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トップハート物語(5228)立志伝敢闘編
19/07/23
2013年(平成25年)6月上旬。
 朝一番で、介護プログラムにて採用した松ちゃんが来た。介護タクシーの運転を依頼するので、隣のマンションにある事業所に行くように促した。しかし、心配になって後から私も行った。
私は滅多に事業所を訪問することはない。隣に有りながら訪問するのは数か月ぶりだ。タバコのにおいが染みついている臭い事業所だ。
タバコは止めるように促しているのだが
「止めました。」
と、いうやつは沢山いるが止めた奴はほとんどいない。
隠れて擦っている。嘘がこの地域では普段の会話だ。
元々、彼は中国人で芸術専門の学校を出て写真技術などを身に付けていた。だから、その能力を生かしてパンフレットを作成して貰った。その出来栄えにみんな感心しきっていた。何とかその能力を生かす仕事をしたいと思っているのだろうが、この世界はそう甘くない。日本に来て27年間、結局定職に就いた期間は短い。
奥さんの経験を生かして、リラクゼーションのマッサージの店舗を構えて行うと言うが、それは難しい。最後のチャンスだと
「その考えは成功しない。きっちり下積みから積み上げて腰を落ち着けて働かないと、うまくない終わりを迎える。」
そう言って、励ました。
納得はできたと思う。その中の作業として、自費の移動ガイドと介護タクシーを運転して貰うことから始まった。介護タクシーの運転は、日曜日に受けて貰った。そして、研修センターの講座募集の結果が良くないので、パンフレット作成と営業活動をして貰う事となった。
あれこれと盛り沢山なのだが、その中に身分証明書作成など彼の能力を生かす仕事も盛り込んだ。その4か月のプログラムの課程で介護職員初任者研修の資格を取得して貰う。そのあとのことは、彼の意思次第だ。
10時半に社会保険労務士が来た。毎月何かが起きて手続きをお願いする。入社、退社の手続は勿論、怪我や助成金の申請などだ。かなり多くの手続が生じているが、今一番の手を煩わせているのは、35歳以下の職業訓練だ。その申請をして貰って、認めて貰ったのだが、これからはその1年間の職業訓練に見合った人材の確保なのだ。


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