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トップハート物語(5184)立志伝敢闘編
19/06/27
2013年(平成25年)4月末日。
 朝数人の社員の訪問を受けた。介護のサービス提供責任者のキラキラ目の珠緒ちゃんは、
 「NPO常勤理事は鎌倉に行ったそうですが佐藤さんと一緒に行ったんですか。」
 と、突然聞く。
 2泊3日の旅行に私が行くわけがないと否定したが、とにかく彼女は間髪を入れずに問い質す。答えに窮するときもある。
 「そろそろ社内旅行の季節ですが、今回は誰がどこに行くか決まりましたか?新人女性は、行けるんですよねと言っていましたが、まだ入社したばかりで無理。全員一緒は無理だから、と言ったんですが。」
 何度も追及されるので、
 「今年は東北夏祭りに行こうと思っている。」
 そう言って、少しのプランの話をした。
 追及されるのでだんだんとたじろいでしまった。
 「全員で行けないし4か所も回ると大変だから、二コースに分けようと思っている。」
 今思ったことを口に出してしまった。
 やっと解放されて、新規事業所の責任者が来た。NPO法人常勤理事の付き合いを始めさせるプロジェクトチームの中心人物だ。
 「やっと、彼氏が観覧車に誘ったので、決定的な言葉を言うつもりだと思うけれど、念には念を入れて彼氏にねじを巻いてくれ。」
 「分かりました。」
 それが中心の話だった。
 10時から、面接があった。紹介をしてきた人が、この市の重鎮なので断る訳にも行かずに面接する羽目になった。隣のイオンモールの喫茶店で行った。第一印象は悪くない。すぐに打ち解けて話を始めたが、とにかく長い。
自分の話ばかりで、結論が無い。言いたいことは自分がいかに介護に向いているか、施設実習でも気に入られて信頼を得た。という話を長々とする。余りに長いので、さえぎるがまた話し始める。うんざりした処で、やんわり言っても効果が無いので、
「そうは言っても、いいですか、男性でしかも50歳台、この世界では邪魔なんです。それを自覚しないと話にならない。ところで、施設での実習で如何に気に入られたか話を聞きましたが、うちはどんな事業を展開しているのか紹介者から聞きましたか。」
 「いや、実は介護関係をしているとしか聞いていないのです。」
 「訪問介護を中心に障害者の支援をしているんです。」
 そう言った途端、今度は如何に障害者支援をしたいのかを長々と話し始める。
 「分かりました、いいですか自分が将来どうなりたいかです。何をしたいかです。それが無くて、お年寄りの話し相手で気に入られたとか言っても、歳は取るし出来ないことが多くなる。当然、周囲はお年を召しているからといって仕事の中身を緩くする訳ではない。自分が将来管理者としていけるかどうか。PCは大丈夫ですか。」
 「エクセルとかワード程度なら。」
 「程度ならば、とはどういうことですか。表計算や書類作成が出来るということですか。これまで、そう言って出来ると言って入って来たものは実際に何もできないことが多かった。エクセル程度とはどの程度か具体的に言って下さい。」
 「決まっている表に数字を入れるくらい。」
 「いいですか、私はこの土地が大嫌いです。私の自宅は埼玉です。なぜ嫌いか、嘘を平気でつく、人を騙しても平気で、金を借りても返さない、道を聞いても嘘を教える。この土地に来て何千万円も損をした。しかし、こんな土地だから普通にしても特殊に見える。その見え方が信用だ。信用があるからこうして事業が拡大できている。信頼して安心して仕事を依頼してくる。」
 そう言って、自分もそう思ってこの業界で生きて行けば絶対に大丈夫だと諭した。
 最後に、何件も断られて面接にも行けない状態だったのが、面接してくれると近隣の病院から連絡があったというので、そこを第一に面接するように言った。それでも、合わなかったら再度ハローワークを通して連絡してくるように言った。
 午前中はそんなこんなで終わった。午後から大阪市役所に行った。介護プログラムの最終報告書が何度も修正、今日も同じだ。受付の度にチェックしてこれでいいですと言って受けて、電話が後から掛かって来て修正を求めて、3度目だった。
 そのあと、法務局に行った。私のミスで、再提出の株主総会議事録を再提出。一段落して、被後見人が入所している施設に行った。介護保険被保険者証を預かって、明日京田辺市に向かう。転倒して動きが悪くなったのだ。

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