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トップハート物語(5161)立志伝敢闘編
19/06/13
2013年(平成25年)4月上旬。
 朝は出勤した。部屋に戻って旅行に行く準備をした。問題は何を着ていくかだ。何も決めていなくて、思っていた衣服を初めて着て見る。ウエストはピッタリ、上着もピッタリ。安心して、時間が来るまでゆっくりと準備する。
一番嵩があるのは、無呼吸症候群の酸素を送り込む装置だ。今ではどこに行く時も必要な必需品だ。
 11時前に出て11時半に新大阪駅に到着。乗車するのは12時45分だ。送ってくれるNPO法人常勤理事がこのあとエステに行くので、予約時間がありそれに間に合わせて出発したので私の乗車時間より1時間以上も前に着いた。
待合室で休む。館内放送が流れる。私の向かう方向の反対方向に行く上りが強風の為に停電となった。そのために、
「各駅に停車し、復旧のめどが立ち次第放送します。」
と、言うわけで残念なことだった。
しかし、私が乗車する車両はお陰様で、5分遅れ程度で到着。そのまま乗車し、妻の待つシートに腰を置いた。買って来た弁当を二人で食べる。ひと月以上の間が有った邂逅だったが、特別の感情はなかった。14時過ぎに広島駅に到着。乗降口にて地元の添乗員が待機していた。
 バスに乗車して、最初は安芸の宮島。船で行くとは思わなかった。てっきり陸上から見るのかと。行ってみて初めて分かることもある。日本三景の宮島だ。私の地元の松島と並んでいる。
小雨が降って来た。思ったより色が悪く、鮮やかな朱色と思っていた。しかし、写真に写すときれいな朱色になるので驚いた。鹿が沢山生息していた。500頭だという。
 何度も映像で見た回廊を回り、海上にある鳥居があまりに近くにあるのに驚いたが、妻の話では綱で引っ張って動くのだという。
満潮時と干潮時では位置が異なるのだと。定かではない。土産物屋が沢山立ち並ぶメインストリートを通って宿に。「まことホテル」という。
 「夜にライトアップされた鳥居を見学するので、風邪をひかないようにお風呂には入らないようにしてください。」
 そう添乗員が言っていたほど、寒くて仕方がない状態だった。
 一旦休んで食事だ。如何にもツアーの食事だというありきたりの安易な夕食だった。期待していた気持ちが最低に落ち込んだ。夜8時から歩いて桟橋に行く。とにかく寒い。船に乗って沖に出る。寒い。外に出て、船上に立って浮かんでいる鳥居をくぐったり周辺を回ったり。確かに昼間とは異なる位置に鳥居はあった。
かくして、第一日目は終わった。


 勿論、朝食も期待外れでは思い出も何もない。旅行のいつもだったら朝の食事は何杯も食べて、朝起きたら風呂に入る。ところが、温泉ではないと聞きやめた。朝8時に宿を出発、桟橋に出て船に乗り対岸に待機していた観光バスに乗車。一目散に錦帯橋を目指す。錦帯橋は一度行ってみたかったので、満足した。
 この橋に28億もの金銭が投入されて最近修理されたと聞き、昔の人の技術はすごいと感じた。町の中を散策した。桜が川沿いに満開だった。街中は小さく纏まっており、お寺や白蛇の展示を見、佐々木小次郎の像と写真を撮って1時間の自由散策を終えた。
 次は秋吉台だ。ここも初めてで行ってみたいと思っていた。壮大なスケールで満足。出てから昼食となったが、余りのひどさと料金の高さに驚いた。これだったら、吉野家の牛丼の方が遥かに美味しく高級だった。
団体客が一斉に食事をするが、最初に終わった席を見ると100席くらいの客の大半がほとんど残していた。それは、そばを焼きそばのようにして食べる郷土料理らしいが、声も出ない。土産物屋の中で食べたのだが
 「出発は館内放送をします。聞こえないと困るので、店から出ないように。」
 などと言って、買わせようとしていたが何を買うんだ。
 長時間拘束された後、カルスト台地に向かった。白い石灰岩の岩が草の緑ときれいなコントラストを描いているのを小学校の地図帳で見た。その光景に近かったが、まだ草は緑色でなかったのが残念。それでも、広大な景色の中のすべてがそんな風だったので印象に残った。
 バスは一路萩市に。ここが歴史好きの私にとって、メインのはずだった。これまで、地元のボランティアガイドという方が案内すると言っていたが、宮島も秋吉台も土産物屋の従業員だった。
同じように、ここも案内が仲居さんだった。一旦宿の「北門屋敷」に入って4時に出発。観光地図を片手にどこに連れて行って貰えるのか期待がかなりあったのだが、残念ながらホテルの周辺回るだけだった。つまり期待した維新の志士たちの残像が全く見えなかった。家老の屋敷が周辺にありそこの散策だった。
 1時間ほどみんなに付き合って、夕暮れと闘いながら萩城跡に行った。桜の名所だというが、もう終わっていた。夕日で有名な近くの海岸を散策して戻った。ホテルはきれいで気持ちもよく、部屋もよかった。そのうえ、昨日の食事とは雲泥の差で、これが満足の料理だ。美味しかった。風呂も気持ちよく入れたし、満足のホテル「北門屋敷」だった。

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