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トップハート物語(5254)立志伝敢闘編
19/08/05
 開けても暮れても、人材確保が命題になっている。7時に突然事務所に入って来た男が居た。驚いたが、出戻りのケアマネジャーだ。奴の身分は、前月まで務めた会社でどのような扱いになって居るのか、問題視しているのでまだ選任はしていない。
 その彼が、今月に入って当社に入社したが仕事が無い。仕事が無ければ報酬を支払えない。そのうえ、彼は退職を前提としている。そんな奴に、当社の名刺を持たせて営業をさせて利用者が発生したら個人情報を持つことになる。自分が得た利用者の半分は独立する時に呉れという馬鹿げた考えを言う馬鹿だ。
 その彼に、当然ながら先行投資とか教育投資は出来ない。当然、営業しても幾らも入る訳ではないので、払わない。実際に入る報酬の数字をあげてから支払うことになる。その為に、ケアに多く入っている。先日も、介護タクシーを運転できる福祉有償運転者の講習を受けて来た。
 その仕事も入れようと思ったが、ケアに余りに引っ張りだこなので営業する時間が無く嘆いていた。いくつか営業しても、ケアプランの依頼などある訳がないのをやっと分かって来たようだ。ケアマネジャーの資格を得れば幾らでも仕事があると思っていたようで、最初から25万円の給与を求めた世間知らずだ。
 自分が使用する営業用のパンフレットの内容を指示して、専門の者に作成させようとしたが、逃げていてダメだ。私に頼ってその内容を考えない。私だって忙しい中で時間が取れない。中途半端になって居るまま、10日が過ぎた。自分が業務委託で働いているのだから、自分で考え行動しないと。
 キラキラ目の珠緒ちゃんが来た。今日の午後から施設に成年後見人の手続きをしに行くことになって居るので、その予定を打ち合わせした。それにしても、施設に行く時間を相手の担当者と摺合せしなければならないのに、電話をしたというので打ち合わしたのかと思っていたら、
 「先月の介護保険利用料を聞いただけ。」
 だった。
 なぜ、そんなことも出来ないのかと残念だ。
 昼から、3人の女性社員を伴って食事に行った。この守口の居宅介護支援事業所管理者、新規事業所の責任者、NPO法人常勤理事。いつものメンバーだが、これからこの会社を支える重要な人材だ。どうしても、みんなが仲良く力を合わせて将来に向かって行って欲しいと思う。
 話に、昨日、メールでやり取りした本社のある大東市の居宅介護支援事業所と併設しているレンタル事業責任者の意欲が出て来たとの感触に少しずつ仲間に入れて支えあうように言った。加えて、研修センター責任者の考えや姿勢を話してあまり刺激的な動きをしないように言ったのだが、
 「明日若手3人で研修センターに行って話し合いをして、出来るものを手伝って業務を軽減できるようにしたいと思います。」
「本人は片意地を張って、頑なな考えを持っている。強硬な姿勢で彼を辞職に追い込むことは全く考えていない。自重して動くように。」
 そう言って、しぶしぶその行動を認めた。
もう、自立してその結果を享受して貰う方がいいのいだ。
 訪問看護ステーションに行った。後見人の職務として、契約行為から実施し始めた。大きな医療機関で、地域包括を2か所持っている。その訪問看護ステーション管理者に挨拶をして、契約行為をしていると紹介したいと男性とともに現れた。
 「当医療機関は地域包括を二か所持っているので、その管理者がたまたま来ていたので、成年後見のお話をさせて頂きました。」
 そう言って、成年後見の必要性を相手から話された。
 何を失敗しているのか、名刺を忘れてしまったのだ。
 パンフレットを出して、後日挨拶に行くことにして失礼をわびた。
 多くの機関が成年後見人の必要性を感じて求めているのが分かった。
 次のデイサービスに向かった。同じ業務なのだが、私はもう行かないことにした。多くの会員が出来るようにしないといけないので、3人に任せた。
その間、隣の県のハローワークから連絡があり、求人に対する応募者がいるという。ここ数日毎日のように紹介がある。すべて、男性でこの世界では高齢者の部類にはいる50代後半だった。それも、経験なしで2級ヘルパーとか初任者研修、ガイドとか福祉用具専門相談員とか持ってはいるが、難しい。福祉教育関係業者が取得させるのだが、就職の道はない。
 しかし、その中に40歳という男性が居た。使えそうだと面談者の話に、各部署が対応してくれれば希望の条件に合う。何故なら、2級で経験なし、男性で社員希望で手取り20万円だという。勿論、論外。
 「ただ、登録で働けばそれだけの金銭は得られる可能性がある。」
との話を聞き、それを受け入れて働くことになった。
新規事業所からは、
「管理者の友人が介護福祉士を持ち専業主婦をしていたが管理者の声掛けに応じて、少しずつ働くようになりました。また、チラシを撒いた効果が出てきてブランクのある経験ある方が応募してくれました。」
 という、内容も報告された。
 そして、極め付きは昨日の講師兼任の誰しも認める美しすぎる介護支援専門員の加入だ。
 加えて、その隣県のハローワークからの電話で欣喜雀躍した。
 「介護福祉士などを持っていて経験豊富な37歳の女性です。講師研修も受けており講師も出来ます。それもお宅の会社で受けて修了しております。」
 そう言って来た。
 ありがたかった。思わず、
 「有難うございます。」
と、ハローワーク職員にお礼を言った。
 「ただ、遠方なので通勤可能でしょうか。」
 「大丈夫です。就職が決まれば転居を考えています。」
 「分かりました、それでは当社の管理者から電話を直接させますので面接の打ち合わせをして下さい。」
 そう言って、切った後も想像が膨らんでいた。
 これから、本社管理者をスーパーバイザーとして育成したい。そのためには、そのポストを埋める人材が必要になる。
 まだ30代で経験を確認した。そんな時には、当社の受講者であればデータをすぐに出す事が出来る。
 医療法人の老健に始まって財団法人総合病院、民間の大手ヘルパーステーションを経験して10年は経過している。昨年、当社の実務者研修教員講習会に参加して初任者研修教員資格を取得した苦労人で自分の目標を持っている人だと思う。
 余りに当社にはシングルが多いが、周りにいた社員も
 「またシングルですかね。」
 と、言っていたが不明だ。
 それでも、気になって申し訳ないが住まいを確認して、不動産をネットで見る。間取りなど見ることが出来るいまの時代は恐ろしい時代になった。
 確かに3DKで家賃まで分かる。ファミリー層だ。引っ越してもいいとは、やはり旦那さんは居ないという事か。
 ここに来て、十分ではないが人が確保できるようになってきた。8月という先の話だが、丁度講習が2クラス終わる。その際の卒業生で既に数人は当社へ決まっているという。動けば何かにぶち当たるのだ。出来ない、やってくれでは何も生まれない。

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