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トップハート物語(5203)立志伝敢闘編
19/07/07
2013年(平成25年)5月中旬。
 昨日、人材不足の悩みを持っている本社管理者とメールのやり取りをした。
「出来るだけ早目に、打開策の打ち合わせが出来る場を設定するように。」
 そう指示した。
 朝一で、新規事業所の責任者からメールで、この事務所に8時半頃来ていいかと連絡あり。勿論、朝ならいるので来るように言った。共通メールを共有しているこの地区の居宅介護支援事業所の管理者もそのメールを見て同席したいと連絡あり。
新規事業所の責任者が来てNPO法人常勤理事の婚活の話をした。彼氏の不甲斐なさと彼女の嬉しそうな感じに受け取れたので、夏の旅行でのプロポーズと年末クリスマス会の披露宴に衣替えするプランの話をした。
しかし、彼氏のその場になると何も言えずにやり過ごす情けなさと、世間を知らない馬鹿な意識をどうにか変えないとダメだと、それも軽い気持ちで話をしていた。夜に、どんでん返しに近い感じになるのも知らずに。
そんな話をしている間に、突然、本社管理者が来た。来るのを知らなかったので驚いたのだ。いくらすぐに打開策を話し合うと言っても、何も連絡なしで打ち合わせをしようとしても、朝では慌ただしさが先行しゆっくり話ができない。
 案の定、1時間半という貴重な時間にその人材確保について話し合った時間は3分の1程度だった。その中で、やはり、本社管理者の
 「同じ立場なのに、会社に対する考え方が全く異なるのは可笑しいと思います。」
 その言葉が、一瞬どういった意味なのか測りかねた。
 最初は社員ではなく、ヘルパーさんの考えを言っているのだと思っていた。
 よく聞くと、社員の意識レベルの違いを言ったのだ。
 確かに、彼はまだ20代という若さながら、会社の利益を第一に考えて行動し結果を出している。その言動には敬服する思いだ。
 その実績において、今までけん引して来たこの守口市の介護部門が全くのお荷物となったのに、それを打開しようともせずに高額の給与を受け取っていることに対して言っているのが分かった。
 4月実績においても、彼の本社は前月比50万円以上の増額だし、新規事業所も50万円の増額だ。それに引き替え、この地区の介護はああでもないこうでもないと毎月言い訳ばかり、そのうえ4月はこの地区の介護部署に所属している社員の支払い総額が28万円増えて、登録ヘルパー分が20万円減額。そして、売り上げが8万円減少。
つまり、人件費も賄えない部署がその金額に売り上げで100万円も不足しているのに、18万円もさらにマイナスを記録したのだ。
 その数字が出るまでは、
「新規契約が増えて、どうしようもない。」
などと言って、新規契約書必要なリストを見せた。
 その数はおおよそ10ケース。
 ところが、いざ蓋を開けてみるとマイナスだったのだ。そして、社員の超過勤務手当だけが急上昇していたのだ。
 時間を折角取った朝の会議は準備不足で、前に進まない。その中で、
 「やはり、当社は研修センターを持っているのが強みで毎年かなりの卒業生を送り出すので、全く現場に紹介が無いのは可笑しい。」
 そう言って、研修センターの活用と責任者の動きの悪さがまな板に上った。
 一旦解散して、後日しっかりとした情報をそれぞれが持って話し合うことにした。早く結論を見て、早く行動を起こす。それが大事だ。
 「昨年から、人材をどのくらい抱えて置くかそれがこれからの勝敗を決する。当社はそれを生み出す研修センターを持っている。また、要支援は地域支援事業になるのでNPO法人を作ってその受け皿にする。」
 そういいながら、文書にして彼らに配布していた。
 「しかし、事前に分かっていてもその準備や受け入れ態勢が無ければみんなと同じだ。残念だ。今からでも、遅いということはない。早く体制を確立して、もっとひどくなる今後の人材確保プランを推進しないと。」
 そう言って解散。
 午後から、出て銀行、会計事務所から郵政事業とのコラボ提案説明会に出た。多くの事業者が集まっていた。その何百という事業者が自分の事業と郵政事業とにメリットがある事業を提案して、共に収益を上げて行こうというわけだ。
 約1時間の説明で、自分の頭の中は何がどうできるのか計算をしていた。
 人材育成事業、地域支援事業、一番コラボ出来そうなソーシャルビジネス。固まってはいないが、少しは見えて来たのでこれからひと月の間にプランを練ってみようと思う。
 郵便局がこれほど多くの種類の事業をしているとは知らなかった。
 生活支援事業、生活に密着した取り次ぎ事業、それと我々の出来る事業と総合口座と組み合わせて、成年後見人の業務と重なる。
 その会場近くに行政書士会の事務所がある。そこに立ち寄った。自分の置かれている特殊な立場で、登録申請が出来るのか、出来るとしたらどう申請書を書いたらいいのかと聞くために行った。対応が悪い女性が相手だった。意地の悪そうな言い方が気に入らなかったが、我慢した。
 住民票の住所が埼玉県さいたま市、そのうえ個人開業が基本であるのに、株式会社の社長とNPO法人の理事長なのだ。予定している事務所は、株式会社が借りているのだ。それでも概ね説明で理解した。どうやら申請が出来そうだ。
 夜、彼氏の強引な電話で話をしたNPO常勤理事の彼女は、幻滅を感じ始めていた。余りに常識や知識が無く、将来が不安になって来たようだ。
 「突然、嫌になるかも知れない。

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