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トップハート物語(4920)立志伝敢闘編
19/02/09
2012年(平成24年)9月下旬。
『私も・・根を詰めて働きすぎて・・・入院してやっと身の程を知り・・きをつています。 』

『自分の都合ばかりで、世の中動きません』

 今年に入り、多数のこのような問題が起こり頭痛の種です。トラブル事例を出版したいくらいです。

『世の中・・・あまり働かなくてもいい人は・・さぼろうが・・自分勝手
生活かかってる私は・・・やらねばなるぬ・・です 』

 朝一番で、今月採用して後見関係の仕事を専従させる予定の社員と面談した。本当は火曜日に面談予定だったが、出来なかったので今日になった。本題は、彼女の意識改革だった。でも、それは40代女性に対しては無理だろうな、もしかしたら彼女から退職の申し出が有るだろう。そんな意識でいた。約束の9時に来た。
 「これまでの貴女に接した社員、研修先の代表などに話を聞きそのまとめを話したい。まず、一般論として聞いて欲しい。」
 そう前置きして、組織とはという話をした。
つまり、業務命令が最優先でそれを守れないと会社という組織は維持できない。そんな話だ。続いて、彼女が籍を置くNPO法人という組織論。総会、理事会、そして彼女が位置する職員の意識や理事がすべてのものを決定して、事務局職員はその会員や理事の融和を図りながら目的となる事業事項を運営する必要性が有るなど。
 「そして、その指示を拒否したり自分の考えだけで判断して理由にならない理由を言って、必要な仕事を回避しようとしたらなめらかな運営は出来ない。」
 そんな話をすると、具体的に話をしてくれというので具体的に話をした。
 「研修に行っている週2回の他の日にケアをして貰うとしていた筈だ。当社は高齢者や障害者のお世話をする仕事がメインだ。後見についても同じで、やはり主体は認知症の方や精神障害者の方、知的障害者の方になる。その方を対象としてお世話をするのに、後見の仕事が有るなどといって拒否したらどうなるか。みんな、後見という言葉を出されてそのうえ渡し直轄なのでそれ以上言えない。」
 「拒否はしていません。社長が1日1ケースのケアをして貰うと言ったので・・・」
 「1日1ケースなどと言っていない。1ケースか2ケースと言った筈だ。それがなんだ。少なくても、これから多くのそのような方に接しないと行けないのに、初めてのところは行けないとか後見養成のカリキュラムを作らないと行けないとか、勝手な理由を付けて言っていると言うが自分勝手な判断は組織からするとおかしいと思いませんか。業務命令が異常だったり社会的常識から外れているなどの場合は別だが、あなたに指示しているのは全員理事だ。その理事の指示を無視して自分勝手な無いものをあるように言って拒否するなど言語道断だ。」
 などと、言うと予想通り泣き始める。
 これが大方のパターンだ。
 「止めるか。」
 暫くして、退職しますと言葉を発した。
 後から考えると、私は話し合いを止めるかと言ったのだが、もしかしたら会社を辞めるか、という意味に取ったかもしれない。
 その後の彼女の態度はこれまでの淑女的な評価から、社会人として通用しない態度になった。これが、彼女の裏の顔だと思った。早く、判断してよかったと思った。
 その後、来月一杯で退職したいと申し出ている社員と面接した。本当の退職理由を聞きたかったのだ。家族の問題が大きく引きとめられなかった。確かに、その顔は幾分痩せこけていた。
 「自分の体がいつまで持つのか、不安なので出来るだけ早く退職したかったのですが、社員は30日前に届け出るという事なので来月末にしました。」
 そう言っていた。
 親の骨折を機に、寝たきりになり介護をするようになった。朝夕の介護のほか、入浴などの援助もする。親が、他人が部屋に入るのを極端に避けて尚且つ、我儘で怒鳴る親だったようだ。
それに輪を掛けるように、自分の子供が適応障害の軽度の症状を見せて来たようだ。診断の結果、親が接しないと進行して躁の症状を示し、最悪の場合躁うつ病になるとの診断だったようだ。
その為に、当社の時間的日数的な条件から社員として難しくなったという事だ。
 「提案だが、近くの事業所が人手不足で困っている。そこに、パートでも登録でも行けるならお願いしたい。働く意欲が有るのか?」
 「意欲はあります。」
 「生活はどうするんだ。経済的な問題だ。」
 「お陰さまで、この会社に入社で来て1年ですが、半年生活して行けるくらいの貯蓄は出来ました。」
 そんなに払っていたかな、と、疑問と嬉しさが交錯した。


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