマネジャー選任届けを出す書類を持って来た。
話をしようと思って、席に座るように言ったが座らない。怖いのだ。小心者で、トラブルに逃げる奴だ。私に何を言われるのか怖いのだ。
「もう2ヶ月も回っている。まだ、問い合わせも相談も何もないということは、お前が全く信頼を受けていないということだ。話し方や表現に知識がなけば、相手と話をしても信用が生まれるような話はできない。やはり、紹介するからには信用がないとダメだ。それは、これまでどれだけ仕事に誠実に対応してきたかだ。それが、話の中に出る。単なる、ケアマネジャーの試験に合格したからといって、誰も信用しない。ケアマネジャーは一番それを知っている。」
継続することになった。
彼は、営業の傍ら、ヘルパーとしても働いている。非常勤登録ケアマネージャーなので、ケアマネジャーの仕事がなければ、報酬は生まれない。それを、カバーするために登録ヘルパーとして働いている。彼の誠実な仕事ぶりは誰もが評価している。だから、仕事は集中する。先月も25万円程度のヘルパー報酬を得た。
「少しヘルパーを減らるようにするか?」
そう言った。
しかし、断ってきた。ヘルパー報酬を継続して得体のだろうか。何故なら、営業の時間をもっと確保したほうがイイと思って言ったのだが、
「朝と夜にヘルパー業務が入っているので、昼間は十分空いています。」
そんなことを言っていた。
そういえば、彼が入っている利用者が小旅行に行きたいので彼を同行したいと家族が言っていたという。
その家族が曲者だ。当社のヘルパーと個人取引のようなことをして、その報酬を制度を利用して当社を窓口にして支払わせようとしていた。
それを、撥ね付けて個人取引の相手だったヘルパーと契約を打ち切った。それに対して、家族がクレームを付けてきた。自分の家族が利用者でそのヘルパーを個人取引の相手をしていて、切られたら自分の負担が大きくなるということだ。
そのケアも継続しているが、その家族は施設を幾つか経営している。
「切ったヘルパーをそれほど必要なら、自分の施設に採用して派遣したらいいんじゃないですか。」
といったが、そこまでは出来なかったようだ。
しかし、その個人取引のヘルパーを自分の事業所に採用して時々面倒を見させているようだ。よほど可愛いのだろう。
その家人が、今度はその非常勤ケアマネジャーに個人契約をしたいと言い出したようだ。それは、彼は真面目なので撥ね付けたようだ。しかし、今月で退職する社員の代わりに派遣するヘルパーは新人だ。だから、その点を新規事業所の責任者に
「個人取引だと言って、また、自分の作業所に持っていこうとするかもしれないぞ。新人ヘルパーだって、お金がこれだけ欲しいと言っているから社員でこれだけ出すと言われたら、なびくかもしれない。十分注意することと、それだけの仕事を与えるようにして下さい。」
そう言った。
新人との契約が済んでから、一旦マンションに戻り昼食。
夕方から出掛ける。利用社宅にモニタリングに行く。終わり、利用者宅近所のスーパーで買い物をして戻る。
退職する、新規事業所の前の管理者から電話が入る。私を慕って、訪問介護事業を開業したいという割には全く勉強にならない時間を過ごしたようだ。どのくらいいたのか分からないが、半年以上は居たと思う。
将来、近い将来開業したいと口では言うが迫力がない。こんなところにいるのに、相模原だとか横浜だとか訳の分からない事を言っていた。実現は厳しいだろうが、もしするにしても、私は9月1日から行政書士をするので、今度は金銭を得て指導したい。報酬を支払って勉強させたので、彼が退職することによって利益は上がるのではないだろうか。
 交通費込みで180万円以上の支払いだったが、彼が得たサービス提供での収益よりはかなり多く支払っていたのだから。

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