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トップハート物語(5252)立志伝敢闘編
19/08/04
2013年(平成25年)7月上旬。
朝一で、出た。奈良県の私鉄駅で弁護士と待ち合わせだった。被後見人と面会するために弁護士は行く。そのケースは私が後見人候補として審判の申請を家庭裁判所に行ったが、余りの複雑な家族関係に
「素人が手を出しては、解決できないばかりかトラブルになる可能性がある。職権で開示されたり、阻止したりすることは弁護士だから出来るが一般市民では無理です。その無理なことを強引に行って後見人業務を失敗したらお宅のNPO法人の信用が無くなり、今後の後見業務が受任できなくなるかも知れない。」
などと、何度も説得されて結果的には顧問弁護士が候補者として再度審判申請し、そのように決定された。
ところが、それまで施設と家族と関わりの深かった私は後見人の審判が下りるものとして動いていたがすべてやり直しとなった。弁護士が裁判所から後見人決定通知を受けても何の連絡もしない。施設では、私が一応の窓口になって居るので施設経費や外出支援などどうするのか聞いて来る。
弁護士に後見人の通知が来たと連絡してくれるように連絡を何度かした。
「相手の施設から何も言って来ない。何故、佐藤さんに言って来るのか。間に人が入るとややこしくなる。」
「それは可笑しいでしょう。裁判所から通知が来ているのは、後見人の弁護士と被後見人の本人宛です。しかし、被後見人宛てに来ている裁判所からの文書は、施設は勝手に開封できない。また、その後見人に選任されている弁護士の連絡先もしならない。当然、選任された方から連絡をするのが筋じゃないですか。」
日頃、間に人が入るとややこしくなるので、私が入らないように直でやると言いながら
「佐藤さんが連絡先を教えてくれたんじゃないですか。」
などと言うに及んで、呆れ果ててしまった。
弁護士はそれほど偉い存在なのか。連絡先どころかその弁護士が後見人になったという事も知らない相手に、連絡して来ないなどと法律を仕事としている弁護士としては異常な発言ではないか。
その顧問弁護士は、色々言っていたが、他の弁護士が居る時には私は来なくてもいいと言っていた。誰もいない時には、来るように言って結局今日の10時に約束をしていた。ところが、顧問弁護士が二人当社に来た時には
「別に佐藤さんは来なくてもいいのですが。」
そう言っていたので、最初から約束していた今日は別の被後見人の施設経費の支払いと外出援助をすることになって居たので、自分が予定して行くことにした。
ところが、金曜日に弁護士事務所の事務員を通して電話があり、弁護士に替るとどうやって行くのかとか、私はタクシーで行けばいいのかなどと言うので、
「はい。」
と、手短に答えた。
「佐藤さんはどうやって行くのか。」
「私は社員の運転する車で行きます。被後見人の外出介助をしないと行けないので。」
そう何度も言っていたが、ついに
「私もその車に乗せて貰えませんか。」
と、いう訳で迎えに行くことになったのだ。
 隣の県の山間の私鉄駅だ。そこに行かないと、施設には行けない。ギリギリ待ち合わせの駅に間に合って、施設に入った。紹介だけと言ったのに、私に
「終わったら連絡します。」
と、何度か言ったが連絡されても迎えには来れないので、その理由を何度か言ってやっと理解して貰った。
 書類の作成も、対応も施設と協力のもと行って欲しいと思っているので、助言はするが手は出さない。しかし、依頼されれば勿論仕事として受ける。
 紹介だけして別れると言ったのだが、受付で応接室に通される弁護士を見送って私は他の被後見人の施設利用料を支払うので動かないのに、
 「終わったら連絡します。」
 と、何度か弁護士が言うが、他の業務が有って無理だと言いたかったのをやっとわかってくれて、
「ここで別れて帰りはタクシーを頼のみます。」
と、言った。
弁護士としてタクシー代などどうせ取るのだから、私どもに負担を掛けないでほしいと思って、その場をすぐに離れて本社に向かった。
 本社管理者と待ち合わせをして、食事をしながら打ち合わせをした。先日来、研修センターの改革について彼は率先して動いているので、その状況を聞いた。
「やはり、責任者が頑なな気持ちを変えないので改革は厳しいものがある。しかし、私は彼の気持ちを変えたい。」
 そう言っていたが、一筋縄ではいかない。
なにしろ、自分で仕事を囲い込んで人にさせずに結果が悪くなれば、逃げ出すのが辞める理由だ。それを、理詰めで変えようと思っても無理だ。それでも、彼はするというので期待せずに待つことにした。期待したら、彼の負担が大きくなる。
 午後、施設に戻って被後見人の外出支援を行った。買い物だが、毎月ハンカチや衣料品を購入しているのだが、何故か施設のレンタル品を着ている。誰かに持って行かれているのか。リハビリシューズも購入したばかりなのに、また購入したいと言っていた。おかしい。
 3時過ぎに終わり、戻りながら大東市の居宅介護支援とレンタル事業所の管理者に会った。今後の事業所の運営について話し合った。ケアマネジャーの資格を取得した者の処遇だ。
 常勤のケアマネジャーとして移動させれば、その人件費と経費はどうするのか。抜けた部署の補充だけになって、経費が嵩むことになる。その為に、自立した運営や考えを植え付けたかったのだが、なかなか難しい。
サラリーマンで、おんぶにだっこという考えを払拭するには、強硬手段が一番だと思っているのだが、破壊してしまうことになり兼ねないので、説得が必要だ。
 その凝り固まった考えの管理者の考えを柔軟にするには、どうしたらいいのか迷ってしまう。忙しいとか、時間が無いとか言うだけでらちが明かない。
 「その忙しい部分を誰かにして貰えば、出来るということですか。」
はっきりした返事がない。
 今のままで、何も変えたくないのだ。それでは、困るのだ。
夕方戻って来て、実績を待って居た。センターから集計結果がファックスで送られて来た。6月の実績だ。流石に、本社や新規事業所は5月に比して稼働日数が少ないのにも関わらず、収益を伸ばしている。それに引き替え、戻り加減だったこの守口の介護部門が再び下降した。今月に入って前月比上昇したのはひと月だけだ。だから、あの介護管理者が7回目の退職を申し出て来たのだ。
 その介護部門は残業代が半端じゃなく、収益を圧迫している。売り上げは最低で残業代が高額なのをどう自分が理解しているのか。
 余りのショックに声も出ない。だから、独立採算で運営して欲しいと願っているのだ。

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