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トップハート物語(5145)立志伝敢闘編
19/06/05
2013年(平成25年)3月中旬。
 朝から連続して社員が来る。居宅介護支援事業所の管理者兼ケアマネジャーは、沢山の郵便物と報告。
 「隣のマンションの住人からケアプランの依頼が来ました。また、先日、利用者の入居をお願いした高齢者住宅から『これからケアプランを外部のケアマネジャーにお願いすることにしたのですが、受けてくれますか。空きがありますか』と聞かれたので、6月に新人が来るので受けることにしました。」 
 そう返事が来た。
 急に本社の大東市に構えているケアプランセンターから朝一で連絡があり、余りにケアプラン作成多くなって対応し切れなくなったので、私の登録を認めた。
 続いて、介護次期管理者と支援責任者が来た。支援の方は、
 「また新規契約です。」
 と、言って契約書へ押印するのを求めた。
 介護次期管理者は、就業規則の65歳定年ヘの変更への同意書と毎年労働基準監督署に届け出る超過勤務時間と休日出勤の同意書を受け取りに来た。
 社員の賃金の計算をし、振り込みをして戻って来た。その時に、本社管理者から電話があった。
働きながら学ぶ介護プログラムで介護福祉士養成校に通学している者が修了するが、その登録料やレクリェーションインストラクターの登録料、介護福祉士会入会費などの経費を会社が負担してくれという養成校の要請を断っていた。
その件について、養成校から再度要請があったので、私と話をしたいと言って来たのだ。
 受けて、それから30分程度あれこれと人を替えて、経費を出してくれという。しかし、当社の社員でも自分で負担をする。それを、
「受講料が無料で給与も出して、社会保険も制服代も交通費も全部公費負担で、働きながら学ぶ、その事を実行していない者にどうして会社が面倒見ないといけないのか。」
を言っても、とにかく出してくれの一点張り。
そのうえ、受講生が当社員不信感を持っているなどと、養成校の口を借りて言う始末。そんな不信感を持っているのにどうして金を出してくれと言うのか。
 不快な思いをして、とにかく断った。一番気掛かりなのは、本社管理者がその養成校を出て私に対応している責任者などは恩師なのだ。その間に挟まって苦しい思いをしていると思う。何度か聞いて大丈夫というので、私も行政との契約通り
 「経費は、養成校への支払いのみ、それ以外は対象外との条項に基づいて対応している。その登録料などは、どこに支払うのか。」
 もちろん、受験指導センターなどの外部だし領収書もない。先に出せと言うのか。
 そう言い放って、数時間。嫌な思いを断ち切れない。間に立っている本社管理者もそうだ。そう思って、一番いい解決策を考えた。自分にとって相手にとっても最良であるはずなのだが、
 「養成校が立て替えて支払って、当社にその請求書を起こして欲しい。それなら支払う。」
 それを伝えるように言った。
 午後から、京都にて三か所の後見センターの打ち合わせがあった。2時間掛かって到着。前回に続いて、4時間ほど話し合った。内容的には、後見外の事業化、ワムネットへの助成金の申請、研修会カリキュラムの統一化、そして、組織の構築。
 一度そのように動いたことがあった。半年くらい打ち合わせをして具体化するときに、主催者でもある京都代表が梯子を外した。自分が東京大学のサポートセンターの組織に関わる方を選んで、せっかくの組織のトップが居なくなり崩壊した。その再構築を目指して、今月から再度集まった。
その中で、同じ京都の財産管理センターの代表から提案があった。勿論賛同する。しかし、愛知豊橋の代表が再度ネームバリューを考えて同じ代表に、
「参加をお願いできるように声を掛けよう。」
と言い始めた。
 私は組織を作ることが最前提で、トップは誰でも良かった。こういった組織が出来ることが大事なのだ。有意義な話し合いによって、今日は午前中の不快感を払しょくして気持ちよく終わる積りだった。
 それが、一転して困惑が充満する電話があった。認知症の妻の親族からだった。遠方から土曜日に出て来るという。認知症を妻に持つ夫の四十九日だという。そして、
「現在、入所している施設から連れて来てくれ。」
と言うのだ。
それはどうという作業ではないのだが、その土曜日には当社主催の成年後見研修会の最終日で、終日時間が取れないのだ。そのうえ、主だった社員が7名受講しているし突然の申し出にギリギリな配置で動いているのに、断れないし。折角の有意義な会議中、ずっとどうするか考えていた。
修了式や懇親会も遅くまで予定されている、一体いどう切り抜けるか。

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