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トップハート物語(5156)立志伝敢闘編
19/06/11
2013年(平成25年)4月1日。
この日は、我慢ならなかった。おじいちゃん社員だ。3度面接した。おかしい思いはあったが、それほど欠陥だとは感じていなかった。私と同じ歳で、同じ行政書士の資格を持っていて期待はしていた。それでも、一緒に面接したNPO法人常勤理事は疑問を挟んでいた。
 最初おかしいと思ったのは、先日指示した今日の午前中に以前勤務していた者から受ける書類をお願いした時だった。私がなんといえばいいのか説明したが、それを言わずに混乱を招いた。それが午前中に終わって、今日の午後に出勤して来た。
私の事務所に顔を出したのだが、挨拶もないし仏頂面だった。何か言いたいのか、問うたが何も言わず。初めての業務の説明をしたが、それも聞く態度がどうかと思った。それでも、資料を渡して
 「このように打って下さい。」
 そう、説明をした。
 株式会社とNPO法人の資料だ。それを、同じ様式だが同じように打って下さいと様式の在り処をネットで説明して私は出掛けた。法務局に、来週8日に成年後見人の審判申請をするために「登記されていないことの証明」を取りに行ったのだ。
 1時半に出て4時半に戻って来た。早速、彼の許に行った。事務所は隣の部屋でNPO法人の事務所だ。できたものを見ると、一つの表の半分しか出来ていない。
 「どうして、半分なんですか?」
 「佐藤さんが、私が全部ですかと聞いたら半分でいいとおっしゃったから。」
 全くのウソ話だ。
不快になった。それでも、我慢した。
 しかし、心の中ではこいつの性格はこれか、と思った。そして、ペンで表の範囲を示したりする表現が気に掛かった。目上の者に対する態度かと。
 「できたものを私のPCに送信して下さい。」
 そう言った、が送信できない。
私が操作して自分のPCに送信した。
 自分の部屋に戻って、送って来た資料を見た。抜けているものがあったり、一番驚いたのは同じものが二つだったことだ。別なものを二つ作成する指示をしたのに、これは明らかにコピーだ。
結局、コピーして打って下さいと言ったのを、無視して手抜きの資料を作成したのだ。
 隣に居る奴のところに行った。
 「作成したものを開けてください。」
 そう言って、二つの資料のうち、コピーした方を開けさせた。
 別の法人のものと同じものが表れた。
 「どうして同じなんですか。別法人で別な内容でしょう。打って下さいと言った筈です。」
 「いや、佐藤さんは同じものを二つ作って下さいと言ったのでコピーしただけです。」
 提出するものが全く異なるのに、コピーしてくださいなどと言う理由がない。言い間違いの恐れのある事例だったらそうなることも考えられるが、それが無いのだ。それなのに、そんなことを言い張るのは性格だ。
 「そのような性格なんですか。いいですか、間違いのある事例だったら分かります。それならそのような理解もあるでしょう。しかし、その言い間違いの理由がない。もう、止めませんか。無理だと思う。」
 「無理じゃありません。」
 「無理でしょう。こんなことで言い合っている時間は無駄でしょう。私は多忙です。沢山の仕事をこなして行かないといけない。それなのに、言った、言わないで時間を消費していたら勿体ない。私はこれからこの仕事をやり遂げないといけない。」
 「それじゃいいですよ、私が残って仕上げます。」
 「結構です。また、出来るまで待っていたりチェックしたりしないといけないですから、今日は帰って下さい。」
 そう言って、部屋を出た。
 事務所に戻って、改めて最初から書類を作り始めた。一体、彼の、
「その程度なら簡単に出来ます。」
と言った言葉をどう理解したらいいのだろうか。
 耳が遠いとは感じていた。何度か聞き直されたり、言ったことを実際に出来なかったりすることがあったので、もしやと思っていた。
 帰りますと事務所に来て断って行った。顔も見ずに返事をしただけだ。高齢者が嫌われるのはなぜか、こういうところにあるのだ。
 確かに、有名私立大学の工学部を出て、すぐに学習塾を初めて35年。廃業のあと、少しのアルバイトや契約社員をしていたと言う。彼のステージはここではない。もっと他にステージがあると思う。もう私には無理だと思った。
 6時半にNPO法人常勤理事が迎えに来た。カラオケの最終仕上げだ。翌日が、その彼女の誕生日でお祝いに歌う曲をたくさん練習していた。ただ、ガイドボーカルが無いと駄目なのだ。しかし、そのカラオケに行った先には希望する曲の大半にガイドボーカルがなかった。
希望する曲とはキンキキッズとかチェッカーズの曲だ。歌えない時間を過ごしたが、少しずつ乗って来て1時間の予定を30分延長した。
 朝は市役所の保護課に行った。保護を受けている利用者が、兄弟に虐待を受けている。金銭面なのだ。それを、市役所が中途半端に間に入り中途半端な状態で嫌がらせや脅迫まがいが続いている。
それを止めさせるには有効な手立てがない。その打開に呼ばれNPO法人の理事として訪問したのだが、自分たちが逃げるだけで、勿論それは分かっている。問題は、手を出すので邪魔をしないでほしいと言いうことだ。つまり、動くには弁護士費用などの経費が掛かるがそれに使用してはだめだとストップを掛けないで欲しいという事だ。
 それはある程度、理解を貰った。そのうえで、ケアマネジャーが今のところキーパーソンなので、指示をした。形式的に、地域包括と社会福祉協議会に相談をするようにと。相談を形式的に終わった。地域包括はただ聞くだけ。社会福祉協議会は市民法律無料相談の紹介をしただけ。
 これで形式の手続きが終わったので、このような障碍者の問題を扱ってくれる弁護士会のひまわりという制度にお願いすることにした。その前に、訴えや相談の主体は障碍者本人であることを自覚し理解するようにケアマネジャーに再度意思確認を指示した。
 午後から、法務局に行った。成年後見人手続きで書類を取りに行った。そのついでに、暖かな日差しの中で桜が満開なので、お城の公園に行った。桜が咲き誇って満開で、今日がまるで見納めのような感じだった。

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