お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(5261)立志伝敢闘編
19/08/08
 余りに意識の低い社員の言葉に、自分のこれまでして来た社員教育は何だったのか考えてしまう。
 最初のどうしようもない社員の話だ。携帯電話の私用が、どうしようもない結果を生んでいる。半年前に入社した支援事業所サービス提供責任者。仕事はバリバリして、瓢箪から駒のような儲けた心境で、多くの人が喜んだ。
 しかし、先日来た先月の携帯電話使用内容を見て驚いた。WEB料金が116万円を超えていた。勿論、使い放題の契約はしているが、仕事として使用したモノではないのは一目瞭然だ。他のメンバーの使用料と余りに違い過ぎる。上司の責任者に注意を促した。
 「一事が万事なので、その考えを注意するように。」
 と、の注意を受けて本人から電話があった。「
 「携帯電話の料金ですが、充電中の夜中に娘が勝手に使用したようで。システムを確認したのですが、段階があるようで・・・・。」
 と、長々と言い訳し始めたので
 「システムなどどうでもいいんです。あなたに貸出しているのは会社の携帯電話で仕事で使用するようになって居るんです。私用に使うなど、企業に勤める労働者の道徳心から外れるのではないですか。また、子供でも同じです。社会的な倫理観を持っていないのですか。」
 「来月から分割して支払います。」
 「いいですか、支払ってくれと言っている訳じゃないんです。あなたたちこの大阪の人間に倫理観を言っても無駄だと思っているので、言っても仕方ないので使い放題で契約しています。弁償したらいいんじゃないかと言う考えは止めて欲しいんです。これから、こんな人間が増えたら歯止めが掛からないで、携帯電話の支給を止めたいと検討しています。」
 そう言っても、ああそうすか程度で何にも感じていない。
 子供のせいにするが、子供は親の鏡だと言うことも知らないだろう。無責任な親が子供をダメにする。 子供の素行どころか、自分はどうなのだ。
 同じように、今月来た電話料金で先日も新規事業所の管理者の認めない発言と証拠を取ってくれと言う発言に、取り寄せて認めさせたのだが、それで終わりにする訳に行かない。通話料金5000円を超えた部分を負担して貰う事にした。
 また、同じく新規事業所の前の管理者はWEB料金が嵩んで28000円も請求が来た。自分で負担するように求めると、
 「先月注意を受けてから注意をしました。」
 と、言っているがデータは注意を受けてもなお使用を続けてついには高額の料金が発生した。
 上に立つ者がこれでは、どうしようもない会社になる。
 昼前に、介護サービス提供責任者が泣いて入って来た。いや、入った時には顔が歪んで泣く寸前だったのだが、
 「どうした、やつれてしまって。」
 と、言う声に泣き始めた。
 声は震えて、
 「何がどうしたんだ。」
 「済みません、こんな年になっても泣いてばかりで。止めようと思っても泣いてしまうんです。」
 何度か、何故か促すと自分ではきっちり説明をして新人ヘルパーに替ったのに、または出来ないサービスを要求されてなぜだめなのか説明した言葉が気に入らないと、クレームが続いていると言う。
しかし、それだけではない。この守口の介護サービス部門が大幅な落ち込みで、それを何とかしようと孤軍奮闘しているのだが、他のメンバーがやる気もなくただ忙しいと言って何もしようとしない。
 管理者が逃げ出すことばかり考えて、立て直すアイデアも能力も行動力もない。
 その管理者を支えているのが彼女だが、管理者など支えずに改革を進めて欲しいと思っているのだが、管理者が居なくなると自分の仕事が無くなると思っている。
 管理者がパソコンは勿論、まともな事務処理が出来ない。その無能をカバーしているのが彼女だ。彼女が一手に仕事を囲い込んでいるので、他のサービス提供責任者がステップアップ出来ない。単なる常勤ヘルパーになって居る。そのヘルパーレベルの能力ではサービス提供責任者だと言えない。
 崩壊しつつある組織に一番危機感と絶望感を持っているのは彼女なのだ。その恐怖感から、最近は酷いやつれ様だ。
 励ましながら、午前中は終わった。
 午後から、働きながら学ぶ介護プログラムの実践をしている大阪市から監査を受けることになって居るので、準備をした。
 予定の3時半より遅れて4時近くに来た。書類の問題は無く、スムーズに終わった。世間話で、他の事業所でも人材の育成どころか確保がうまく行っていないとか、確保した人材のレベルの低下を嘆いているので、全国どこでも起きている現象でこれからこの業界はどうなるのか、ではなくだからチャンスがあるのだと益々思えるようになった。
 新規事業所責任者からメールが来た。沢山あった内容の中にクリスマス会の打ち合わせに行くとあった。
 「この地区の介護サービスは大丈夫ですか。もし、実施できなくてキャンセルとなった場合は数百万円の違約金が支払われます。」
 そう連絡した。
現在の、意気消沈している介護サービス事業所。破れかぶれで、破壊するかもしれない。なにしろ、責任者である管理者がいち早く逃げ出そうとしているのだ。部下がやる気になる訳が無い。その下のものも、家庭の事情で逃げ出すと言い出したし、そのほかのものも自分に責任者が回って来たら出来ないと、辞める連鎖反応が生じてきている。
 それなのに、何がクリスマス会だ。それを、言いたかったのだ。楽しいはずの、クリスマス会がそのような分子を抱えて順調に行く訳がない。私は、幹事であるNPO法人常勤理事に
 「出来るのか。おれは無理だと思う。」
 そう言っているのだ。
無理しても仕方が無い。
其れよりもそんなことを考えずに突っ走る気持ちになる、新規事業所の管理者などの仲間の気持ちが理解できない。
これまで、沢山の機会を得て教育して来たはずなのだが、何の効果もない。意味もない時間を過ごした。
毎日、ここ数日風邪で調子が本調子ではない。
何か体がすごく悪いのではなく、何か違和感がある程度の調子の悪さが続いている。



一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報