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トップハート物語(5206)立志伝敢闘編
19/07/11
2013年(平成25年)5月下旬。
 9時に、守口市の居宅介護支援事業所管理者の迎えに、施設に出発した。被後見人が入所している隣の県との県境の山間にある施設だ。40分程度で到着したが、車中の話題はとにかくNPO法人常勤理事の恋の行方だ。自分たちがチャンスを作ってうまく付き合いが始まって、成就するかどうか心配なのだ。
 自分たちのプランの話をしている間にあっという間に着いてしまった。
 慣れた手順で、施設窓口で被後見人二人の施設費用15万円余りを立替えて支払う。手を洗って、うがいして3階のフロアに迎えに行く。すぐに車いすで降りて、通院用のバスに乗車。2か月前にベットから落ちてしまって膝の横の小さな骨を骨折したのだ。
 その治療が始まって毎回付き添いをしている。今日が最後の予定だ。系列の病院なので施設から定期的なバスがあり、今日も沢山の通院の入所者が居た。病院の順番も取ってあり、一般患者よりも優先で診察を受けた。レントゲンと診察で2時間。
12時に戻って来て、山を下りて街中にある、いつもの寿司屋に行く。同行のNPO法人理事と後から来た常勤理事と一緒に昼食。終わってから、もう一人の被後見人の家に行く。精神的なものはあまりひどくないのだが、金銭の管理が出来ない。
精査して行くと、毎月4万円の使途不明金が出て来る。その不明金をはっきりさせて早く正常な生活に戻したいと思っていた。ところが、改めて後見人として選任されてみて書類などを見せて貰って驚いた。
借入金があり、返済がされておらず督促状が舞い込んでいるのだ。そのうえ、社会福祉協議会より生活小口資金を借りているのだ。一体誰が、そんな知恵を与えたのだ。
その肝心なことは一切言わないので、経緯が分からない。困ったことになった。申立て段階では全く分からない内容が、次々出て来る。法人受任だが、担当者はキラキラ目の珠緒ちゃんになった。
今度、彼の死後の事務委任行為で保険を掛けることは合意した。全く資産も財産もない。
「こんなこと話をするのは申し訳ないのですが、人間必ず死期が来る。その時に、誰に連絡をしたらいいのですか。」
「誰もいない。誰かが処置してくれるだろう。」
「誰がじゃなくて、自分でその準備をしていかないと。これから、エンディングに向けて少しずつ色々なことを聞いて行ってまとめるから。そのまとめに従って、死後の処理をすることになる。そのためには、経費を準備しておかないといけないけれど全くないので、保険で対応する積りです。葬式費用など保険を掛けて置いて死亡時に受け取る保険で経費を賄うのでいいですか。」
「いいよ、任せるから。」
それじゃ、という訳でその手続をすることとなった。
その保険会社が、たまたま一緒に広域の後見組織を作ろうとしている愛知県の事業者の近くの保険会社だ。
担当者のキラキラ目の珠緒ちゃんとこの地区の居宅介護支援事業所管理者が同行して、出張することとなった。
その対応が終わって事務所に一旦戻って来た。暫くすると、最近目立っている腰の痛みが出て来たので、横になることにしたが、掃除をしていないので埃を取る積りで事務所に掃除機を掛けた。
その時に、腰を曲げたのでついにダウン。以前痛めた、腰椎分離すべり症だ。その再発が段々と近づいてきた。ずっと、腰の周りの筋肉が痛かった。それがだんだんと腰椎に移って来た。そして、完全に動けなくなった。
横に倒れて、枕を持って来てCDラジカセでニューミュージックを掛けた。眠くなったが、時として高音の歌声で目覚めた。暫くすると、NPO法人常勤理事から電話があった。
「これから研修センターに向かいます。すぐ来られますか。」
今日は人材確保の関係の打ち合わせがあるのだった。
しかし、移動が出来ないので
「腰の具合が良くないので自分たちだけでやってくれないか。俺は横になっている。」
 そう答えた瞬間、事務所のドアが開いた。
電話は事務所の目の前で掛けたようだ。私が枕を下に横になっているのでみんな驚いて事務所に上がって来て、
「大丈夫ですか」
と声を掛けて来た。
 落ち着いて答えた。
 「大丈夫。ただ、腰の状態が悪いのでもとにはまるようにしているので、大丈夫。」
 「ここで会議をしましょうか。」
 そう言って、この事務所にて6人が集合して始まった。
一番の問題は、研修センターが全く機能していないということだ。折角の入口があるのに、毎年何百人もの卒業生が居るのに当社に入って来るものはほとんどいない。一体どうなっているのだという、声が研修センターの責任者に寄せられた。
本人はいたってのんびりで、その態度が益々みんなの怒りに拍車を掛けた。それでも、2時間の時間を要して協力し合っていくことになった。これまでの、まかせっきりから少しは他のメンバーが介入することになった。
 終わってから、隣のイオンモールで美味しい阿波産の刺身などを賞味した。マグロの大きなカマ焼きが、漁師盛りが、マグロ三昧の鮨が、などなどがみんなの胃袋に入った。


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