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トップハート物語(5096)立志伝敢闘編
19/05/11
2013年(平成25年)2月中旬。
 一昨日は、精神的にも肉体的にも不快な思いをする電話があり、また今でもまだすっかり醒めやらない。その一昨日は、朝一番で遠方の京都府の小さな市に向かっていた。3年前に盗難に遭ったバイクがリサイクルショップに販売され、それが盗難品ではないかとショップ店主が届け出たという。
それを辿って行くと、当社に当たった。なぜ、そんな遠方に販売されたのか。警察で事情を聴くと、この盗難に遭った地域にあるマンションの管理人が長期間放置されているバイクがあり、それを処分したくてそのような経路を辿ったという。
 警察からの電話では、まだ使用に耐えるという事だったので引き取る事にしたのだ。綺麗な街並みで、清潔感があふれていた。葉は落ちているが木々が生き生きしているような、空気が本当に美味しい山間の市だった。
面倒な手続きを終えて、マックで喫茶をした。バイクは、後日バイク屋が引き取りに行く事になっていた。暫く話をしたが、同行は新規事業所の責任者だ。一番気掛かりなので、それぞれの社員の状況を聞いた。売り上げは毎月順調に伸びているので、心配が無いが人材の問題がいつも起こっている。それでも、スタートして1年目だが設立した当時の社員3人はもう既に居ない。
 遠く離れている事業所なので悪い人間だと気付くのが遅れてしまった、大出電機メーカーの社員だった男をすぐに切って、常勤ヘルパーだった女性が結婚すると嘘をついて辞めて、管理者が半年以上に亘って辞める、辞めないで毎日のようにみんなを不安に陥れて、その間人材を整えて先月で切った。すっきりしたと思う。厄介な人間に振り回されないようになった。
 実質管理者となっているのは、入社半年の2級ヘルパーさんで経験が当社だけという者。主力として管理者候補で採用した介護職員基礎研修の若い女性は、当初、期待倒れだったが今はすっかり自信を持って無くてはならない人材に。
今年入社した20歳超えるまで中国人だった彼女は根性はあるが文化の違いに混乱している。金銭面の、われわれで言うなら汚さが余りに平気で。それでも、仕事面では一生懸命。同じく1月から採用した、勉強に来ている男性は、体は大きいが気が小さく真面目だが逃げ腰が気に掛かりどうやってやる気を起こすか課題だ。営業能力は抜群で、その効果は現れているという。
 16日から採用する新人は、大型新人で髪の長い綺麗な女性だが目が鋭くて性格がきつそうだった。しかし、思い切って採用した。目の鋭さは空手を今でもしているからだという。仕事を早く始めたいとの思いが今は前面に出ている。
将来の幹部候補生。実質管理者は当社に入って3カ月目に離婚。責任者は当社に入社して3年目に離婚。16日からの大型新人は既に離婚。3人の中核がすべてシングル。
 そんな人たちの話を聞き、これは大丈夫との安心感を持った。この日のスタッフブログに責任者の連続写真20枚くらいを掲載した。カラオケで踊っているところだ。その反響が方々からあり、話している時にも電話が沢山入っていた。利用者からなど、多くの電話は私の創世記を思い出した。
午後、同じ市の銀行に行く予定の前に、時間が空いたので食事をした。こんな山の中にある小さな市にも寿司処「長次郎」があった。彼女は、白子が食べられない。何度も声を掛けたが無理だという。今日も、白子の天ぷらを取って勧めた。いやいやながら、口にすると
 「これは美味しい。これだった食べられるかも。見た目が駄目だったのかもしれない。」
 そう言った。記念日だ。
 午後の銀行も順調に処理も終わって、3時半に戻って来た。5時間の行程だった。戻る最中も、戻って来てからも、寝床に着いてからもずっとこの朝電話があった、土曜日に亡くなった認知症の妻を持つ夫の息子行状が思い出されて、胸糞が悪かった。
 この日の朝、決心をして常識を持っている熊本に居る娘さんに手紙を速達で出した。住所は分かるが、電話番号が分からない。私は、当社の顧問弁護士に財産の管理をお願いしようと思っている。その依頼を娘さんにして欲しいのだ。
一人は、みんなの前では貰ったが、息子が電話を掛けて来てその財産を搾取しようと画策し始めたのだ。
 その日は沢山の電話があった。その中に、地方新聞の支社長が私に会いたいと言っている人物が居ると紹介してくれる事になった。

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