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トップハート物語(5053)立志伝敢闘編
19/04/19
2013年(平成25年)1月上旬。

 何度も歩き始めるのですが、天気が悪くなったりして頓挫します。また、景色や新たな発見のある楽しい街並みだったら楽しく歩けるのですが、無味乾燥な面白味の無い街で。

 朝一番に新規事業所管理者が来た。二人の雇用契約があるので、朝なら居るというので迎えに来て貰った。一番頭を悩ますのは人事だ。今は、菅理者が退職するとの事だったので手続きと後任で悩んでいる。手続きについては、社会保険労務士に相談したが実習型雇用の手続きを途中だが可能という事なので今月末までと結論に達した。問題は、その後だ。
彼女は自分で
 「自分は腹黒い人間ですから。」
 と、自覚しているように退職意思をこれまで数度表明されていたが慰留していた。もう振り回されるのは限界と受け入れると、自分を頼りにしている利用者に、
「今月で辞める。」
と告げ出した。
当然、障害者を担当して居る割合が高いので、混乱して来る。精神の問題を抱えている利用者にどうしてそんな事を言うのか、自分を高く見せる行為としか思えない。当然、会社が対応をするのにどうしてそんな事をするのか。扱いに手を焼いているところを見るのが楽しいのかもしれない。
 「精神的な破壊者だ。俺もそうだったのだが、ひねくれていると言えばそうだ。平穏な生活が自分の居場所ではない。彼女も家族や兄弟や親子で相当な環境に置かれている。それが小さい時から続いていたので、それが自分にとっては一番居心地がいいのだ。平穏に行くのが耐えられない。そのために、四六時中退職したいと言っている。止めてくれないとそれに輪を掛けて混乱させる。その後の人生の計画も何も無い。俺も家庭が崩壊して居て親子や兄弟の関係が正常ではない。自分で四六時中辞めると言って退職を続けて来た。自分がまともな生活が出来ないと思っていた。だから、彼女の精神が分かる。」
 そのような社員が何人か居るのを、例を揚げて話をした。
 みんななぜと思うような言動に出ているし交わろうとしない。ひねくれた性格は集団の中に入ると分かる。それでも、関わり合うように顔は見せる。しかし、混乱をさせたり、人を不快に思わせるような言動をする。どうせだったら参加して欲しくないのだが、参加するのだ。
 そのような話をして出発した。駐車場で居宅介護支援事業所管理者と遭遇。後見人の希望者が二人いて、そのうち一人は既に医師の後見相当の診断書を頂いているので、これから委任状を貰って戸籍謄本や住民票の受け取りをしに行って手続き開始をすることとなっている。
 もうひとりは、生活保護者で家族と疎遠になっている。民生委員から後見の打診があったが、まだ市長職権での沙汰は下りて居ないうちに入院手術という事になった。病院側では、
「緊急連絡先として誰かを立てるようにしないと出来ない。」
という話になった。
現時点では任意後見という形になるが、その手続きなども時間が掛かる。しかし、手術予定日は2週間後だ。緊急で、緊急連絡先だけでも成れるようにしたいのだが、周りの問題があるので慎重に進めて行きたい。
 新規事業所に入った。まず、中国残留孤児の娘さんで20歳まで中国ハルピンで過ごした彼女の契約だ。説明が大変なのだ。日本人にとっては簡単なのだが、理解が得られるかどうかが問題なのだ。すべての日本語に精通している訳ではないし、文化や考え方の違いで誤解を招く恐れがあるのだ。
一番の問題は信頼関係に基づいて仕事をするという事だ。彼女たちは手取り額が多くなるように、ただ一心それだけだ。当方としては社員として採用し社会保険などを付けたいのだが、手取りが減ると拒否する。
 説明しても、頭から拒否している。残留孤児の子供という事で何か特別な措置がなされて居るのかも知れない。それは分からないのだが、
「いずれはそのような措置を受け入れて欲しい。」
と告げた。
仕事は辛い思いをして苦労しているのか一生懸命に働く。その働きも、段々と日本の生き方が蔓延して来たのか、我儘な事を言うようになった。自分の収入は確保したいが、仕事は出来ればしたくない。そんな思いを少しずつ持つようになっている。
 もう一人の研修生だ。将来、独立して訪問介護を経営したいと思っている。その手段や手順を学びに来ているのだが、給与を出している。
 「時間の拘束なしで当社に利益を与える事を実行するのを条件に。自主自立の考えに立って、自分で考え自分で行動する。分からない事は聞く。逃げるな。」
 そう言って、何度も接触していた。
 いざ、出勤してどうだったのか数日の動きを確認しながら、再度同じ事を言った。
 なぜなら、新たなケアに入って貰う積りで話をすると
 「経験が無いので大丈夫でしょうか、と言われました。しかし、佐藤さんがいつも言うように、自分が経営者となったときに依頼が来てそんな事を言えないでしょう、ヘルパーさんに指導しなければならない立場なのに逃げてどうするんですか、と言うと分かりましたと返事している。」
 そんな話を事前に聞いていたので、まだそんな意識かと再度話をしたのだ。

『自分もいろいろしたいのですが・・・昨日は、書き込み途中でお呼びありそのまま・・講習会に・・・でした。』

『自分の条件だけでは・・・』

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