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トップハート物語(4936)立志伝敢闘編
19/02/18
2012年(平成24年)10月初旬。
『定期的に使う、透析の方とか・・・確実な利用者さんを抱え込むことをかんがえれば・・ 』

『楽しい気持ちでケアすれば、相手にも響きます。自然に、ありがとう・・・でます。 』

『うちもそうですが、待つジレンマ・・・早く事業所として歩きたいです。名前の告知も大切なんで・・・』

 新規事業所だったら我慢します。既存の、既に13年も経過している事業所で営業をした事が無いというのは恐らく無いでしょう。この、高齢者が増加している時代に、大幅に減っているとは。何もしなければ何も生まれない。

 『そんな時代は、もう来ないのでしょうか。利用者の気質も大きく変って来たような気がします。事業所は利用者確保で我儘を好きなだけ受け入れる。』

『そんなに多勢は居ないのです。以前は10台あった車両ですが、今は6台です。もう1台でも大丈夫です。』

 外でのすべての業務が終わって、事務所に戻って来たのは夕方6時頃だった。立て続けに電話が鳴った。最初は、私が交流をしている全身性障害者の30代の女の子。
 「サービス提供責任者のMさんが先日ケアで来たんですが、その時に私の友達になれる人は酷い馬鹿か賢い人がどっちかだ、と言われたんですがそれって褒め言葉ですか。凄く傷ついたんですが。」
 「俺はちょっと分からないな。俺に聞くより本人に聞いたらいいと思うので、電話を掛けさせる。」
 そう言って、強引に電話を切ってその言葉を言ったという本人にメールで電話番号を念のために添えて連絡した。
 障害者の彼女は、凄く精神が不安定で障害者になったのも自分でそうしたのだ。幸い命は取り留めたのだが、障害が残って寝たきり状態になってしまった。既に当社での関わりは5年目に入るが、その間もヘルパーさんは苦労していて、彼女の精神安定を優先に図っている。
その為に、ヘルパーさんは既に何十人と替わっている。言葉一つ一つ選んで話をしても、こんな風になってしまう。私とは気が合って、電話ではいつも30分が最低で今日のように、早く切れたのは初めてだ。掛けてくるのも、いつという感覚が無く、大事な場面でも掛って来るので、最近はそんな時には出ない。
 それが終わると同時に、外部からの電話が入った。宮城県人会事務局からだった。11月10日の土曜日にリーガロイヤルホテルで県人会が有り、その時に後輩の「サンドウィッチマン」がゲストで来る。それを聞いた社員の中から自分も子供もファンで行きたいという希望があった。その為に、県人会の会員ではないのだが参加が出来るかどうか問い合わせたのだ。その返事が来た。
 「参加して貰えるのは有難いのですが、ご一緒の方は友人とか。」
 「いや社員です。」
 「参加して貰えるのは大変嬉しいのでが、お子さんの参加は想定していなくて、ホテル側にも確認しないと行けないし。会費をいくらにするかも会長とか上の人と検討してご連絡させて頂きます。」
 「大丈夫です、会費はちゃんと正規に支払いますから。」
 「いや、ありがとうございます。ところで、受付の時点での御関係を友人とさせて貰ってもいいでしょうか。」
 「それは全然構いません。」
 「御親戚とかそういう形ではないのでしょうか。」
 「いや、社員です。」
 「分かりました。また、ご連絡させて頂きます。」
 そう言って、電話を切った。
 私の我儘で、事務局も困っているだろう。
 会費は8000円だ。そのほか、年会費も支払うので一人12000円になる。正真正銘の宮城県人である先輩も仙台から来るので、合計大人5人と子供4人になる。
 そして、車に戻ると今度は本社管理者から電話が掛って来た。
 「いま、お時間宜しいでしょうか。先ほど、今月から入社した新人の女の子から電話が掛って来て、『今月に入ってから、旦那と夫婦げんかが絶えないので、辞めさせて下さい。朝早くから夜遅くまで働かせてこんなに子供のことを無視した会社はおかしい。試用期間なのに一人で仕事をさせようとするのはおかしいそんな事を旦那さんが言いだして』そんな訳のわからない事をいうので、8時から夕方の6時までバリバリ働きたいと言って希望したのは自分じゃないですかと言ったんです。休みも日曜日に月1、2回程度でいいと言っていたのは自分で、その希望に沿ってシフトを組もうとしていた筈です。そう言ったら『夫婦間の事に第三者が口をはさまないでください』なとど、訳のわからない事を言いだして。」
 そんな感じで、我慢できなかったのか一方的な話を聞いていた。
 新人の彼女は医療系の病院で5日だけ働いて、職場環境になじめず退職した直後、当社に応募してきた。何度も面接をして、意欲があるので採用した。子供を保育園に預けて、バリバリ働くと意欲を語って、
「早朝から夜間までオーケーだ。」
と言っていた。
そのようにしようと、先月は同行してお試し保育で3時までのシフトだった。昨日、彼のメールで意欲が有り教育し甲斐があり、将来が楽しみと言って来た矢先の今日の出来事だった。
 30代半ばで、私もその評価を高く買って他のスタッフにもその話をしていた。バイクの新車を購入して数日でリタイアだ。こんなことが許されるのだろうか。管理者の遣る瀬無い怒りに圧倒されて、何も言えなかった。
私の方が経験が有り過ぎるので怒りを簡単に抑える事が出来たのだ。普通の事がこの時代の人間は出来ないのだ。
 昼間1日中求職者支援事業の講師をしていた。悪いクラスだと思えたのだが、いいクラスに見えて来た。礼儀も正しく、講義内容も大変為になった、と言い次を楽しみにしているというアンケートもあった。

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