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トップハート物語(4940)立志伝敢闘編
19/02/20
2012年(平成24年)10月中旬。
『簡単に言える仕事ではないですね。これから、私もチラシをつくりランダムにポスティングします。』

『大きくなれば大変ですね。私にところは名前を憶えてもらう努力です。』

 そうですよね。地道な活動を継続的に続ける事によって、必ず成果は表れてくると信じていますし、今までもそれを実行して来ました。

 いや、別に何もしなくてもいいのですが、私が同じ部署にとどまっていたり、ポストにしがみ付いていたりしたら誰も前に進みません。常に、私が勝手に動いているだけです。一般的に表現される、いわゆる遊び的な時間を好まないので、結果的にそんな時間や機会が私の遊びです。

『椅子に座って、おいでおいでして来るもんじゃないし・・・お話してみて人なりを見てもらう。これって大切だと思う。 』

『今は・・自分も同じです。若いとき
しっかりと 遊んで遊んで 飲んで・・・』

 今日の予定は、11時から商店街活性化プロジェクト委員会委員長と、その活性化パフォーマンスの中核となる空きビルの状態の確認と家賃などの打ち合わせがあるのだ。管理している不動産屋の責任者も来る。
 朝一番で、新規事業所の責任者が来た。問題が沢山ある中で、新たな問題が出て来た。辞める、辞めると毎月、ここ半年言い続けている管理者の後任として採用した者が居る。
管理者の方は、結構有能で真面目で能力も有るのだが、優柔不断ではっきりした物の言い方が出来ない。何かあると、面と向かっている時には言わず、夜遅くにメールで言って来る。たとえば、
  『突然申し訳ありません。今月で退職させて貰えないでしょうか。』
 とか、
  『突然で申し訳ないのですが、明日朝相談したい事があるのでお伺いしていいでしょうか。』
 などと。
 また、退職願を何かと一緒に誰かに預けた事もあった。その後任の人選が厳しい状態だった。信頼が多方面からあり、継続的に彼女に対した支援要請が自立支援センターからある。
また、利用者も彼女を信頼しており多方面から来てくれとの要請もあるので、他者をもって代えがたい存在なので退職後には多大な損失が生まれると思って、その申し出に対処していた。
しかし、責任者も余りに多くの、退職するとの言葉に段々と不安から怒りに変って来て、相談があった時に
 「もう、これ以上振り回されても益にならない。諦めて、一旦リセットして再出発をしよう。」
 そう結論づけて退職を受け入れ、いつに退職するのかをはっきりさせて戦略を練ることにした。
 それを決めた途端、退職理由が回避されて無くなってこのまま在籍するとの事に急変した。退職理由は、隣県の遠方に親が居るので転居して仕舞うので通勤に2時間掛り無理との事だったのだ。
その同居も、再婚した相手の家で祖父母や姪、はては婚約者と同居して共同生活をするというもの。最初聞いた時には奇抜で本当か、と疑った。それが、フィアンセが職を賭してまで転居しないと言いだしたようで。
しかし、今同棲しているアパートが今月で切れるのでどこかに行かないと行けない。そのうえ、今月でフィアンセの勤務先との契約が切れて失業する事になる。
 辞めるにやめられなくなったという事だ。その準備した彼女の後釜は、今の責任者の口から言わせると
 「全く彼女の後釜の能力がなく、逆にトラブルが生まれて来ています。」
 「どんな事が有るんだ。」
 「たとえば、利用者宅に行って内部の様子を言って管理者から怒られてばかりいると言っていたので、管理者がその利用者宅を訪問すると怒らないでくれと。また、シフトの責任を何人か持たせてさせているのですが、何でもかんでも管理者に聞いてくる。何かさせようとすると、自信がないので出来ませんと言って、泣く。周りのヘルパーさんも段々と彼女に対して心配になって、逆に念を押したり。また、利用者宅で携帯電話を操作するのが目立っていて注意を受ける、それを言うと『分からないようにします』などとピントのずれた返事をする。利用者と個人的なメール交換をするなど、障害者の中には彼女しか駄目というのも現れて。注意力が散漫で、これからトラブルが起きてくる可能性あります。」
 「そうか、それだったら次から入って来る社員とのレベルの差が社員同士のトラブルに発展するだろう。籍を変えて直行直帰にするか。」
 などと、温厚で我慢強い彼女の口から厳しい言葉が出ているので、止むに止まれない思いなのだろう。
 その意を汲んで、配置転換も辞さない考えを言って置いた。その、彼女が
 「管理者に最終確認だと勤務継続の意思を確認しました。退職はしないとはっきり言いました。でも、社長に退職の話をしてしまったのでこのままいていいのかと心配していました。」
 「俺は、最初の退職の意思などは聞いたがそれは4月だ。そして、その後取り消して継続して勤務すると言うのを本人の口から聞いたのが8月だ。それ以降、また辞めるとか言っていると聞いたのか責任者からで本人から聞いていないので、別に気にする必要はない。」
 それだったら、事業展開をし易いのでやっと落ち着いて処遇改善加算を貰う事にした。その申請書を作成した。
 昨夜も、辞めると言う際によるメールを寄越す管理者がメールを10時過ぎに寄越した。またかと開いてみると、一昨日幻の林檎「秋映」を全員に配ったのだが、そのお礼と味の絶賛だけだった。長野県の農園から直接1個410円で購入したものだが、大きくて手が完全に隠れてしまう。

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