お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(5298)立志伝敢闘編
19/08/28
2013年(平成25年)8月下旬。
各地で豪雨が続く。気象台始まって以来の、観測史上最高との形容詞がつくほどの豪雨だ。たくさんの人が亡くなり、被害が生まれている。また、この猛暑も同じ形容詞だ。ついに高知県四万十市では気温41度を達成した。熱中症で運ばれる人も急増して、どうしようもない自然に対抗できないでいる。
この週末は雨模様であったので、気温は低めだったが冠水や床下、上相次ぎ島根県では崖崩れや川の反乱があり、断水も発生した。これほど、多くの災害で東日本の被災者の行方は忘れ去られているかのようだ。まだ、何十万人もの人が避難生活をしているし、原発事故で自宅にいつ戻れるか分からない被災者も数多くいる。
私は幸せに暮らしているので、本当に申し訳ないと思っている。家族も親族もみんななんの心配もなく生きているので、精神的なゆとりはある。だから、世間に目を向けることができるのだ。ありがたいことだ。
いつものように、事務所に出勤して仕事を始めた。メールが新規事業所責任者から来た。
『子供が自己嫌悪に陥っているようです。自宅で夏休みの宿題など勉強していると冷蔵庫やテレビの誘惑に勝てそうもないので、研修センターを貸して頂けませんか。10時から夕方の6時までです。』
もちろん、オーケーだ。
これから、大変な時期を迎える。もう中学2年生だと思う。自己嫌悪が自分に向かってから、親に向かう。つまり、反抗期だ。自慢の娘だ。頭が良く、通っている塾のチェーン店でのトップだ。早すぎるような気がする。これからが、本番なのだが、ずっとトップを続けていた。何をするにもトップだ。学力は勿論、運動、文芸など。いつか疲れてしまう。
自慢だから、いつも親の口から色々な賞を取ったと結果を聞く。会社のブログに掲載する。結果が怖い。このまま続いて行って欲しいと思う。
税理士からの決算に際しての最終処理の指示があった。驚いたほどに、多くの給与計算ミスがある。いや、計算ではない。入金ミスだ。目が悪くなっているのか、計算と入金の金額が合わないというのだ。
多いのは、15万以上のヘルパーさんへの支払い。それは、二重払いになっていた。恐ろしいことだ。
金額のチェックをしていると、疑問が残った。本社障害者支援費のヘルパーさんへの支払いに疑念が生じた。7月分が6月分より45万円増えているのだ。売上は40万円増えた。売上に比べてヘルパーさんへの支払いの増加は異常だ。すぐに、日曜日だが管理者にデータを送ってくれるように依頼した。
しかし、よく考えてみると、支援費担当社員が退職したのは月末だ。7月は、その彼女が担当している利用者をヘルパーさんに振ったとしたら、その結果で問題ないか。売上が40万円増えて、社員の人件費が一人分20万円減ったとしたら60万円収益が増えたと同じこと。ヘルパーさんへの支払いが45万円だとすると、月間で15万円の収益が増加したことになる。それに、気づくのが遅く多分管理者は準備しているだろう。
今日の新聞に、高齢者施設へ入居すると強制的に主治医を紹介される。紹介された主治医は、高齢者施設入居者全員が往診対象となるので高額な医療費を受けることができて、効率が良い。実際は、往診などしていなくてもしたように診断書を書いて診療報酬を得る。それを、高齢者住宅は斡旋をして診療報酬の2割程度の斡旋料を頂く。そんな構図があると報じていた。
そんな、今更という感じはしないでもないが、やっと、メスが入った。高齢者住宅に対しては、不信感を持っている。当社のケアマネジャーも何人かはその住宅入所者のケアプランを持っている。その際、最初は、相手、つまり住宅側から利用表を示されていた。ケアプランを既に作成して、毎日、必要のないケアを入れて限度額一杯のプランを立てているのだ。
それはダメだと、ケアマネジャーに言って、相手先にその旨を伝える。折れて、こちらが主導権を握る。しかし、それ以降は依頼が来ない。紹介すると言われて飛びつくのもいいが、無理なケアプランを作られてはどうしようもない。
月曜日、あすの朝に弁護士からの紹介者が面接に来る。先日、弁護士事務所に通常の打ち合わせに伺った。事前に、
「紹介したい人がいる。」
と、言われていた。
これまでも、他の士業のかたを紹介してくれたり、保険会社の方であったり、または、突然ケアマネジャーの資格を取得した方であったりした。誰か、言わないし私も聞かなかった。
通常の業務の話を終えて、言われた方は親族の方で就職希望の方だった。社団法人で仕事をしているのだが、結構空いているのか。また、不動産関係の理事や地区の支部長などをしているようだが、自信満々だ。どう言われていたのか、私は突然なので戸惑っていたが、
「成年後見人の業務に興味がある。」
と、言っていた。
事務関係は自信があるということだが、いま当社では事務専門の人間がいない。それなら、色々な申請や企画をしてもらおうかと思っているのだが、果たしてどうか。週に数回来ると言っているが、そんなので大丈夫か。
それに、当社には間接部門はいないので全員が自分で自分を管理して収益を上げるシステムになっているので、それに耐えられるかどうかが問題だ。
もし、本当に戦力になるなら嬉しいことはない。私が欲しいと思っていた、助成金などの専門家がいればこんなに助かることはない。
吉と出るか凶と出るか。顧問弁護士も厄介なサイを預けたものだ。自分の事務所で使用するようにしてくれれば一番いいのだが。


一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報