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トップハート物語(5028)立志伝敢闘編
19/04/06
2012年(平成24年)12月中旬。
 組織や集団になると、無駄を無駄とも思わなくなる傾向にあり、その制御が難しい。

 それを口にすると、必ずこんなに一生懸命にやっているのに、と自分の働いた収益を考えずに自己評価だけで言って、受け入れないと辞めると言いだす。

 そうですか、トラウマになっていますね。

 人材の問題が、企業存続に繋がって来ます。まともな人材が希少価値になってしまっているから。

 朝一番から請求が相次ぐ。点字の契約書が完成したと担当者が請求書を持って来た。安く視覚障害者の組織に依頼して135000円だった。続いてNPO法人の新たな成年後見制度と周辺の収益事業を掲載したホームページの作成が私の仕事の遅さで完成が遅れて居て、
「その支払いだけは終わらせておく。」
と言ったので、請求書を持って来たが260万円余りだった。
夕方、外出先にクリスマス会の幹事から電話があり、見積書が会場のホテルから届いていると連絡があり、その金額はホテルに支払うだけで290万円を超えるという事だった。
そのほか土産代やイベント商品代、埼玉や仙台からの招待者の交通費や宿泊費などを加えて約600万円の経費だ。
 そんな事があっても、予算していたので問題は無いのだが、早朝から嫌な電話がうるさくて不快な1日だった。訪問看護の希望を以前から私が持っているので、機会があればと思っているときにひょんなことで私が入院中にお世話になった看護師から電話があり、そのような話に発展した。
そして、具体的な話になる前に、メールが来たのでそれに対して返信をした。簡単にいうと、
 『あなたの氏名も、どこに住んでいるかも、どこで働いてどんな経歴かを知らない。正式に話し合いをするなら、ハローワークで当社の求人に応募するなりして素性を明らかにしてから話し合いをするのが当然では。また、現在の収入が年収600万円を超えているというのであれば、訪問看護ではその収入以上の額は得られないのがはっきりしているので、どうしてそんな世界に新たに足を踏み入れるのか理由もはっきりしない。・・・・」
 などと、沢山の疑問点をメールした。
 単なる顔を知っている程度なので、当然の話をしたのに対してしばらく何の音沙汰もなかった。諦めたのかと、忘れていた。
しかし、突然、昨日連絡が来た。忙しいので、出られず折り返ししたが今度は出ない。夜にかかって来たが出られないので、そのままになっていた。そうすると、この朝8時ころに電話があった。
 「緊急にお話ししたい事があるので、時間を頂けませんか。」
 「今月はもう無理です。予定がずっと入って居て時間が取れません。」
 「少しだけでも時間は無理ですか。緊急に話をしたい事が出て来ましたので、お願いします。」
 「無理ですと言って居るでしょう。年末で、忙しい。新規事業も行っているし。」
 「クリスマス会などですね。」
 当社のホームページを見て皮肉の積りだろうが、この人間には何の関係もない。別に迷惑を掛けている訳じゃないのだから。自分が、時間が欲しいのにクリスマス会に関係ない自分にとっては無駄な時間だと思うのだろうか。
 それこそ、関係無い事に口出しするな、と言いたい。
 「それでは、少しお時間よろしいでしょうか。資料作成などの準備を進めているのですが、忙しくてなかなか手を付けられない。勤務中などでどうしようもないので、準備室としてどこか部屋を借りて欲しいのですが。」
 あきれ果ててしまった。常識が無いばかりか、こんなバカげたことを口に出す。そのうえ、
 「3か月あたりから、一人当たり月100万の売り上げが見込めます。移動時間や単価を見て計算しました。」
 アホか、そんな簡単ならみんなこの業界に入って居る筈。訪問が効率よく、自分の無駄な時間が無いように次々生まれるならそれはいいことだ。
 「訪問看護の経験があるんですか。」
 「無いですが、友達に聞きました。」
 「その友達はどこで運営しているんですか。」
 「自分がしているんじゃ無く、働いています。」
 「働いている人、経営している人手は立場が全く違います。どうして、そんなにこの事業をしたいのですが。どこかで経験してからの方がいいんじゃないですか。」
 「私も新しい事をするのに、年齢が高いのでもう余裕が無いのです。」
 「それは会社には関係の無い事です。あなたの年齢がどうして事業を構築するのに関係があるんですか。企業は継続して初めて成り立つんです。一人の都合でそんな安易な事はできません。収益を得るまでの給与はどうするんですか、どこから持って来るんですか。」
 「お給与は会社から出るんじゃないですか。」
 もう話にならないレベルの時間だ。
 丁度社員が来たので
 「お客さんが来たので切ります。」
 そう言って、切った。
 訳が分からない人間の住んでいる地域だ。顔しか知らない人に金を貸してくれと言われたら金を貸すのだろうか。

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