お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(5266)立志伝敢闘編
19/08/11
2013年(平成25年)7月下旬。
 朝から次々社員が来たが、それほどゆっくり話すでもなく必要な要件を手短に終えて仕事に去って行った。
 私はというと、62歳の誕生日を翌日に控えて淡々と仕事を進めていた。最初は、社員の給与計算。社員の数も一時減少を辿っていたが、再び増加に転じていた。今年に入って4人程度増えた。
人件費総額もヘルパーさんが月額700万円、社員が900万円を超えて来た。ということは人件費だけで1600万円が必要。今年に入って、毎月2000万円の収益は確保しているので、大丈夫だとは思うが心配だ。今年は、NPO法人が完全に収益の数字として考える必要のある、収益を確保して来た。
6月実績が280万円程度だ。グループ全体では半期で1億5千万円を超えて来たので、これまでの最高の収益を進んでいる。
 今のうちに、次の事業の中核となる部門に投資をして育成を図ることを考えているのだが、この守口の介護部門と研修部門が足を引っ張りそうな気配だ。後半はどうなるのか気になる。
 朝来た社員の中に、この守口の介護支援専門員が居た。管理者も兼ねている。
「先月は嫌になるほど新規依頼が多くなって、どうしたんだというくらいでした。」
 そんな話を聞いて、新人のケアマネジャーの状態を聞いた。
 出戻りで、当社に3年程度在籍してサービス提供責任者をしていた。研修を担当させたが、トラブルの責任を取るとの言葉で退職した。しかし、そうではなかった。何かはっきりしない他の事業所との繋がりが有り、退職と同時にそこに入った。デイサービスや訪問介護、自立支援などをしていた。その事業所のサービス提供責任者をしていたのだが、ケアマネジャー試験で合格した。
 最初は独立する積りだったのだが、出来ないと分かって当社に助けを求めて来た。実務を当社で学んで独立したいということだ。その際、自分が営業で得た利用者を半分は下さいと、馬鹿げたことを言って来た。とんでもないうえに、これまで在籍していた事業所のサービス提供責任者を解任しているのかが問題にした。
 曖昧で、最初は正社員ということで採用が決まっていたが、源泉徴収票や離職票の提出を求めたところ、急に
 「業務委託で結構です。」
 と、言い出して、固定給が無くなり登録でヘルパーもすることになって、その合間に営業をすることにした。これまで、毎日営業を行っているのだが、全く結果が出ていない。当社としては一番問題視しているのは、彼が前の事業所でサービス提供責任者を解任されているという証明がされないということだ。
役所の電話でその点をどうやって確認したらいいのか聞くと
 「個人情報なので教えられない。個人に解任されたか、またはして貰うように言うだけだ。」
 との返事だった。
 こんな問題を含んだケアマネジャーを使用したくないが、人材は欲しい。その管理者と私で60人程度のケアプランの担当だが、私は登録で持ち分の数が少ない。これ以上増やすと、パンクする彼女なのでどうしても彼にして貰いたい。
それでも、営業の大変さを知らないととんでもない人間になる。最初の要求はケアマネジャーで月額25万円だった。だから、50万円を稼いでくださいと言った。勿論、数日後白旗を下げて業務委託契約としての話を自分から言って来た。
 一旦、午前中彼女と話したが、午後一番で再度会った。明日出掛ける、研修出張の件だった。私が懇意にしている愛知県豊橋の障害者施設運営者が、今度農地を買い求めて障害者に生産をさせた物を加工して配食などに繋げる、そのまま朝市で販売する、障害者が運営する喫茶店などでサラダなど提供するなどの一貫システムを全国に広めたいとの希望で、始めているラインを見学するツアーに二人を出すのだ。
 そのようなことを続けたいと思っているのだが、一部の生産性の上がらない部門が足手まといになり、益々腐っていて社内のがん化している。仕事はしない、残業はする、古い人間なので下の者は何も言えない、下の者には残業代が掛かると言って仕事をさせずに早く帰す。自分たちは生産性のない無意味な残業を夜遅くまで、早くても夜8時過ぎまで残り、月80時間の協定残業時間をギリギリまでこなす。頭が痛い。
 同じように、NPO法人も蔓延化して来た。帰らない、超過勤務をみんながやる。収入は多くなり、止められない。限界があるので、それ以上の収益を上げている時はいいが、それが下降すると、自分たちの収入だけは確保しヘルパーさんや下の者に仕事をさせないので辞めてしまう。悪循環だ。
 その為に、私が声を掛けても収益を確保している部門の人間が声を掛けても、閉じ籠って出て来ない。ひがみが強くなる。ただ、超過勤務を止めない。残業を止めろと言えば、会社を辞めたると言い出すだろう。
一人だったらいいが、そうは行かない。集団だ。そのうえ、上の者ばかりなので、仕事を譲らないので下の者だけが残っても運営が出来ない。
 離れているという弊害はこんなところに起こる。毎年実施しているクリスマス会は、業績が上がっていない部門は閉じ籠ってひがみ、参加しないだろう。私はそんな意思でいても楽しくないので止めたいと思う。
 社員旅行も今年は予定が立っていない。業績悪化とはこういう事なのだ。部門間の差が有り過ぎると、日々努力して経費節減を考えている部署は実績も揚げているのがはっきり分かるので、同じレベルの対応は厳しいと思う。
 解体したいと思うがそうも行かない。日々悩んでいる。
 そんな話をいつもしている、この守口の居宅介護支援事業所管理者が
 「金曜日にでも、この地区の介護部門の方たちとクリスマス会などの話を含めて仕事のあり方も話し合いをします。」
 そう言っていた。
 やっと、みんなで解決するようになれば一番ありがたい動きだと思う。
 午後から出た。銀行に寄り、大東の居宅介護支援事業所管理者からクーラーが壊れたとの連絡が有り、直ぐに付け替えるように言った。結果、11万円だという見積もりをファックスして来た。社員立替えさせる訳に行かないので、持って行った。待ち合わせは、私が本社サービス提供責任者をしていた時代から担当していた、利用者宅だ。もう12年前に担当し始めたので、長期だ。懐かしかった。
 約束の3時半になっても利用者宅から出て来ない。やっと、15分後に出て来た。3時に入ると言っていたので、45分もモニタリングをしていたことになる。
 「ずいぶん遅いじゃないか。」
 「だって、おはぎを食べて行けと言って大変だったんです。」
 甘いものには目のない彼女だ。利用者もよく知っている。広いお宅に一人で住んでいるのだから、話し相手が欲しかったのだろう。彼女は、ヘルパーさんの時代から担当している。 
私もモニタリングを1ケース行き、百貨店の火曜市で食料を大量購入。その足で、イオンモールでクリーニング屋に立ち寄った。NPO法人常勤理事が同行しているのだが、先日、同クリーニングで初めて対応したにこにこした感じの良いサブリーダーが私と同じ明日誕生日だと彼女が言ったので、一緒に祝おうと思ったが居なかった。
 事務所に戻って来て8時まで仕事をしてマンションに戻った。
 土用の丑の日ということで、取り寄せたうなぎを昨日食したが、今日も食べた。沢山取り寄せたので、何度かに分けて食べようと思う。




一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報