お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(5233)立志伝敢闘編
19/07/25
2013年(平成25年)6月中旬。
やっぱり、NPO法人常勤理事がダメだと判断したような、思い知らされる人物だった。昨夜、NPO法人常勤理事がやはり付き合いが出来ないと判断して、断りを入れた人物と面談した。
出戻りの元社員で、少し身勝手で頑固な面があったが真面目さをことさら見るようにした。それは、彼女と付き合いを始めたからだった。
しかし、彼女が彼の本質の問題点を指摘したように、常識が無く人の話を理解できない。会話が出来ない。出来ない尽くしで、愛想が尽き我慢できなくなってついにお断りをしたのだ。
ハローワークを通して面接に来た。数十分の予定だったが私が当社の社員となることに対する心構えに釘を刺した。しかし、全く理解できずに真面目に返事をして聞いているものとばかり思っていた。
 言ったことは多くは無いし、常識の範囲だ。
彼は、ケアマネジャーの資格を取得して実技研修を終わって来るのだ。
 1.ケアマネジャーは偉い訳じゃない。決定する権限などない。利用者の立場に立って、利用者のニーズを如何に実現できるか、を常に念頭に
 2.そのためには、常に知識の吸収と勉強に励み外に出て多くの方と接触をして見分を広め幅広い多くの資源を開発確保する
 3.上司や先輩、同僚の指示や助言を素直に受け入れ会社の名誉を傷付けることのないように常に心掛ける
 などと基本的なことをいくつか並べて、彼も真剣な顔して聞き入って納得していたように見受けられた
 「何か聞きたいことはあるか?」
 「私は資格を取得した段階で独立することを考えていました。しかし、色々知ることになり独立は実力からいって難しいと感じましたので、佐藤さんに独立を前提にお願いしました。そこで、独立する際には私の確保した利用者を半分持って行っていいでしょうか。」
 あまりに馬鹿げた発言に、驚いた。
強く叱責した。
 「今言ったばかりじゃないか。利用者は物か。えっ、どうなんだ。」
 「いや、物じゃないです。」
 「いいか、今言ったばかりだ。利用者の立場に立って利用者のニーズに応えるように努力しろと。決定者は利用者だ。二人で半分は貰うとかやるとか言っていることがおかしいとお前は思わないのか。お前が独立するときに利用者がお前にケアプランを立てて欲しいと言ったらそれで決まりじゃないか。だから、一生懸命に努力しないさいと言っているんだ。それを利用者は見ている。お前の言うようなことは確かにみんなやっている。俺が担当したとか、私が見ていたとか。そんなことが当たり前のような感覚は俺にはない。ふざけるな。俺が言ったことをお前は聞いているのか。」
 不思議な顔をしている。これが、彼女が言っていた不信感だ。
「理解できない、会話が出来ない、知識が無い、常識が無い。」
そう言っていた。
そのうえ、頑固だとも言っていたが、確かに私の再度の発言を認める言葉が返って来ない。付き合いを止めてよかったのだ。
「それより、お前が自分で食べるだけの利用者を早く確保しろ。営業はお前が簡単に考えているほど楽ではない。」
そう言っても、こいつには現実が分からない。やってみて初めて分かるが、こいつは逃げて行くだけだ。
 「独立の夢は結構だ。しかし、これからケアマネジャーの位置がどうなるか大変なのは分かっているのか。」
 「分かっています。軽度者が無くなるかも知れないと。」
 「馬鹿、お前はよっぽどバカだ。それがなんだと言うんだ。いいか、いまケアマネジャーのあり方が論議されている。分かっているのか。」
 「・・・・・・」
 そのことに対して、説明をした。
 一番の問題として、医療・予防の知識がこれからは重要視されること。次に、利用料の負担の問題。そして、ケアマネジャーの存在意義が問われている問題。追加として、有料老人ホームなどが内部にいたケアマネジャーを解雇して外部のケアマネジャーに責任を負わせる、つまり意味のない無駄な内容を自分たちが作り外部の仕事が欲しいケアマネジャーにケアプランを作らせる問題などの話をした。
 こいつには無駄だったかもしれない。理解力が皆無だからだ。自分の勝手な思いを替えることはない。友達居ない、助言してくれる上司もいない、同僚も相手にしない雰囲気があった。何を考えているか分からない。
