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トップハート物語(5225)立志伝敢闘編
19/07/21
2013年(平成25年)6月上旬。
朝数人の社員の訪問を受けた。先月5月実績がこの地区の総合支援を除いて揃った。私が厳しく責め立てていた、この地区の介護がやっと3カ月の低迷から脱却しそうな気配になった。どうして、このように責め立てて初めて気付くのか。一日当たりの収益が16万円台から18万円台に入った。つまり、先月は前月比60万円の伸びだ。
 そのほか、新規事業所と本社先月の大幅な伸びを継続して、ケアプランセンターやレンタルを含めて介護保険分野で100万円の伸びを示した。
 ここで問題なのは研修センターだ。昨年までは収益を押し上げてくれたのだが、今は昔だ。どのように収益や人材確保の道を歩めるようにするかだ。その研修センターの責任者にまつわる、悪い情報が入った。
こんなにみんな躍起となって人材確保に動いているのに、全く供給しない。他の会社には紹介しているのに、私の目を付けた生徒に対しても悪い情報を寄越して、断念させようとしていた。
 今日のケアマネジャー会での席上だ。新規事業所のケアマネジャーが
 「うちに来た生徒が、研修センターの責任者が、この会社は残業してもつかないからといいことは言わない。折角、応募をし希望しても悪い会社のようにいうと言っていました。と言っています。うちの会社の人間かどこの会社の人間か分からない言動がある。」
 そう言って来た。
 そう言えば、先月新規事業所に入社予定だった応募者に対しても、
 「遠いし、駅から電車を降りて15分も掛かる。」
 そう言っていたが、実際はその半分も掛からない。
 応募者は、その責任者にあまりよくないように言われていたようで、その事実が判明するに及んで、多くの疑念の残る言動が理解出来るようになる。
 朝、続いて日曜日から採用した、中国からの帰化した社員を迎えた。いろいろ話し合った中で、
 「私はアイデアが沢山あるが、実現に金銭が無いので出来ない。例えば、T商店街に相談支援所を作って、その中に高齢者が集まってお茶や軽食を摂る場所を設置、そこで情報が取れてそれが仕事に繋がる。常に人が集まるようにしないと商店街は生き返らない。」
 そのようなことを言い始めた。
 なんと、それは私が昨年から商工会議所や議員、商店街などに提案している内容の簡便な説明だ。誰かが、それを聞いて彼が自分のものとして話をしたのか。彼とのつながりは、その私の商店街活性化の提案行脚をしているときに会ったのだ。その間、多くの人にその提案をしていた。もっと具体的に、人も資金も含めて。
 それを、彼を含んだグループにも話をした。全く、この地域の奴は自分で肉づけも出来ないし、具体的にどんな相談を受ける人を置くのか、誰が人件費を払うのか、場所代はなどには全く答えられない。
 1時間ほど話をして、研修センターの活性化の一助をお願いした。それは、彼がデザインや写真などの芸術分野で、中国で活躍した実績があり、それから始まって行動をどう起こすか、考えて決めるようにしたい。
 「いいですか、パンフレットやアイデアはいくらでもある。それは、収益に結びついてやっと実行される。収益のないアイデアなんて何にもならない。単なる時間潰しだ。」 
 そのアイデア満載と言っている彼が、日本に来て20数年、ほとんど収入なしで来た。奥さんが働いて、支えたようだ。
 「今奥さんがマッサージの仕事に行っている。今度、自分でやろうと思っている。」
 「資格は何を持っている。」
 「国家資格ではなく、リラクゼーションの民間資格だ。」
 「そんなもの、店を構えても御客は来ない。町に沢山あるけれどみんな通行の多いところだ。そんな人も通らない国道沿いに誰も来ないし、お金も取れない。もう少し、自分が経験を積んで地道に仕事をしたらいいんじゃないか。もう50過ぎで一山当てようと考えても無理だ。本当に将来のことを考えるなら、この介護を数年我慢して経験し、実績を積んで資格を取ってから独立するなり、会社で活躍するなりした方がいい。」
 「自分でも分かっている。そうしたい。」
 「ところでお子さんは?」
 「小学校5年生だ。全く勉強しない。ゲームばかりに夢中になっている。日本の子供はもうだめだ。考えることをしない。ゲームに夢中になっても何にも得られない。だから、学力が低下して、考える力が無くなる。」
 「それはそうだ。しかし、子供のことは諦めて、自分の生活はどうするかも考えないと。収入が無ければ生きて行けないし、生活も出来ない。自分の生きざまを示さないと、いくら言っても誰も耳を傾けない。」
 彼は、研修センターに向かって行った。水曜日は休みなので、木曜日にまた話をする。
 この守口の管理者兼ケアマネジャーが来た。いろいろ話し合っていると、今度は新規事業所の責任者が来た。どうしても話題は、NPO法人常勤理事の婚活の話になる。自分たちが関わって、何とか成就させようと頑張っていたが、その相手の男性の方が不甲斐ない。もう諦め掛けていた。しかし、一縷の望みが出て来たので、それを大切に育てようとしている。何といっても、イケメンで高校時代は高校野球のピッチャーでエース、卒業後はノンプロ選手として就職。
 見栄えはいいのだが、野球バカ。本当に馬鹿で、知識が無いのが分かるし、生きて来た世界が小さい世間知らず。最初からある程度知っていたが、これほどまでひどいとは知らなかった。その話を、私の傍に居るNPO法人常勤理事から聞き、将来を思って毎日諦めて泣いていたという言葉に、一旦終息させようと思った。
ケアマネジャーの資格も得て、何とか生きて行けるだけの糧を得られると思っていたが、残念だとあきらめていた。ところが、昨夜、彼から彼女にメールが来て一転した。一番不満の自立が見えたのだ。
11時からケアマネジャー会が予定されていたが、色々問題があり午後からになった。調理実習を兼ねているので、私がコロッケとポテトサラダを作った。他の者が、私が提供したカレイでから揚げ、マグロのカマを切ってオーブンで焼いて貰った。
 話題が、課題研究ではなく会社の問題になってついに5時近くまで話し合った。

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