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トップハート物語(5049)立志伝敢闘編
19/04/17
2013年(平成25年)1月上旬。
今年は寒さが身に染みて、自分でも体調の変化に驚いています。これまで、暖かく感じたこの地方の冬に負けそう。

そう思っています。それでも、故郷に近付きたいと。

そう言われると、本当にウキウキします。

今も若者の意識に変わりが無いのですかね。そうだとすると、本当に素晴らしい。私どもも、小学生から郷土愛を叩き込まれました。

そうですね。監督コーチは何年もの計画で育成出来ますが、選手は1年1年が勝負です。

やっと、通常時間の出勤となった。しかし、意識がまだ臨戦態勢にならない。8時に新規事業所の責任者が迎えに来た。今年は一番ポイントとなる事業所なので、正月早々訪問することにした。
問題が内在している。まず、管理者が退職を申し出ている。1月末で受理した。これまで数え切れないほどの退職を申し出ているので、そのたびに振り回される。彼女は一番の必要性のある人材なのだ。それを知っていてそういう言動になるのか、はたまた精神的な問題があるのか。
毎月のように、辞める、残る、を繰り返す。そのたびに、責任者を始めとして振り回されてホッとしたりがっかりしたり。
 余りに続くので、責任者が大変な思いをするだろうが気持ちを切り替えて辞めて貰う事にした。しかし、問題は後任だ。居ないのだ。まず、その資格に叶う者が一人いるが全く何も出来ない。事務関係は無だ。そのうえ、人とのコミュニケーションや基本的な個人情報の保護やルールの理解が全く出来ないのだ。
そのうえ、社内のトラブルや動き的なものも外部に行って話をしてしまう。たとえば、今回の管理者の退職願いの提出についても利用者などにしゃべってしまう。管理者を頼りにしている利用者や支援センターの方に不安を与えてしまう事が理解できないのだ。
 その唯一の資格者以外には、しっかりした人材が居るのだが2級ヘルパーでまだ実績も無い。当社に入社した時が初めてのケア経験。しかし、如何なく実力を発揮して一番の頼り甲斐のある人材になった。
ところが、扱いがサービス提供責任者にならい尚且つ雇用条件もゆるいので、昨年末に非正規雇用つまり、
「パートから登録になりたい。」
と言い出したようだ。
最初は正社員として採用する積りだったが、経験が無いので本人がパートでと申し出て来たのだ。パートでも時間給なので働く時間数によって高額になる。
 そして、小さい子供さんが居るので勤務は土日を避ける。そうなると、常勤でもゆるい条件で働かせて貰い給与は高くなるので、手にした金額を見て驚き自分の働きとマッチしない恐ろしさを感じたのだろう。
登録でと言って来たので、即座に断ったのだ。事務的なものは頼っているのだ。その点の勤務を考慮するとどうしても彼女の力が欲しいのだ。
 責任者は管理者の退職願いの方向を忌憚なく告げて、協力を要請した。それならばと意気に感じて快く受け入れてくれて常勤にとどまった。そこまでだったらいいのだが、今日の朝迎えに来た責任者が
 「多分、近々離婚すると思います。母子になったときにどういう制度が利用できるのか調べ始めて居ます。また、親にも話をしているようで実家に戻って来るように言われているようですが、ここで頑張りたいと言っているようで。私も離婚して母子ですので色々教えて下さい、と言われています。」
 「待ってくれ、また離婚だなんて。俺がみんなにどう言われるか分からない。当社に入社して離婚者ばかり発生して。俺が離婚させているとみんなが冗談で言っているが、良い気持ちがしない。そんなに、うちの会社はそのような意識にさせる会社か。」
 出発するために事務所を出た。
 ドアを閉めようとすると、幾つか先の部屋から当社の社員が出て来た。30歳を超えて婚活を肉食系の意識をモリモリ出している彼女だ。美人で色白で持てそうなタイプなのだが、これまでも何度も失恋を繰り返していて、それでもめげずに獲物にアタックする。手に入れるのだが、破れてしまう。
昨年もアツアツの写真とその行き先などをスタッフブログに投稿していたのだが、半年前に終わった。途端、今度はまた別の男性を捕まえた。今の女性はなぜこうも簡単に知り合ってすぐに旅行に行ってすぐに別れるのか訳が分からない。
 彼女の動向を見ていると心配になる。実は、昨日私が事務所に入るときに男性と出掛けるのを見かけた。そして、今日は朝に男性と部屋を出て帰るのを見た。その彼女は、私が、彼女が30歳を機に独居をしたいという希望があったのでこのマンションに入居させたのだ。
その時は他の社会福祉法人の特別養護老人ホームで働いていた。もともとは当社の社員だったのだが、自分の甘さと当社の社員の包容力の無さがマッチしてしまって退職して行ったのだ。
近々戻って来させようとしてコンタクトは取っていたのだ。そのようになり、今では無くてはならない人材になっている。
 その彼女の夢は家庭に入ることだ。だから、心配なのは一挙に結婚へ突き進んで退職となるとここの自立支援は終わりだ。その彼女が私と新規事業所の責任者の姿を見ると近づいて来て
 「彼の実家に昨日挨拶に行って来ました。」
 そう言って嬉しそうに告げた。
 彼女は親や家族にアキレスを抱えており私は毎年つきあう男性が異なるのが気になり
 「また、失敗しなければいいが。」
 そう漏らした。

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