 だから、フォークも使えない、外食をしたことが皆無に近いのでファミレスでの注文も、支払もまともに出来ない。アミューズメントでの異常な恐怖心を見せるとの話は信じられる。こんなやつを押しつけようとしてしまって申し訳ないと思った。
 そのような結論が出ると、現金なものでこいつの在籍中の無責任な言動がよみがえって批判的な見方が浮かび上がって来た。
 数十分の予定が1時間近くになった。早く終わらせて主治医へ定期検診に行きたい。それでも、一番メインがある。条件提示だ。
 「お前の要求する条件はなんだ。」
 「一旦逃げるように辞めた者を採用すると佐藤さんに迷惑が掛かると思います。」
 色々、社員ではない立場でと言い始めた。
 裏が分からないが、どうも今いるデイサービスでの位置的なものがあるのではないかと思う。つまり、彼はサービス提供責任者として訪問介護や自立支援のサービス事業所の選任者だ。
それが、デイサービスで働いているのはどうしてだ。
 「お前の後任はいるのか。」
 「いや、いません。」
 「居ないとどうなる。サービス提供責任者はどうするのだ。」
 「居ないままでやると思います。」
 「それじゃ、違反じゃないか。」
 「今でも違反していますから。」
 「何、それは問題じゃないのか。お前の名前をちゃんと外すのか。」
 「はい、それは言ってあります。管理者が兼任すると思います。」
 おかしい、管理者は社長の奥さんで資格など何もない。それが、何故、サービス提供責任者に選任されるのか。
 あとから、それは調査しないといけない。変なトラブルに巻き込まれないようにしたい。
 「給与どの程度欲しいのか。お前が新人ケアマネジャーして考え調べて、そして、ケアマネジャー業務が増えるまで介護などの業務をして貰う非常勤登録となるので、それを加味して考えろ。勤務時間や休日など考えずに定額がいいのか、週休二日制で超過勤務手当が付く方がいいのか。どうだ。」
 暫く考えて
 「手取りで20万円は欲しいです。休日も昼夜も考えて貰って定額でいいです。」
 「そうすると、社会保険など引かれての額だろうから額面25万円か、年収300万円と言うことだな。言う金額は出す、ただし会社の指示通りに働くことになる。25万と言うことは、月に50万円の収益を上げて貰う事になる。それが最低限の勤務条件だ。」
 「分かりました。」
それならそれでいいと思う。勝算ある。
それにしても、定額支給は立ち上げ時のメンバーであるNPO法人常勤理事と大東市の居宅介護支援事業所管理者が年俸で契約しているだけなので大きく出たなと思った。
 1時間半近くの話は終わって慌てて、ATMに駆け付けて入金をして社員3人と食事をする待ち合わせ場所に行った。
 この彼と話をする前に、新規事業所責任者が来て話をした。その次来る彼の婚活指導をしていたが、途中から無視して邪魔にした時から暗転して、彼女に断られる羽目になった。馬鹿な男だ。その彼女と新規事業所の問題を話し合った。
一番の問題は携帯電話の使用料の問題だ。今度管理者として選任予定で信頼を置き先日も注意した女性社員が、3月3万円、4月2万3千円と使い過ぎなのに一向に減らずに5月も2万4千円になりついに堪忍袋の緒が切れたのだ。
多くのそれぞれの部門の管理者が6千円台から1万2千円程度で済んでいるものを、ときつく言い置いた。そのうえ、勉強だとして来た名ばかりの男性社員も2万円を超えるまでになり、放置できなくなった。
次の問題は人材だ。登録で、病院にて勤務している男性の32歳の人材をスカウトするように指示した結果報告だ。前向きに考えるということだ。看護助手なのだが、介護福祉士を取得して、夜勤も週数回行って27万円の報酬で手取りで21万円だという。年収は保証するという私どもの意思をどう捉えているのか。期待したい。
その彼女と昼に待ち合わせして食事をするのに、いつものメンバーであるこの地区の居宅介護支援事業所管理者、それとNPO常勤理事。話題は尽きない。ケアマネジャーとして我慢できない話を長々と訴えて、すっきりしたという。あとは、今年のクリスマス会の話があり、子供の話があり。
会計時に、やっとみんなが心配していた婚活の行方の話をNPO常勤理事から話をした。
施設にショート利用の打ち合わせに行き、法務局に印鑑証明と登記簿謄本を取りに行き、いつものホテルでケーキセットを食べて事務所に戻った。7時まで仕事をしてマンションに帰る。


一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報