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トップハート物語(5272)立志伝敢闘編
19/08/14
2013年(平成25年)7月下旬。
厳しい暑さで、気力が失われるようだ。根性、根性と唱えてはいるが、以前のようにその言葉で意欲が湧きそうもない。
経験のない集中豪雨で、多く被害が山口県や島根県で発生した。続けて、富山県や石川県の北陸地方で被害が発生した。東京や東北も厳しい自然にさらされているようだ。母親の事が気に掛かって来た。もう80歳だが、意欲は私よりあるかも知れない。
そうは思っても、老人は老人だ。何かの被害に遭って居ないか、何か困っているのではないかと心配になる。要支援の認定は受けているが、他の方に世話になるのを極端に嫌っている。
独居者の落とし穴はあるので、その人を寄せ付けない人に頼らない性格が災いすることもある。担当ケアマネジャーにお願いするにしても、本人が受け入れないのではどうしようもない。本人が受け入れないのでは、住宅改修もままならない。
午前中は何とか資料の作成を行った。昨日は、日曜日とあってあまり仕事への気が進まず無為に時間を消費してしまった。実は、ソフトバンクのお得なんっちゃらという契約を行ったのだが、その「自動引き落とし口座の手続をして下さい」と書類が大分前に来ていた。それを見て、余りに作業が多いので放置していた。担当者の彼女から電話が有り、出なかったのだが催促と分かって作成した。
同じく、厚生労働省からの経営と給与関係の調査票だ。内容が面倒で、専任者もいないので仕方が無くやる。しかし、長続きはしない。途中で止めると、担当の介護サービス提供責任者から電話が有り、
「出来ていたら取りに行きたいのですが。」
結局、少し遅らせて作成するので取りに来て貰う事にした。
人件費が、介護関係で社員と非常勤、そして、その中で介護福祉士を抜き出して金額を書き入れる。ケアマネジャーも同じ。そんな細分など出来ない。非常勤は常勤換算だが、社員はすべての時間をケアに費やしている訳ではない。非常勤の場合は、働いた時間が金額となるので、常勤換算した160時間のすべて時給が発生する。常勤換算した場合、非常に少ない人数になり一人あたりの金額は高額になる。
そんな矛盾な数字だったり、私も非常勤ケアマネジャーとなって居るが、その分の賃金を算出したら高額になり平均を揚げてしまう。また、当社は、研修などの収益も多く原価は介護部門と分けていない。水道光熱費や研修費など多くの経費項目で一緒になって居る。それを、分けろ、などと言われても分けられない。分けるとしたら、根拠がない分け方となってしまう。
そう思いながらも、仕上げた。遅い社員の勤務状況の実績を貰い給与計算をした。郵便局、銀行と回って一旦マンションに戻って昼食を摂る。頑張る、無理をする。そんな意識の中で、再び出勤。今日は雨模様で、調子が悪い。私は雨の日は全く精神的にも肉体的にも無理だ。
経営関係の最後の仕上げに、決算書を持って来て必要事項を写し取り完成。担当者の介護サービス提供責任者に連絡した。5時頃にケアから戻るとの事だった。私は、
「5時前に事務所から出るので、遅い様だったら明日朝に。」
そうメールを送った。
4時50分くらいからニュースの特集で、介護事業者の不正を取り上げるとの新聞テレビ欄にあった。
<5年間で100億円の不正、税金を食い物にする介護事業者の不正実態>
というような見出しだった。
彼女を待っている間に、行政書士の申請書で指摘された事項を修正した。案内図やマンションフロア図はエクセルで言われた通りに作成。そのほかは、それほど時間を要しなかった。31日2時に約束してある。これで、受理されれば現地調査を経て9月1日から晴れて開設が出来る。
じっとしていると、やはり気に掛かるのは資金計画だ。この地区の介護部門の急落と、研修センターの凋落が精神的な圧迫となって居る。私個人でも、株式会社に700万円、NPO法人に350万円を貸し付けており、妻も500万円貸し付けている。ただし、未収金が4000万円あるので帳簿上優良企業だ。
今年中に回収しようと目論んでいたが、難しくなった。色々とやりくりしないと行けなくなった。また、以前のように資金枯渇で考えないと行けなくなるのが嫌なのだ。
4時半に介護サービス提供責任者が来た。資料説明をして渡した。いつも深刻な顔をして暗い対応が多い。色白で一番の美形だが、悲壮感をいつも持っているので元気づけるのが大変。性格で、いつも心配して泣いている。困った彼女だが、今日は少し元気だった。暫く話をして、元気に戻って行った。
その原因は性格もあるが、身体的なものもあるかも知れない。バレーボールをしていて、背も高くバランスの取れた身体で健康そうだが、何故か、健康診断を拒否している。いつも健康を損ねているような感じがある。夜遅くまで仕事して、責任感が強く人一倍頑張りを見せる。まさに根性の女だ。
その彼女が、いつの日が同僚に
「私に何かあったら、この机の中にみんな分かるように資料が入っていますので。」
そう、言っていたとみんなが口を揃えて言っていた。
いまだに、健康診断を受けない。
そういえば、当社に入社して痩せたのは彼女だけだ。
タバコの本数も多く、精神的に病んでいるのかも知れない。
番組に合わせて部屋に戻った。
取り上げた不正して処分を受けた業者のインタビューは相手の勝だった。全く相手にされず、真っ向から否定されて、裏付けの根拠が無いので一蹴されていた。
不正の温床の取り上げ方もズレていた。
見出しだけ勢いが有っても、迫力のない番組を作るな。

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