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トップハート物語(5029)立志伝敢闘編
19/04/07
2012年(平成24年)12月中旬。
 午前中は振り込みなどを済ませて、事務所に戻っていつものように年末調整のデータを少しずつ入力した。市役所の職員の現場研修を受け入れたのでその資料を作成。まだ、完成には程遠い。
20日までにスケジュールが詰まりすぎてどう動いていいのか分からない。今日も時間を取られる業務として午後から労働基準監督署の現地調査があった。指定された、タイムカード、給与台帳、健康診断結果表、労働安全衛生法にのっとった教育の資料など。すべて準備はすぐに出来るので問題は無いのだが、嫌な気持ちなのだ。
きっかけは、その新規事業所の責任者がゴミ収集車に激突。脇見運転の結果だが、その関連の調査だという。
 1時に間に合うようにNPO法人の団地内事務所に行った。まだ、早いので路上で待機していると地図を片手にうろうろしている男性が居た。それが調査員だった。部屋に入って待っていると突然、ノックもなしに入ってくる者が居て失礼だなと思って相談室で待っていると、何と知的障害者の利用者だ。
管理者の女の子が好きでバスを乗り継いでときどき突然通って来ると聞いて驚いた。私も面識があるので、話をしていると調査官が来て戸惑っているので、別部屋で待って貰うように促した。
 調査は型通りだったが、それは資料が取り揃えてあったからだ。健康診断書を見ながら、日付と指摘事項などを確認しながら
 「健康に問題無いですね。3人以上が絡んだ事故の場合、このように現地調査をして原因を労働環境状態にあるか探って居ます。健康を害しているとか勤務条件が劣悪だとか。」
 それを聞いて安心した。
 当社はそんな問題になるほどのもの無い。ただ、休暇が本人の意思によって管理しているので、業務の状態を見ながら休暇を自分でコントロールしている。それを見ると彼女の場合、この数カ月休暇が月2日から5日程度となっている。ここを指摘されるかもしれないと思って、事前に
 「彼女はこの事務所の責任者で居宅介護支援事業所の管理者です。そして、ケアマネジャーもしています。立場上管理者ですので労働基準法や就業規則に拘束されない勤務をしています。それに対して、手当は160時間で区切ってそれ以上の勤務時間に対して超過勤務の計算で手当てを支払っています。」
 そう言って、給与台帳を提示した。
 タイムカードを見て、
 「80時間以上の超過は無いようですので、問題は無いと思います。疲労で居眠り運転という事は無いですね。どうして事故が起きたのですか。」
 それに対して、事故状況を改めて図に書いて示して
 「私の脇見運転です。疲労という事はありません。」
 そう責任者が応えていた。
 20分程度で終わった。労働安全衛生法や運転者の教育関係も彼女が運行管理者の資格を取得しているし、安全衛生法の講習を私がしているのでその資料を提示した。そのほか、健康に異常があった時に自主的に申し出て産業医などの診察を受ける制度も社員に通知しているのでその点も示したので、問題は無かった。
 終わってから、外に出てミーティングをした。事務所より外の方がいいので、知的障害者をバスの停留所まで送ってバスに乗せてからミスタードーナッツ行った。市役所の現地での研修会はこの団地内で行うのでその打ち合わせ。
また、社会福祉士兼ケアマネジャーとの契約が明日あるがその窓口となっているのかこの地区の責任者なのでその打ち合わせ。など、その時に
 「実は、管理者がサービス提供責任者を下りたいと言い出して。そして、今度は頼りにしていた常勤社員が、常勤で土日祝休みなのは自分だけなので、登録に戻りたいと言い出して。折角組織が固まって来てみんなで力を合わせてと思っている矢先に、そんな事を言いだした。それも二人同時で。」
 「どうして、女ってこんなこと言い続けるんだ。もう、管理者は毎月だし、常勤社員だってあれほど一生懸命にすると言って先日一緒に飲んで忘年会を開催したばかりだ。それもメールで。」
 こんな言葉が続く意味が分からない。
 毎月、いや2週間に1回くらいこのようなことをいう。腹が立って来る。日頃は意欲がありそうな意識を見せて、大体メールでそんな事を言って来る。
 クリスマス会の準備品を購入しに行って、結果的には遅くなって事務所に戻れなかった。愛知のNPO法人代表者から電話があり、調整の結果25日に京都で会って今後の話し合いをすることとなった。

『信じられないことばかりです・・』

『朝から・・出たまんまでした。 』

『自分にどれだけの力ある? 』

『現実はっ知らないんだ・・駄目ですよね・・ 』

 ずっと、戦後はこんなことで日本は進んで来たんでしょうね。明治維新の志士のように国を思って命を捨てるなど、あいつらにとっては物語の世界でしょう。

 お疲れ様です。雪が大変でしょうね。こちらは、ひとケタ台の気温になり寒さが感じられる頃になって来ました。私は、帰郷を離れてから今でも年間を通して素足です。


 これから、また一人を問い詰めて自覚なければ放逐です。

 評価以前の、常識問題です。







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