お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(5267)立志伝敢闘編
19/08/11
2013年(平成25年)7月下旬。
 祝いの気持ちも起こらない誕生日。それはそうだ、もう死出の時を意識する歳なのだから。
 朝から雨が降っていた。東京を始めとして東日本は集中豪雨で被害が各地に出ていたようだ。昨日、この守口の居宅介護支援事業所管理者が来て軍資金を7万円渡したが、朝一番で愛知県豊橋市の障害者施設を見学に行った。農業を取り入れたり、喫茶店を運営したり就労支援や児童デイサービスなどの障害者総合支援に関わり、加えて成年後見事業を私と同じに始めた。
 その縁が有って、それらの一貫した障害者施策を勉強しに新規事業所責任者とともに派遣したのだ。このような現場で学習機会を得ることを常に行っているが、これが必ずいつかは生かされると信じている。
 私の方は、午前中は事務処理に動く。晴れ間が見えてきた頃に銀行に出ようと思ったら、パソコンやコピーファックスなどのオフィスオートメーション関係を一括依頼している事業者が来た。
 なにやら、ニュースでも見たがウインドウズのサポートが来年で終わるという。その具体的な内容は分からない。その為に、
「古いXP仕様のパソコンは入れ替えることが賢明です。」
と、いう訳で営業だ。
 当社には社員用として、全員分30台以上のPCが揃えてある。しかし、
 「最近、携帯電話でモラルの問題が多くなり使用料金が嵩んで、何度注意しても毎月誰かが不正使用をしている。その為に、多額の出費を強いられている。もう限界だ。それと同じように、PCも全員分揃えてあるが、それを使って何をしているのか分からない。これまでは、全く操作が出来なくても会社にとって必要な操作くらいは徐々に出来るようにと思っていた。しかし、そうしていない。経費も考え直す時代になって来た。」
 そう言って、新たな機器に替えるかどうか検討すると返事した。
銀行からマンションに直行して、簡単にうなぎ丼の残りを食べて、直ぐに出社。2時に人と会う約束をしているので、1時過ぎにNPO法人常勤理事の車で出る。
 少し早く着いたが、コンビニで休んで向かった。漢方医の店に紹介者と誰か居た。よく説明を受けていなかったが、紹介者はある福祉団体の副会長。当社の就労支援講座の生徒でもあった。その者が、空気清浄器の販売する者を紹介するとの事だった。
「その弟がその市では介護関係に顔の利く人で、知り合っていた方がいいです。」
 そう言って来たので、乗ることにした。
 しかし、その一方的な空気清浄器の説明に首が痛くなった。
 1時間ほど聞いていたが、無意味なので途中で遮って立ち上がった。
「高齢者の肌の乾燥を防ぐいい薬品もあります。」
 そう言って、試供品らしいものを差し出した。
 「高齢の利用者は何百人といますが、商品を売るなどできません。」
 そう言って、そくさくと出て来た。
その私の後ろを追いかけるように
 「弟さんを今度紹介します。大学の教授をしています。」
 あまり関係ない。
 こんな無駄な時間を過ごしたが、戻って有意義でもないが時間に追われた。
 まず、被後見人の施設に連絡して26日に自宅に帰るスケジュールを連絡。
 私が後見人になって、既に9カ月近く無人の自宅に戻って家の風通しや庭に草刈りなどを提案したが、強く拒否されていた。そこに金庫があると聞いていたが、何がどれほど入っているのか不明だった。
 ところが、先日、施設に於いて転倒して骨折した。その際、保険があれば適用になるはずだと思っていると、どうやら全労済に加入していると分かった。その手続をしたいのでと話をすると、納得して自宅に戻ることになった。
それでも、金庫のカギが無い。以前身の回りを世話していた老人が亡くなって、それを家族が引き継いでいたようだが、不明な点がある。そのひとつが金庫のカギだ。
 そこに土地や建物に権利書があるかも知れない。保険証書を保管してあるかも知れない。そう思っていたが、本人はそのこれまで管理していた方に全部任せていたというが、その親族は知らないという。
 どれが嘘かどれが本当か分からないが、金が関わるので人間は変わってしまう。その時に、認定変更申請をしていたが結果通知を待っていると、その身の周りの世話をしていた 人の遺族から、届いていると連絡があった。
 これまで、半年以上、普通の家でも何通もの各種郵便が来るが、全く何も言って来なかった。流石に、この通知だけは持っている訳にも行かずに連絡して来たのだろう。
 何か裏がある。土地と建物は広いし新しい。
続いて、
「行政書士登録申請書を作成したので、予約をお願いします。」
 そう、言って協会に連絡した。
 そう言って置きながら、大変な状況になった。
 自分ではひと月掛けて、準備して来た積りだった。あと数点、準備が終われば申請書が整うと思っていた。
 自分で、予約の日を明日にお願いして了解を貰った。そのあと、点検を始めたのは4時半頃だ。不備な点が沢山見つかった。申請書を始めとして添付書類などの部数が2部で、コピーは可能だが、署名押印は自署で勿論朱肉を使ってそれぞれ。それなのに、私は署名までしたり、日付は空欄と書いてあるのに既に書き込んでしまっていた。
 書き直しの書類が次々出て来た。役所から取りそろえる、戸籍謄本、住民票、身元保証、被後見人被保佐人で無い証明書、などは何とか行った。加えて、写真をNPO常勤理事に手伝って貰って撮影。マンションの入り口、階段、フロア、室内など。地図も慌てて印刷、図面を作成。何と、ほとんどが最初からやり直しだった。
 8時には終わるかなと思ったが、何とか7時半に終わった。その間、食事はチキンラーメンとおにぎりだった。細やかな誕生日の食事だ。本来は、どこか気の利いたところにでも行こうと思っていたが、こんな書類の体たらくでは難しかった。 
 一点だけ、揃えていなかったものを発見した。賃貸借しているビルの登記簿謄本だ。これは、自分ではどうしようもない。明日、管理会社にお願いするほかない。数日掛かるだろう。
 登録料が275000円と3万円の印紙が必要だ。準備した写真も8枚だが、サイズが異なっていた。小さく切り取って準備した。
 スムーズに行くかどうか。心配になって来た。以前だったらこんな書類大したことはなかったが、今はもう何処だ。
 午前中に弁護士事務所に行って、午後から申請になる。
 夕方、朝旅立った研修から戻った報告があった。収穫があったという。それは良かった。それでも、私の誕生日がどうだったか聞いて来た。あの、クリーニング屋さんのサブリーダーが同じ誕生日なので一緒に祝おうと声を掛ける積りだったが、それはどうなったか聞いて来た。行ったが、不在で休みだったというと、残念続きだと言って来たので
 「来週は、先月の京都に続いて私の歳の半分の綺麗な優しい方と大阪でデートです。」
 と、返信した。
 それから、何度も自分もそれを見習ってなどと言って来たので、止めるように言ったり冗談の時間を過ごす。
 夜になって、NPO法人常勤理事が簡単なケーキを作ってくれた。

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報