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トップハート物語(4991)立志伝敢闘編
19/03/19
2012年(平成24年)11月中旬。
『最後の決断と・・アドバイスはしなければ・・・ 』

『昔、原宿はのんぼり静かでしたね。』

『そういうことも視野にいれ、小さくてしっかりした事業所もいいとおもいます。』

『金銭感覚・・都会東京は違います・・怖くて行きたくない・・ 』

『そうなるでしょうね・・・ 』

 「ケアマネジャーだって同じだ。病院に付き添って行ったり、入院中に物を運んだり、不在の家を掃除したり洗濯したりするケアマネジャーもいる。ケアマネジャーは動いていはダメだ。人を動かせる能力が無いと駄目だ。専門職のプライドを持ちそのシステムを構築しないと。医者が往診すると往診料を取られる、弁護士も同じ。公証人だって同じだ。そのような専門職なのだから、指示を的確に出して的確にまとめ的確に運用するようにしないと。」
 林檎が沢山溢れたのと、東京からの土産物を分けるのも必要になり、加えて仙台から母親が笹かまぼこなどを大量に送ってくれた。
その大量の食品を分けるのに手伝わせたが、それぞれの部署に行く時間が無い。彼女らを中心に分けるようにした。申し訳ない、現場の部署のみなさん。
 時間になったのでスタートした。9時半の予定を10時に変更して貰った利用者宅。私が以前担当していた利用者だが、新ケアマネジャーに変更して貰った。少しだが、困難な事例だった。
家庭内別居の夫婦だけの家庭で、奥さんは機関銃のように言葉が途切れない、人の言葉を聞かない方。旦那さんは片麻痺で神経も少し麻痺しているので、排せつに難点が有り。しかし、亭主関白。同居は難しいので、話合って旦那さんが施設に入る方向でまとまった。ところが、まだ、旦那さんは要支援。
 有料老人ホームに入る事になって探し始めた。幾つか見繕って、
「離婚して手切れ金を渡して、それ以上関わりたくない。」
という新人ケアマネジャーの報告で、奥さんは自分で後見人の勉強をして誰かに後見人をして貰って金銭の負担から逃れたいとの思いだった。
 しかし、基本的に後見人が付くのは精神障害や認知症が有り判断能力が無い方に付くのであって、旦那さんはまず無理だ。
それに、
 「基本的には親族がいたら金銭などの管理は後見人がするにしても、入居などの際に保証人や身元引受人は奥さんがいれば当然その任に付くし、最終的な金銭の負担は生まれてくる。」
 そう言って、いや離婚しますという言葉を期待していた。そうであれば、もっと突っ込んだ話が出来るのだが、そうは言わない。
 「10年くらいの寿命で考えていますが、それ以上生きられると預金も無くなってしまう。」
 そんな言い方で、離婚など一言も言わない。
 私が担当していた数年前も四六時中離婚すると言っていたのだが、大事な場面では一言も言わず、気にして欲しいだけ。それに気付かずに新人ケアマネジャーはその愚痴をずっと聞いていて、本気にして私にその相談をしたのだ。
1時間以上もいつもの愚痴を聞き終わった。ケアマネジャーはモニタリングで平均2時間は拘束されるというのだ。こんな生活をずっと続けて終わるのだろうか。
 少し早目だったが、食事に向かった。以前この土地に来た時には必ず立ち寄る店だ。新鮮でおいしい、そして安い。夜は焼き鳥屋だが、昼間は美味しい食事を出す。新鮮な魚も美味しい。NPO法人常勤理事を呼んで3人で食べた。それぞれ、マグロの中おち丼に別おかづを単品で付けた。私はアジフライ、NPO法人常勤理事はカレイのフライ、新人ケアマネジャーは鳥もものチリソース。
 この日、入院するかどうかの瀬戸際に立たされた認知症を妻に持つ夫の診察があった。勝手に外に出て買い食いや通販で梅干しや何やらを発注し、ここ2カ月体重が大幅に9キロ増えてとんでもない状態になった。
医師、訪問看護、訪問介護、デイサービスなどで厳しく話をしても平気の平左で、ついに腎臓に変化が表れ、心不全の兆候があると中間報告が有り万事休すかと思った。入院は別に構わないのだが、問題は認知症の妻への対応だ。独居に耐えられない。身元引受が居ない事には、ショートも受け入れられなくなった。
 午後になり、
「入院は無いようです。」
との報告が有り何とかホッとした。
この間、私が上京した事も有り、電話での状況把握と指示だった。医師、訪問看護、デイサービス、訪問介護との連携や指示がうまく行って何とか行けた。明日、今度はその副産物である飛び火の診察も有る。我儘な言動が多い利用者にとって、医師は絶対的なものとして従うので医師によって拘束して貰った方が周りは安心だ。
 ある有料老人ホームから電話があった。自費の通院希望だ。
 「訪問介護事業所に電話を入れましたが、何度掛けても出られなくてやっと出たと思ったら後から掛けると言われて待っていましたが掛って来ません。ホームページを見て掛けさせて貰っています。宜しいでしょうか。」
 と、言って有料老人ホームから病院までの往復付き添いだけの依頼だ。料金を聞かれて
 「1時間2000円です。」
 「おたくは本当に安いですね。」
 「他の会社の半額です。」
 そう言ってから、後見制度にも携わって来たのでいつでも、言って下さいとPRした。



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