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トップハート物語(5014)立志伝敢闘編
19/03/30
2012年(平成24年)12月上旬。
そのケアマネジャーとのやり取りだ。
 『クリスマス会の日にちは私どものクリスマス会と同じ23日だそうです。』
 『いつものようにケンタッキーフライドチキンを人数分購入するように。昨日、店の前を通ったらクリスマスセットなるものがあったので、それを人数分注文して届けて貰うように』
 『セットだったら、一人1000円くらいするんじゃないですか』
 『金額なんて、幾らかかっても構わない。先生から受けた恩に比べればごく微々たるものだ。君が俺を詐欺師の仲間だと疑っていた時に先生は全く見ず知らずの私に手を差し伸べてくれた。』
 そのメールを見て、慌てて彼女は電話してきた。
 「私がそのような気持ちを持っていたら、この会社にずっと居られるわけ無いじゃないですか。」 
 その言葉には応えなかった。
 彼女は確かに私を追求していた。それは、当時から同僚だったNPO法人常勤理事が知っていた。
 午後一番で銀行に向かって、昼食を摂った。社会人になって以来43年間、牛丼は吉野家一本だ。その吉野家で焼き鳥つくね丼が始まった。それを食べたかった。店内はいつもにも増して満席だった。いつもお昼時でも席は空いているのだが、やはり新たなどんぶりを食べたいファンだろう。
いよいよ、認知症の妻を持つ夫が不摂生で入院している病院に行った。2時より10分前に入ろうとすると、電話が非通知であった。誰だろうと出ると、
 「労働基準監督署です。お宅のNPO法人ケアプランセンターケアマネジャーが10月の28日に引き起こした交通事故の件で電話しましたが留守番電話になるので、本部に連絡しました。」
 そう断って、
 「現地調査に行きたい。ついては、健康診断書、タイムカード、給与台帳を準備して本人の聴取をお願いしたい。」
 そういったような内容だった。
 実は、彼女はその指定された日に脇見運転で停止していたゴミ収集車に激突。相手はびくともしなかったが、彼女が乗車していた車両が大破。しかし、幸いに彼女は何の怪我もなく通院や治療も無かった。
ただ、相手のゴミ収集車に乗車していた3人との交渉が難航したと聞いていた。これで、2度目の労働基準監督署の電話での聴取だったが、今度は現地に来て書類を見たいというのだ。
 社会保険労務士にその旨を話して、見解を聞いた。
 「ひとつは保険会社が労働災害保険を何らかの意図で申請している可能性がある。もう一つは、100パーセント近い形で非が彼女にあるとして、その労災を申し立てている3人の運転手の適用上、一部か大部分か分からないが、お宅の労災で負担して貰う事を考えている。また、その申し立ての被害者が不審な点があり、大破した車両に乗車していた彼女が全く何でもないのを確認して、尚且つ、勤務時間や健康診断の受診など労働安全衛生法上問題ないかを確認したいのだろうか。」
 そんな話があって、彼女にその旨連絡して彼女が加入している保険会社にも確認したが、分からず仕舞だった。
 そのまま、時間が無いので病院に入った。それから2時間もかかった。約束は2時だったのだが、遅い遅い。退院後の使用する薬を持って来たのが3時ころ。退院に際しての話を主治医に聞きたかったのだが、何の音沙汰もない。ずっと待っていたのだが、
「待って下さい。」
という看護師の言葉に従って待っていたのだが、誰も来ない。
その間、認知症の妻を持つ夫が
 「ヘルパーさんは何もしてくれない。買い物を頼んでも忙しいと行ってくれない。」
 「毎日の食事の準備はちゃんとしていますよ。買い物、調理、奥さんへの食事介助、排泄介助など多くの仕事を一人で二人分やって1時間半しか請求していない。超えてもみんな我慢している。あなたの買い物は、通常の食事の他の豚まん、カステラ、追加での寿司などそれも百貨店で無駄遣い。この数カ月で折角満期になった奥さんの170万円が無くなったんですよ。ここの病院の支払いはどうするんですか。支払わないと出られないですよ。」
 「なんとかポケットマネーで支払ってくれませんか。会社のお金で負担して下さい。」
 「何をばかなことを。」
 「分割で支払うことはできませんか、そのように話してくれませんか。」
 「いいですか、幾らでも無い二万くらいでしょう。どうして、無駄なお金は何百万も使えてちゃんとした負担は出来ないのですか。」
 「息子や娘がお金を貸して返してくれない。」
 「奥さんは、昔から私が働いて稼いだお金も無駄遣いで使っていたと言っていましたよ。」
 そんな空しい話をしなければならないかなしさを感じていた。

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