お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(5229)立志伝敢闘編
19/07/23
2013年(平成25年)6月上旬。
 朝は曇天だった。今度、成年後見人をさせるキラキラ目の珠緒ちゃんが朝一で来た。担当した被後見人のデータを受任後1カ月以内に提出する必要がある。その書き方が分からないと来たのだが、今日は提出期限の15日だ。ただ、土曜日なので
「今日の日付で郵便局の印がおしてあれば大丈夫だと思って。」
そう言っていたが、やはり私と同じ姿勢なのだと感じた。
続いて、休みだと思っていたこの地区の居宅介護支援事業所管理者兼介護支援専門員が来た。問題の利用者の対応相談だ。
それにしても、大きなマスクをして風邪でも引いたのかと思って
「どうした、風邪か?」
「いや、何故か分かりませんが起きて顔を洗った時に変な手触りで、おかしいんです。赤くはれ上がって、化粧も乗らないし。こんなの初めてです。それで、化粧を全くせずに素顔でそのまま出てきました。」
全く化粧もしていないので、眉毛は全くなくいつものアイラインも睫毛もなく、変な感じだ。ストレスかなと思ったが、それは口に出さなかった。
「以前少し話をしていたのと思いますが、セクハラ問題が酷くなってきたので訪問介護事業所が断ることになりました。背が180㎝以上の男で障害者。若くてまだ50歳になったばかりです。相当前から、ヘルパーさんの胸を掴むお尻を触る、やりたい放題でとんでもない行動が多過ぎて、ついにヘルパーさんが泣き腫らしてステーションとして断るに及びました。大きいうえに歩けるので、後ろから抱きつかれたりしてみんな怖い思いをしていました。最初は、大声で訳の分からない怒鳴りをいれて威圧して怖がらせておいて触ったり掴んだりし放題。余りに、頻繁なので誰も行かない。新人を入れたところ、その体系をボロ糞に言って威圧して、後ろから抱きついたようです。」
長い話を延々と説明したが、要約するとこんな感じだった。
以前から、
「地域包括や市役所に報告し対応を相談するように。」
そう指示していたのだが、していなかったようだ。
訪問介護事業所が断るに及んで、その理由を知らない奥さんが異常な怒りようでケアマネジャーにクレームをつけて来たと言う。
 「そう言われても、本人が理由を言わない限りなかなか言えない。私が行って断りを通告したのですが、その理由を言っても≪倒れた拍子に体に触れた≫≪ふらつきがあって間違って触ってしまった≫などと、作り話で切り抜けようとして認めない。胸を掴まれたヘルパーさんが沢山いるのですが、≪リハビリだ≫などと言って。そんな調子なのですが、奥さんは旦那さんがそんなことをしているとはつゆ知らず、一生懸命に介護して働いて家庭を支えている。そのうえ、奥さんもかなりのクレーマーです。ですから、その対応を誤るとどうしようもない問題になるので、最初にお話ししておいた方がいいと思って。」
 続ける
「旦那が奥さんにどうしてヘルパーが来なくなるのか聞いても返事をしないうえに、ケアマネジャーに≪お前がヘルパーを来ないようにしたんだ。どうやって説明したらいいんだと文句を言って来たが、自分が説明するなら事実を言うほかない。私から言われるのが嫌だったら自分から言うのがいい、と返事した。」
 そんな話をしているときに、彼女の電話が鳴った。
 「奥さんからでした。昨日はかなり興奮していましたが、いまは落ち着いていましたので、多分事実を少しでも話をしたのでしょう。次のヘルパーステーションを探さないと行けない。」
 「いいか、ちゃんと事実を伝える必要がある。それで受けるところがあるかどうか。」
そんな話をして時間が来た。
私が出かける時間だ。NPO法人常勤理事の婚活がうまく行くと思って、日頃の付き合いが出来なくなるので、近くに出掛けたりコンサートに行ったりする同行をお願いしていたのが居なくなるので、寂しがり屋の私と時に時間を一緒に過ごしてくれる人を新たに得た。
 その人と時々食事をしたりお酒を一緒にしたりしていた。そして、次は近場で日帰りの旅行に行くことに以前から決めていた。その間、NPO法人常勤理事の婚活がうまく行かなくなった。
彼女が余りの程度の低い彼氏に見切りをつけてしまった。それでも、律儀な彼女は数回デートを断り、共通の意識が無いと拒否の言葉を吐いたのだが、程度の低い彼氏が全く意に反さない。
 以前約束していたカラオケを行くことになっていたのを、ドタキャンして断った。彼女がいつも緊張して精神的な負担を生じるようなことがあると、腹痛を引き起こしてしまう症状があり、断ったのだ。
 しかし、日曜日の京都へのデートは行くことにしていた。折角の予定をキャンセルしては申し訳ないとの思いだ。それが、彼にしてみれば受け入れてくれるとなるので心配だったが、そこまで介入は出来ない。
 私の方は、色々考えた末に結局、同じ京都に前の日の今日行くことになっていた。薄々何かを感じているNPO法人常勤理事が、今日の私の行動を問い詰めるが返事が出来ない。それが、ますます不信感を煽っているのは分かっているが、私も突然キャンセルは出来ない。
 11時に新幹線の駅で待ち合わして、京都に。すぐに祇園の「花咲」ハモ会席を頂く。話が弾んで2時間も昼食に掛かった。予約していたタクシーでの観光だったが、雨が降っていて傘が邪魔だったが多くの写真と楽しい思い出を作った。嵐山に行く予定だったが二条城に変更。竜安寺、金閣寺、清水寺とメインコースを巡った。6時半に京都駅に着いて、いつも行く駅ビル内の「寿司清」にて打ち上げ。
私の半分の歳なのに、お城に興味が湧いて
 「もっと二条城を堪能したかった。」

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報