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トップハート物語(5170)立志伝敢闘編
19/06/19
2013年(平成25年)4月中旬。
朝珍しく、本社のある地域の居宅介護支援事業所管理者から電話があった。彼女は一国一城の主のように、会社がまるで別のように活動している。自主自立の精神が浸透しているのか、私と関わるのが生理的に嫌なのか。それでも、発足からずっと在籍していて重鎮として体重も合わせて重きを置いている。
その電話内容に、少し戸惑った。
「私が担当している利用者宅にケアに入っている訪問介護事業所の社長さんとトラブルになって、昨夜も11時過ぎに10回以上電話を掛けて来て大変です。まるでやくざのように怒鳴り散らして。地域包括から利用者を紹介して貰ってんですが、地域包括にもクレームを入れてこれから市役所とか社長にも電話すると息巻いていましたので、どうぞして下さいと言ってしまったので、○○さん宛てに行くかもしれませんのでご迷惑をお掛けします。」
「いったいどういったことが原因なんだ。経緯が分からない。」
「私の言い方が気に入らなかったのだと思います。」
具体的な内容については、はっきりと言わない。
ただ、やくざのような言い回しと夜間11時過ぎに10回以上も電話を掛けてくるのは正常ではない。それだけ聞いて
「断ればいいだろう。担当を断って離れなさい。」
「相手もケアマネジャーを下りろと言っているので、紹介して貰った包括に申し出ます。」
彼女とは午後利用者宅にて待ち合わせなのだ。
余りに担当ケースが多過ぎて、私が登録して数人対応することとなって引継ぎがあるのだ。その午後を待たずに掛かって来たということは切羽詰まっていたのだろう。
その後、新規事業所の責任者が来た。30分ほど話をしたが、彼女は通院の介護タクシーの運転で来たのだが、時間が余っていたので話に来た。
相談ごともないので、私が話題として今電話のあった彼女のトラブルを話をした。
「・・・という内容だったけれど、はっきりした経過を言わない。たぶん、彼女のことだから、言い方に問題があったのだろう。」
それが、後から事実だと分かる。それも、今目の前にいる彼女を通して偶然の縁だった。
続いて、携帯電話料金の請求が来たが、前月より5万円ほど多くなっている。その内容を個人個人点検をすると、退職した者の電話を引き継いだ番号が異常に大きな金額になっている。35台の携帯電話で36万円以上の請求なのだ。その話をして、不明な電話番号の主を彼女に聞いた。何しろ、全く把握していない私なのだ。
「もしかしたら、先月、余っている電話を借りて行って新規事業所の事務所の責任者に渡したと思います。」
確認すると、そうだ。彼女が責任者の一番頼りにしている人材だ。
請求明細書を見せた。業務の多い多くの管理者が1万円台なのに対して、通話料金だけで27000円を超える。メールやパケットなどのトータルで3万円だ。一人で3万円をどうやって使ったのだ。
「いいですか、別に業務で使用したのならいいが他の責任者クラスの倍以上使用金額が多い。これは、正常ではない。今まで何度注意していても治らない者に対して取り上げたりした。その時の金額より、まだ多い。それも使用最初の月だ。ちゃんと注意して下さい。」
そう言って、言いなおした。彼女が居なければ成り立たない状態だと彼女に聞いていたので、
「強く言わなくていいから、理解してもらうように言って下さい。みんながあなたと同じような使い方をしたら、どうなるかと」
時間が来たので出て行った。
マンションに立ち寄らずに、出た。朝電話のあったケアマネジャーと会って、新規利用者のところに行って紹介を受けて1時間ほど過ごした。外に出て、これからの事業方針を話した。何しろ、時間を取ってくれと言っても忙しいと時間を空けない。
人事異動の可能性については、かなり食いついて来た。
「私が異動して、事業所を廃止しろということですか。」
そんな感じの受け取り方をする。常に自分中心だ。全体の話を私はしているのだ。
その面談の最中に、朝来ていた新規事業所の責任者から電話があった。
「朝聞いたやくざのような事業所という事でしたが、私の処に電話がありました。私がケアマネジャーの講習を受けているときに一緒に受けた方の立ち上げた事業所でした。事務所にも行ったことがあります。その方の言う事には、利用者が通院に行かないといけなくなり、車いすで行けるようにお願いしたのですがプランにないと断られ、どうしたらいいですかと聞いたのですが、何もないと言われてその言い方が上から目線で冷たかったので怒ったようです。その間、何度も色々な提案をしたのですが、通院時間も1時間しか認めないとか介護タクシーで行くなら乗降介助しか認めないとか。出来るように考えてくれずに、ただ、冷たく断るだけで利用者の立場を考えていないと怒ったようです。」
偶然とは恐ろしい。こんな縁があるのだ。
確かに、もうひとつの居宅介護支援事業所の管理者は勉強不足だし、私が介護の世界には行った時のように、ケアマネジャーがすべて取り仕切る、文句のある奴は事業所を替えると面と向かって言われた時もあったが、そのタイプだ。
本人が目の前だったので、聞くだけにしたが。困ったものだ。地域包括にも電話を入れて、関係者が集まって話し合いをすることになった。何度も、居宅介護支援事業所の管理者が
「○○さんにも電話があると思います。」
そう言っていたが、無かった。たぶん、新規事業所管理者の知人だったからか。
朝、その管理者にNPO法人常勤理事が付き合う対象となっている男性が私がいつもそばにいるので、すごい負担になっていると言っていたという

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