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トップハート物語(5152)立志伝敢闘編
19/06/09
2013年(平成25年)3月下旬。
 10時から隣のイオンモールの中にある、いつも利用する喫茶店「丸福珈琲」で営業マンに会った。0歳児から3歳児までの教育プランを実践する新しい会社の取締役との話し合いだ。若くて、誠実そうな奴だったが中身が問題だ。
話は大きいが中身が分からない。如何にも子育て実戦経験があるような知ったかぶりの話を長時間聞いて、
 「ところで子供は何人いるの?」
 「すみません、子どもどころか結婚もしていません。」
 「なんじゃそりゃ。」
 そう言って呆れ果てた。
 さも、0歳児からの教育が少子高齢化の日本を救うようなことを言っていたが、それ以上の教育はしないという事は、効果が分からないので無責任というところか。塾なら結果が出るが、3歳児では結果が出ない。常に
 「これは社会貢献事業なので、利益を上げることが目的ではないので・・・」
 とか、
 「これは、子育てのノウハウをお母さんに教える事業で子供の能力を高めるものではない。」
 などというが、
 「市場調査はどんなことをしているの。」
 「人口だったり、年齢層だったりを調査して」
 確かに、首都圏を中心に2年で100店舗以上展開しているのが事実だという。
 それにしても、初期投資1300万円で100店舗以上だとすると13億円は集金したようだ。一流の名の知れた赤坂の超高層タワービルに事務所を構えて、出資者には何が社会貢献だ。
そんな意地悪な見方をしていたが、彼の誠実さが伝わって来た。迷っている。内容を聞くと、20坪の広さに5人の生徒だけ。それを、50分を5回に分けた授業というか遊びというか。80人前後が一般的だと言う。4週間だと1週間20人。週に稼働5日だと1日4人。それで、5回とは。1週間に1回通うが、その1回が50分。それで何の効果が表れるのか。疑問点も湧く。
 収益が見込めれば会社で、時間が掛かりそうであれば個人でと思っていたが、もっと以前の問題だ。いいところに目を付けたようだ。他人のお金で事業展開する。教育、特に子供のころは親も食費を削ってでも投資する。
 午後から弁護士事務所に行った。ここのところ、障害を持っていて兄弟に生活保護費を持って行かれている利用者の人権侵害について相談を受けて、動いている。本来、今日の話は成年後見の関係だったが、最初、その相談を始めた。私の思いをしっかりと理解したうえで、
 「社会正義の為に身を投じる覚悟があるなら徹底的に対応したらいいが、それをすると大勢の貧困者や経済的に困っている人、身内とトラブルを抱えている人などが押し掛けて来て、本来対処すべき社会福祉協議会、地域包括センターなどが何もしない。市も投げてしまう。どこも責任が生じるので動かない。それを、あなた一人で解決できるのか。もし、手や口を出していざとなったら、あなたに言われてそうしただけで、自分にはそんな気持ちはなかったと言われたらどうする。」
 そんな、今まで関わった五万という事例を思うと、私の思いは分かるが行動は危険だという。長々とその助言を頂き、最初はかたくなで受け入れられず意地を張っていたが
 「貧困ビジネスだと思われる。自分たちはバッチを付けているから、違法行為をすると色々不利なことが出て来ると思うが、佐藤さんは何の権限があってそうするんだと言われる。弁護士協会でそのような方に対する機関でひまわりというのがあるので、そこに相談するのがいいとおもう。金銭的な問題があると、法テラスを紹介してくれるから。」
 その助言を全面的に受け入れた。
 その間、ここ数回面接して採用の方向で動いていた私と同じ歳で、これまた同じ行政書士を持っている男性がハローワークに行った。NPO法人で採用する積りで、その求人番号などを教えて行って貰ったのだ。
その彼から、私が弁護士事務所に入って弁護士を待っている応接室で受信した。
 「いくら検索しても、その求人番号を入力しても出て来ないのですが。」
 「今から会議に入るので、担当者から連絡しますが明日になるかもしれせんので一旦戻って下さい。」
 そう返事して、切った。
 すぐに担当者に連絡したが、大事な会議で電話に出ないし、あとから会議中なので電話は無理と連絡があった。相談支援事業所の設置個別相談だったのだ。私の打ち合わせは3時から5時までに及んで、外に出てからNPO法人求人担当者電話をした。


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