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トップハート物語(5135)立志伝敢闘編
19/05/31
2013年(平成25年)3月中旬。
 奴が交通事故に遭遇したという。後ろからあてられたと、報告を受けたが新人の彼がいるのでそのほとんどを派遣した。その翌月には、一旦退職した者がケアマネジャーの資格を取得して、再度、当社にて勉強したいと希望し戻ってくることになった。
実習中に、登録をして貰いケアに入って貰った。1週間の7日のうち3日ずつ対応。そして、病院の看護助手をしている男性を確保。その病院の看護助手は評判がよく、ケアマネジャー勉強中の者も評価が高かったと聞いた。いずれも、その利用者の奥さんではなく、その息子さんの母親で、施設の理事長だ。
 その以前担当していた男性登録ヘルパーは、得た自立支援収益の8割もの報酬を支払っているのに、
「もっと払って下さい。」
とか、
「奥さんはこう言っているので謝罪しなさい。」
とか上から目線で、調子よく立ち回っていた。
おかしいことに、事故に遭った時にその施設が運営する診療所で治療を受けて、腰が悪いと休業補償を求める診断書を書いている。それ以後も、遠方にも拘らず通院して保険の補償を受けるように指導を受けていたようだ。
 加えて、休業にも拘らず個人の車を出して、その奥さんの外出の運転をしていたという。時々介護現場に顔を出して偉そうに叱責していたようだ。そんな奴、必要がないので、渡りに船とシフトを固めていた。
いくら治ったと言っても入る余地などない。それが、その利用者ではなく奥さんにとっても困ることになるらしい。電話が奥さんからあった。
 「クビにするのか、うちとしては困る。彼が必要だ。」 
 「腰を打って休業補償を申請するような状態では、受け入れられない。労働安全衛生法上無理がある。その事実を知って使用して、腰が痛いと言われたら補償する羽目になる。これまでも、数人そのような要求をされて大変なことになった。」
 「追突されたの、ケア中じゃない。関係ないところで当たられた。」
 「どこでどうされようと、関係がない。その事実は知っている。経営者として当たり前の判断だ。事務的な業務をしている訳じゃない。重度の障碍者の身体介護が中心だ。また、委託契約者との身分をわきまえずに、利用者の家族と懇意にして代弁者のごとく当社管理者に指示命令的な言動を継続的に行っていた。そのような人間を使用する訳に行かない。」
 そう言って、何度か話し合ったが埒が明かないので
 「それでは、その男性をどこかほかのところに登録させて、自分の家に派遣して貰ったらいいんじゃないですか。うちは、全く異論はありませんので。」
 そう言って突っぱねた。
 収益や金銭の問題ではないのだ。気持ちよく働く環境が一番大事で、如何にスムーズに指揮命令系統が作用するかだ。その環境を作るのが私の使命だ。そのために、辞める、辞めないで毎月混乱を招いた管理者を切った。
 その男性登録者が、もともとの登録先の本社管理者に電話を掛けて来たようだ。内容は同じだ。
「訳の分からないことを言って、言葉は声が小さいしよく聞こえない。ただ、クビだったら30日前に通告しないといけないのにそれもないとか言っていました。だから、クビとかという雇用契約ではなく業務委託契約だから、なんの関係もないと何度言っても理解できないようで。」
 「それだったら、面倒だから労働基準監督署にでも行くように言ってくれ。自分がどこと契約しようが二重契約だろうが、いつ契約を停止しようが自由だから。クビだとかの話をするレベルじゃない。」
 「また、休業補償の書類を書いてくれと言って来ているので、休業などしていないし当社とは関係ないと説明しているのですが、分からないようで。」
 「それはたぶん保険の関係だから。その書類を面倒だから貰って、保険会社の担当者を聞いておいてくれないか。俺が保険屋に説明して対処するから。あくまでの、休業などしていないしうちが証明するものではない。個人事業主だから個人で証明するのだ。」
 そう言ったが、要求するのは勝手だが現代の奴らの能力の限界ではなく、勉強する意識がないのだ。ネットで、自分が契約てしいる契約書を見て検索したらどんな権利があるのか分かるはずだ。本当に、困った人間が多くトラブル処理で時間がかかる。
 地方新聞の記事に当社の掲載を持ちかけられて、いろいろ便宜を図ってくれるので受け入れた。というのは、記事とは名ばかりでその枠を買うのだ。ゲラが出来上がったと連絡があり、
 「1部200円ですが、営業的に使用するなら1部100円でいいです。」
 何度も声を掛けられたが、断っている。

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